去年の白なたまめを使い、煮豆料理を作りました。
先ず、白ナタマメを洗い、2~3回水を交換してから、一晩つけておきます。
最初は乾燥しているので、ボールの中にプカプカ浮いています。
一晩おくと、水を吸い込み、真っ白だった白ナタマメの一部が少し薄茶色がかってきます。
一晩つけてちょっと白濁した水を捨てます。
豆を触るとヌルヌルしています。
ざっと水洗いしてからナベに豆をあけます。
たっぷりめの水で豆を煮ます。
沸騰してから、しばらく加熱を止め、フタをしたまま30分~40分放置します。
このとき、豆が熱で少しずつやわらかくなります。
一番最初に煮るときは、パチンパチンと豆がはじけるような音がして、黒いヘソが豆身からはずれ、半透明の舌が出ます。
箸でつまむと右側に少し舌が見えるかな?
ゆでたお湯を捨て、また水から豆を煮ます。
お湯は思ったほどアクも出ません。
途中、お風呂に入ったので、煮立ってから入浴中放置しておきました。
風呂から上がって、再びゆでたお湯を捨て、もう一度煮ました。
こうして、3回ほど煮ては放置して、湯を捨て、水から煮るというのを繰り返しました。
3回目には、豆の殻がはじけて、豆の中身が顔をのぞかせました。
ぼちぼちかな?と串でさしてみると豆は柔らかくなっていました。
味付けをしない白ナタマメを熱々のうちに試食しました。
淡白で、ほんのり豆の甘みがあり、おいしかったです。
ただ、皮がやや硬く、中身のほうが食べやすい。
皮もよくかむと食べれますが、個人的には中身だけのほうが好きです。
便秘のこととか考えると皮ごとよくかんで食べたほうがよいのかも知れません。
私流の味付けは、みりん、塩、醤油、粉末出汁などを少々加えて煮ます。
うっすらと茶色く色づいたら完成です。
砂糖は使いません。
このほうが、ほんのりとした豆の味が引き出せて好評です。
砂糖をどっさり使うと豆本来の味が台無しになるような気がします。
晩御飯に間に合わなかったので、一晩寝かせ、明日ゆっくり食べるつもりです。
つまみ食いした範囲では、白ナタマメの煮物はあっさりしておいしい。
アクも少なく、料理は簡単でした。
こんなに調理しやすい白ナタマメがなぜ普及しないのでしょうか。
皮が食べにくいからかな?
白餡に増量剤として白ナタマメが使われることがあると文献に出ていました。
今はナタマメブームで健康食品というジャンルから見ると豆の値段は高騰しています。
そうそう、ところで、カレーに入れてもおいしいそうですね。
少し入れてカレーでも作ってみようかしら。
▼関連ホームページ▼
『なた豆入門』【ナタマメ豆知識】(なた豆予備知識)【8月23日4訂版】
『なた豆入門』【ナタマメの毒性と調理加工(8月22日草稿2訂版)】
『なた豆日記』プランター栽培写真500枚の克明記録(毎週日曜更新)
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