晩年新婚夫婦

父から母へ


　今日は父上と母上の結婚記念日です

　冬名が子どもの頃は忙しかったようですが、父上の仕事に余裕がある年の結婚記念日には休みをもらってランチを食べにいったりしています。

　さて、一昨年の結婚記念日、父上は忙しくてお休みがもらえませんでした。
　その日、母上とふたりでお茶を飲んでいたのですが、急に玄関のチャイムが鳴りました。

　ドアを開けてみるとそこには２０本のバラの花束がおいてありました。

　父から母の２０回目の結婚記念日のプレゼントでした。

　それから、結婚記念日には豪華な花束が冬名家に届くようになりました。

　今年は土曜日だったので、三ノ宮に食事に行ってきたみたいです。


　冬名ももう２１歳なので、多少の恋愛と呼べる物は経験しましたが、今でもあの2人のように人を愛せるか自信がないです。
　結婚したいとか周りの友人は言いますが、親になることと夫婦になることは冬名にとって、世の中で一番難しいことのように感じます。
　こんな親にはなりたくないと思う人もいます。
　でもそんなことでいちいち反応している私の方が未熟者なのだろうなと思ったり。
　意識している分そんな人になりそうな自分もいるので、余計に怖いのでしょうけど。

　恋愛の含めて人間関係は難しい。
　ずっと部屋に閉じこもっていられたらいいのだけど、そうもいかない。
　だから喜びもあるのでしょうけどね。


　そんなこんなで、普段はピーピー言っている冬名ですが、父上母上、いつも心から尊敬と感謝です。
　今日もプレゼントおろかおめでとうも言っていないけど、ここのブログでおめでとうと言います。

　結婚記念日おめでとう。これからも2人仲良く長生きしてね。


　絶対に2人には見られないので、この場で告白いたします

　そして、ボケを期待して呼んだ方、今日はボケなしでございますわ