今回は撮影機材の紹介です。
「GITZO」の製品を並べてみました。骨董市のようですが、かなり初期のものです。
当時は「MADE IN FRANCE」でしたが、現在は違うようです。「ジッツオ」と読むのが一般的でしょうか、フランス語の発音は難しいですね。元々、機関銃などの台座を作っていたメーカーらしく、頑丈で重たいのですが、信頼性は実証済みです。
実際昔のプロカメラマンの機材には必ず登場していました。他にも「HUSKY」QUICK-SET(現在でもほとんど形は変わっていません)や「Linhof」などの外国のメーカーが有名でした。最近国産勢も良い製品を造っていますが、この時代、信頼性では外国勢に軍配が上がるようです。
右端は「GITZO 388」だと思います。1型クラスですが、現在の製品とはだいぶ違います。
塗装色も緑がかったグレーで光沢があります。3ウェイ雲台はR NO.2ですが初期のタイプです。脚のゴムリングは「GITZO」の部品として現在でも手に入りますので、岡山市表町のFカメラ店で取り寄せてもらい、最近のもの(黒色)に交換しています。数十年前の部品が現在でも買えるのは驚きです。プロ用機材のメーカーとしての誇りがあるのでしょうね。国内製品とは格段の違いです、特にデジタルカメラなどのアダプターなどはすぐに生産終了になってしまいますね。
右から2番目は「GITZO 407」です。現在の3型クラスになると思いますが、先ほどの三脚と同時代です。雲台はR NO.3(523だと思います)と書かれたもので上部が広く先ほどのものより安定感があり、大型カメラにも耐えることが可能です。ゴムリングは交換しています。
この2台は「GITZO」製品の初期の特徴をよく現していますが、ローアングルには対応していません。しかしそれぞれの脚を伸ばすときの滑らかな感触は、残念ながら現在の「GITZO」で味わうことはできません。部品の仕上げや、中に使っているリングなどの微妙なしまり具合は最高です。
3番目は現在(10年くらい前)の「GITZO G312」3型三脚です。汎用性は高く、いろいろなカメラに対応できるため良く出動します。写真の自由雲台は後に購入した「GITZO G1576」で本来5型用の大きいものを乗せています。操作感は昔の「GITZO」ほどの滑らかさはありませんがしっかりとグリップしてくれますので、重い機材でも、カクンとなることはありません。2001年の「しし座流星群」の撮影では活躍しました。
左端は初期の5型です、この時代の製品は重いのですが、仕上げは丁寧ですね。雲台は5型平型ラショナル雲台です。かなり使い込まれていたため、少し塗装を補修しましたので少しはましになりました。操作用グリップの色も灰色ですので、現在のものとは区別できます。この5型「GITZO]は圧倒的な存在感がありますが、現在は、車に乗せていけるところでしか活躍していません。前出のブログで登場した「瀬戸内市のダルマ太陽」の写真はこの三脚で写しました。何しろ天体望遠鏡にデジタル一眼を取り付けての撮影で、総重量は15キロをはるかに越えてしまいます。雲台はマンフロット製ギヤー雲台「#400」にミズタニ製の支持レールを載せて「BORG76ED」天体望遠鏡を取り付けています。この雲台は、水平線を基準にアングルを微調整できますので、日の出などの短い時間に微調整ができるので大変便利です。しかしそのためだけに大枚10枚は痛いですね。
この写真では黒っぽく写っていますが、実際は初期型独特の少し明るいグレーで、下の写真の色が正しい色です。
マンフロット製ギヤー雲台「#400」にミズタニ製の支持レールを載せて「BORG76ED」天体望遠鏡をセットして写しました。このあたりになると3型では不安定ですので、この5型の登場となります。
最近はカーボン製が主流になっていますので大変軽く快適なようですね、年齢とともにこの重さが苦痛になってくると思いますが、元気なうちにしっかり使うようにしています。
「GITZO」の製品を並べてみました。骨董市のようですが、かなり初期のものです。
当時は「MADE IN FRANCE」でしたが、現在は違うようです。「ジッツオ」と読むのが一般的でしょうか、フランス語の発音は難しいですね。元々、機関銃などの台座を作っていたメーカーらしく、頑丈で重たいのですが、信頼性は実証済みです。
実際昔のプロカメラマンの機材には必ず登場していました。他にも「HUSKY」QUICK-SET(現在でもほとんど形は変わっていません)や「Linhof」などの外国のメーカーが有名でした。最近国産勢も良い製品を造っていますが、この時代、信頼性では外国勢に軍配が上がるようです。
右端は「GITZO 388」だと思います。1型クラスですが、現在の製品とはだいぶ違います。
塗装色も緑がかったグレーで光沢があります。3ウェイ雲台はR NO.2ですが初期のタイプです。脚のゴムリングは「GITZO」の部品として現在でも手に入りますので、岡山市表町のFカメラ店で取り寄せてもらい、最近のもの(黒色)に交換しています。数十年前の部品が現在でも買えるのは驚きです。プロ用機材のメーカーとしての誇りがあるのでしょうね。国内製品とは格段の違いです、特にデジタルカメラなどのアダプターなどはすぐに生産終了になってしまいますね。
右から2番目は「GITZO 407」です。現在の3型クラスになると思いますが、先ほどの三脚と同時代です。雲台はR NO.3(523だと思います)と書かれたもので上部が広く先ほどのものより安定感があり、大型カメラにも耐えることが可能です。ゴムリングは交換しています。
この2台は「GITZO」製品の初期の特徴をよく現していますが、ローアングルには対応していません。しかしそれぞれの脚を伸ばすときの滑らかな感触は、残念ながら現在の「GITZO」で味わうことはできません。部品の仕上げや、中に使っているリングなどの微妙なしまり具合は最高です。
3番目は現在(10年くらい前)の「GITZO G312」3型三脚です。汎用性は高く、いろいろなカメラに対応できるため良く出動します。写真の自由雲台は後に購入した「GITZO G1576」で本来5型用の大きいものを乗せています。操作感は昔の「GITZO」ほどの滑らかさはありませんがしっかりとグリップしてくれますので、重い機材でも、カクンとなることはありません。2001年の「しし座流星群」の撮影では活躍しました。
左端は初期の5型です、この時代の製品は重いのですが、仕上げは丁寧ですね。雲台は5型平型ラショナル雲台です。かなり使い込まれていたため、少し塗装を補修しましたので少しはましになりました。操作用グリップの色も灰色ですので、現在のものとは区別できます。この5型「GITZO]は圧倒的な存在感がありますが、現在は、車に乗せていけるところでしか活躍していません。前出のブログで登場した「瀬戸内市のダルマ太陽」の写真はこの三脚で写しました。何しろ天体望遠鏡にデジタル一眼を取り付けての撮影で、総重量は15キロをはるかに越えてしまいます。雲台はマンフロット製ギヤー雲台「#400」にミズタニ製の支持レールを載せて「BORG76ED」天体望遠鏡を取り付けています。この雲台は、水平線を基準にアングルを微調整できますので、日の出などの短い時間に微調整ができるので大変便利です。しかしそのためだけに大枚10枚は痛いですね。
この写真では黒っぽく写っていますが、実際は初期型独特の少し明るいグレーで、下の写真の色が正しい色です。
マンフロット製ギヤー雲台「#400」にミズタニ製の支持レールを載せて「BORG76ED」天体望遠鏡をセットして写しました。このあたりになると3型では不安定ですので、この5型の登場となります。
最近はカーボン製が主流になっていますので大変軽く快適なようですね、年齢とともにこの重さが苦痛になってくると思いますが、元気なうちにしっかり使うようにしています。