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風鈴の響くおふさ観音

2020-08-03 17:16:00 | 日記
藤原京跡の西に、おふさ観音という寺がある。正式な名称は十無量山観音寺というそうだが、小房町にあることからおふさ観音と言われている。初夏の薔薇やハーブで有名だが、今の季節は風鈴が名物だというので行ってみた。


朝10時頃だったが、既に多くの人が訪れていた。


境内というよりはバラ園と言った方が良いのだが、その頭上一面に風鈴が掛けられ、ほとんど風がないのにチリンチリンと涼しげな音をたてている。
裏手に回ると、メダカ園があった。タライが30個ぐらい並べられ、それぞれ違った種類のメダカが泳いでいた。


さらに奥に行くと亀でいっぱいの亀池があり、その奥には茶房おふさがあった。今年はかき氷ぐらいしか出していないそうだが、広い座敷に置かれた机は満員で、入るのは諦めた。


さて本堂に戻ると、この時期は特別に生き人形を展示しているというので見てみることにしたが、それは高さ30cmほどの僧の坐像だった。かなり精巧に作られており、手の甲の静脈まで表現されていた。
別に生きている訳ではなく、まるで生きているかのように精巧だからそう呼ばれているそうだ。

この寺、色々と人集めが上手い。地元に溶け込むよう努力しているのだろう。



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