(旧坊村の供養塔上部に残る盃状穴)
「盃状穴はいじょうけつ」とは、石を突いて盃状(さかずきじょう)に窪んだ穴のことで、西日本一帯の寺社の境内などの石灯篭の台石・手水鉢・石橋などの石造物によく見られるという。主に江戸時代の民俗信仰的な風習から発生して当時の石仏にその痕跡が確認されているが、この盃状穴の風習についてはよく解っていないのが現状のようである。 . . . 本文を読む
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