レトロでハードな物語

レトロなゲーム機・マイコン・中古デバイスなどをArduinoやAVRで再活用する方法を模索しています。

ゲームボーイカラー&ポケットとの接続

2019年06月01日 | ゲーム機

先日ハードオフでこれを発見しました。



ゲームボーイの通信ケーブルをゲームボーイカラーに接続するための変換コネクタです。ゲームボーイの通信ケーブルとつないだ状態で置いてありました。100円(税抜き)でした。



実はゲームボーイとArduinoの接続を楽しんでいた頃に、Amazonでゲームボーイカラーの中古品を購入していたのです。(2,570円)



しかし、ハードオフでカラー用の通信ケーブルを見つけることが出来なかったので、Arduinoと繋げずにいました。
今回、変換コネクタを見つけることが出来て本当にラッキーでした。

ところで、カラー購入後にハードオフでこんなものも見つけていました。



ゲームボーイポケットです。ジャンク品として1000円(税抜き)で売っていたのですぐに購入したのですが、電池を入れてスイッチオンしてもまったく動きませんでした。仕方がないので、だめもとで基板上の抵抗やらコンデンサーやらの状態を片っ端からテスターで調べていたら、電源近くのコンデンサーの動作が怪しそうでした。そこで容量の近いコンデンサーと交換してみたところ正常に動作するようになってくれました。これまたラッキー。

ところがその後、自作プログラムを動作させようとGB USB SMART CARD 64Mを入れてみると、起動はするのですが表示画面が薄くなり突然フリーズしたりリセットがかかったりとまったく安定動作しません。

始めのうちは途方に暮れてどうしていいのか分かりませんでしたが、分解して基板を眺めているとDC/DCコンバーターなるものがメイン基板の上に乗っているのを見つけました。電圧安定化のためのものなのでしょうか。これを見てふと、この回路のせいで上記SMART CARDを動作させる電力が不足しているのではと思いつきました。
そこでこの回路を通さずに3.3V2AのACアダプターを基板に直につないでみたところ、またまたラッキー!
SMART CARDを入れても正常動作するようになりました。最終的に本体ケースを加工して基板直結のACアダプター用コネクタを追加することにしました。



さて、これらゲームボーイとArduinoとの接続ですが、以前に初代ゲームボーイ向けに作成したPro Miniのテンキー接続回路の通信ケーブルに変換コネクタをつなげたところ、まったく問題なく動作しました。

 

初代ゲームボーイのときは、VRAMの容量が小さくて文字や画像データの収納に苦労していたのですが、ゲームボーイカラーではVRAMの容量が倍になっているので、プログラムもだいぶ楽になるはずです。今後はカラーを対象としたプログラミングにシフトしたいですね。

ところで、中古で購入したゲームボーイカラーですが、完動すれば多少の傷や汚れは構わないと思い比較的値段の安いものを購入してしまいました。たしかに動作はまったく問題なかったのですが、使用している内に表示パネルに幾つかある擦り傷が気になってきました。たいした傷ではなかったのですが、見る角度によってくっきり見えてしまったりするので、やっぱりきれいにしたいなという思いが強くなってしまいました。

そんな訳でゲームボーイ用の交換レンズ(レンズとありましたがただのパネルですよねぇ)をAmazonで購入しました。999円です。ちょっと高いですね。せっかく交換したパネルを傷つけるのも嫌だったので、その上から保護シートも貼り付けました。
それとSTARTボタンの接触が少し悪かったので、ボタンの接点のゴムのパーツも購入してしまいました。これも999円です。
海外メーカー(特に中国)からの発送だと時間もかかるしトラブルが発生したら嫌なので、いつもAmazonから発送される商品のみを選んで購入しています。そのため価格は比較的割高になりがちなようです。そのかわり早ければ翌日発送されますし、いままでトラブルにあったこともありません。

しかし中古品に後からこんなに手をかけるならば、最初から美品を購入したほうがよかったのかもとちょっと後悔。



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