山下澄人書
新潮社
1600円
2016年10月発行
倉本聰が主宰する富良野塾
北海道での劇団の養成塾の話です。
非常に面白かったです。
解りにくいという、予備的意見を聞いていたのですが、
非常に、解りやすかったです。
なぜかと、考えたら、主人公の考え方、思考パターンが
不思議に私に似てたからでした。
記憶に自信が持てない。
言ったことに、ホントに言ったが、自信が持てない。
ごく当たり前の、自分の経験があやふやである。
行き当たりばったりで、その時の直感で物事を
判断してしまう。
行き当たりばったりで、自分の進路を決めてしまう。
深い合理性も、損得勘定がない。