Nの目線

箏弾き菊地奈緒子の360°に向けられた眼差し

連日子供

2006-07-26 20:15:40 | Weblog
今週の月、火は芸術子供スクールの助手のため、福島へ。
福島県内から集まった小学3年生から6年生までの計21名がお箏の集中講義を受けます。
お箏の曲を3、4曲取り組む他、リズム遊びや、サウンドスケッチをしてグループで曲作りをするなど、広く音楽をする楽しみを感じてもらうスケジュールになっています.
長時間の正座や爪をはめ続けて指が真っ赤になり、絆創膏をまきながらも頑張って練習していました.その成果で2日足らずにもかかわらず、かなり様(さま)になって弾けるようになっていました.
みんなすごいな。。って思いました.

今日は8月3、4日に行なう、親子向けワークショップの実験をしました。
3、4歳の子供達でさらに低年齢化。
ベルや新聞紙、水を入れたボールなどでいろいろな音遊びをしました.
お箏はみんなが出す音に触発されたり、同化したり、支えるようにしながら参加。
本番へむけて今日のみんなの感じなどから、これから流れを作っていく予定です.
私たちが指示というするよりも、極力みんなから引き出すように、そして、みんなで音楽になっていくようにしたいと思います.

子供達はそれぞれ小さくても大きくても、それぞれの理論(考え方)で動いていると思うので、枠にはまらなくても、あまり気にしません。多分、大人が言わなくても自身か子供同士で解決するようになっているようにも見えます.真っすぐ、思い通りの形にならずにくねくねとどこに行くのだろう。。と思う時の方が、結果的に良くなる様に思います。音楽もしかり。。です。みんな、片隅にでも音に触れて楽しんだ経験が残ってくれると良いなって思います.


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