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世界の南船北馬から

中国の言葉で南船北馬は旅を意味します。南は船(シーカヤック)で旅を。馬は飼ってないので北馬はいずれ。

謝謝台湾計画のお知らせ

2011年04月19日 | 台灣/Taiwan
 旅の話を書きたいのに、なかなか先に進みませんでして・・・
 次回こそは書きたいと思います。

 さて、インターネットを見ていたら、こんなサイトがありました。

『謝謝台湾計画』
http://blog.livedoor.jp/maiko_kissaka-xiexie_taiwan/

『今回の震災で、多大な義援金を用意してくれた台湾に新聞広告を出して、日本の有志でお礼を言おう』

 という主旨らしいです。
 このことは台湾でもニュースになっていて(日本でも)、台湾人の友人は知っていましたが、

「感謝されるために義捐金を出したわけじゃない。そのお金は被災者に渡して欲しい」

 ということを、数人の台湾人から言われてしまいました。
 まあ、ニュースになっていてこの計画のことは既に台湾人に知れ渡っているという・・・目的は大分達することができたようですが。

 日本政府がアメリカや中国、韓国などに新聞広告を出したのに、一番多く義捐金を貰っている台湾が無いという事を言っても、それは日本政府にも事情があるから仕方が無いとも。
 この言葉の裏には、台湾が国連にも国際機関にも加盟できず、国交のある国も少なくて世界の孤児のような現状に諦めているからです。
 もう、各国の国益を害してまで台湾を主張する事はできないのです。
 
 しかしながら、世の中お金で買えるものが、全てではありません。
 人と人との友好というものは、時に黄金をも凌ぐことは、今回の支援の輪でも分かる通りです。 

 もし、いくらかのお金で友好を深めることが出来るのであれば、それは無駄なお金とは思いません。
 物を買う時、1円は1円の価値ですが、友好の為に使った1円は、もしかしたら1円以上の価値を生むのかもしれません。
 
 僕は個人的に、この計画に賛同したいと思います。

 もちろん、義捐金の方を優先しないと本末転倒ですが

不思議なバイク

2011年04月12日 | 台灣/Taiwan
 またまた、台湾の車両シリーズです。
 日本でも三輪バイクのトライクが段々と増えてきたようですが、台湾では四輪バイク(普通のバイクにそのまま両サイドに補助輪を付けたもの)が主流です。写真は無いのですが。

 そんな中、ちょっと変わったスクーターを見つけた。






どこかおかしいような・・・。







はい。真っ二つです

最初は、四輪バイクにするのに何でわざわざ真っ二つにするのか、サイドカーを付ければ良いだけじゃないか?と思ったのですが(そもそもどうやって乗るのか・・・)、後ろの張り紙を見て納得。


これは、『車イス用スクーター』なのです。
なんとも斬新なアイデア

調べてみると車イス用バイクというものはあるようですが、自作するとは流石はバイク王国台湾。発想が逞しいです。
台湾の歩道は段差が多くて、あまりバリアフリー化が進んでいるとは言えないのですが、できないとか無いと嘆くよりも、無いなら無いなりに工夫すればいいじゃんという国民性のような気がします。

台湾の車両の日本語

2011年04月08日 | 台灣/Taiwan
 前回は引越しトラックをご紹介しましたが、今回は車両に書いてある日本語をご紹介。
 よくアジア・アフリカなどで、日本の中古車のボディーが会社などのロゴそのままで使っていて面白かったりしますが、日本人がカッコ良くアルファベットのデザインするように、台湾では日本語のデザインを時々見掛けます。



「ずつと昔に力」

カ(カタカナ)なのか、力(漢字)なのか分かりませんが、多分漢字の方です
推測するに、ずっと昔は力(パワー)があった。でも、今は無い。中古車。そんなところでしょうか。

多分。




「一番長い」

「こいのぼり+一番長い」なかなか難解です
真鯉のことでしょうか?
トラックなので、スーパーロング。
同じ漢字圏で意味は分かっているはずなので、多分後者的な意味で使っているはず。
恐らく意味合いでいうと「イーグル+HI-SPEED」的なデザインのような種類かと。

多分 

100億円。

2011年04月01日 | 台灣/Taiwan
震災義援金100億円突破=支援桁外れ、親日ぶり示す―台湾


(金紙という神様に捧げるあの世のお金を燃やすところ)

 今回の大震災に対して世界各国から支援の手が差し伸べられていますが、台湾はなんと義捐金が100億円を突破してしまいました
 アメリカが30日に99億円を赤十字に寄付したのと比べても、人口2300万人の国がこれだけの額を拠出するのは、並大抵の事ではないと思います。
 ましてや、台湾の物価や平均収入から考えても、相対的に台湾人からしてみると100億円どころか、2~300億円の価値があると思います。

 年間100万人の台湾人が来日していますし、もはや世界随一の親日国家といっても過言ではないでしょう。
 日本と国交も無いのに何故?どうしてこんなに?という方もいらっしゃるかもしれませんが、それは後々(遅くてすいません・・・)ブログでもその「何故?」を探っていきたいと思います。
 
 台湾と多少でも係わり合いがある身として、東北の方々の代わり(差し出がましいのですが)に何かお礼とでも考えていますが、100億円の感謝ともなると・・・