goo blog サービス終了のお知らせ 

世界の南船北馬から

中国の言葉で南船北馬は旅を意味します。南は船(シーカヤック)で旅を。馬は飼ってないので北馬はいずれ。

陶器の人形?

2017年06月14日 | 台灣/Taiwan

関東も入梅し、雨の多くなる季節になりましたね。

台湾でも日本と同じく梅雨があり、先日は道路が冠水する程の大雨(バス車内に水が入る程)に見舞われたそうです。

ということで今月カバー写真は梅雨時期に訪れた台湾・澎湖諸島の廟の人形。

澎湖のどこか忘れましたが、街中のどこにでもありそうな廟の門にある陶器の人形。

三国志の関羽みたいな人もいますが、何か意味があるのでしょうか?

 

梅雨時期でカヤック中は半分くらい雨に降られましたが、台湾本島とは少し趣の違う離島巡りもおススメですね

 


屋台の謎の機械

2015年02月21日 | 台灣/Taiwan

 台湾の街角の屋台で、奇妙な機械を見たことがある。

何の変哲も無い屋台(寒天のお菓子を売っている)だが、台の下にバッテリーを繋いだ機械が置いてあり、リールが回転して金属の棒を叩いている構造。

 

『なんだこれは・・・

なんだかクイズ番組にでも出そうな機械だが、実際にはこんな感じである↓

『さて、これは一体何でしょうか?』

    ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、『客寄せの機械』だそうです。

日本でいう屋台ラーメンや豆腐売りのチャルメラのような役割なんですが、外国人には全くわかりませんねえ・・・。

まあ、これ以外にあまり見たことも無いのですが。


台湾南部の山:壽山

2014年06月04日 | 台灣/Taiwan
台湾南部の大都市、高雄。

この街のすぐ傍に壽山という標高356mの山があり、ハイキングや憩いの山となっている。
台湾観光というと食べ物ばかりが紹介されるので、こんなところへ行くのもおススメかと。


(のどかなトレイルが続いていて、歩くのに危険な場所は無い)


(50m進んだら分岐点があるほど、迷路みたいになっている。地図は必須だが、歩行者は結構多い)


(標識類はしっかりと整備はされているので、迷ってもとりあえずは帰ることができる(と思う))


(大都市の傍とは思えないほど動植物はたくさん。赤腹松鼠(和名:タイワンリス)もチラホラ)


(臺灣獼猴(和名:タイワンザル)もたくさん。日光のお土産屋の前と同じくらいいる)


(南国ならではの花々もたくさん。名前は不明だが、結構カラフル)


(馬爾濟斯(和名:マルチーズ)台湾ではたまに見掛ける光景。服を着てお散歩中。もちろんリードなんてしないし、飼い主も誰か分からない)


(恐らく台湾で一番多い台灣犬(和名:台湾犬)。そのほとんどがタイルの上で寝そべっている)


(哈士奇(和名:シベリアンハスキー)のような大きい犬が一匹で歩いていても誰も文句を言わない。台湾人も自由だが、動物も自由。段々と、そんな台湾の雰囲気が好きになってくる頃)


(山中にあるトレーニング器具。早朝、おじいちゃん達がベンチプレスや平行棒をする姿も)

こんな素敵な日常が見られる壽山に行ってみてはいかがでしょうか?

台湾夜市でエビを釣る

2013年07月26日 | 台灣/Taiwan
 当サイトは旅ブログ(のつもり)なのに前回のベトナムの話を全然していないので、ベトナムの話をいくつか・・・の前に、トランジットで台北経由便だったので、台湾1泊してきた時のお話。

 以前、台湾のレジャーでエビ釣りが面白いというお話(『台湾でエビを釣る1』『台湾でエビを釣る2』)がありましたが、わざわざエビ釣り場まで行かなくても夜市でエビ釣り屋を発見!



 エビ釣り場と違って、竿ではなく割り箸。エサで釣るのではなくコヨリの先に付いたフックで引っ掛けるスタイル。フックは水風船ヨーヨー釣りに使うような物で、これがまた難しい。
 最初の一竿は苦戦の末、失敗



 このまま終わるのもなんか悔しいので、再チャレンジ。
 隣の釣れている人を見ていると、どうやら頭やハサミのある正面ではなく、尻尾の付け根が狙い目だという。感覚としては、尻尾の付け根部分の足の節目に掛ける感じであろうか。なんとなくコツを掴んで1匹ゲット。練習すれば結構釣れそうな感じ。 




 釣果3匹


(このあとスタッフで美味しく頂きました)

 この夜市は、数年前にできたばかりの「輔大花園観光夜市」(輔仁大学のそばにあるので輔大)という新しい夜市の一コマでした。

映画「セデック・バレ」

2013年05月22日 | 台灣/Taiwan
 現在公開中となっている台湾映画「セデック・バレ」を見てきました。
(関東はもうすぐ終わってしまいますが・・・



 この映画(というかスポンサー探し用動画)を知ったのは五年位前ですが、ずっと観たいなあと思っていたのでご紹介。

 映画の題材は、戦前に日本統治下の台湾で起こった「霧社事件」という台湾原住民たちによる蜂起のお話。
 あらすじは映画や関連サイトを観てもらえれば分かりますが、日本の警察隊や軍VS台湾原住民。圧倒的な戦力で原住民側は制圧されてしまうのですが、こういった歴史を日本人はあまり知らないんじゃないかなという点で、是非多くの日本の方に観て貰いたいと思います。


自転車旅行で訪れた霧社)


 震災後、親日的な面だけがクローズアップされる台湾ですが、約50年の歴史を共有した者同士として知っていて欲しいと思う事柄の一つがこの事件です。
 台湾の歴史に日本が占める割合は少なくないので、台湾人は日本の歴史を良く知る人が多いのですが、逆に日本人は統治した側にも関わらずあまり知らないのではないかと思うのです。


(霧社にあるモーナ・ルダオ像)

 霧社事件を調べる時に色々な本やサイトなどあると思うのですが、政治的な部分が入り込むのは仕方が無いとは思います。

 個人的には原住民たちの風習や文化はどうだったのか、日本との衝突はどの部分でぶつかったのか、当時の原住民・台湾人・日本人の三者はそれぞれどのような考え方をしていたのか。
 首狩りの風習は善か悪か、日本の武力による制圧は善か悪か、など善悪や正義を決め付けないで映画を観てもらえればと思いました。

 あくまで映画なので、楽しんでもらえるのが一番ですね

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※「世界の南船北馬から」関連

北大武山:高砂義勇隊の石碑を読む(その4)

取り残された鳥居

「トオサンの桜」を見に行く