何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

あの頃の僕は

2018-06-27 21:27:49 | 
あの頃の僕は
どこへ行ったのだろう
星空の向こう
月の彼方
虹の向こう
青く抜けた
空の彼方を
疑いもせず
信じてた
いつか曇り空から
光が差して
手を伸ばせば
届くと信じてた
あの頃の僕は
どこへ行ったのだろう
人の心を
知ろうとすればするほど
臆病になって
遠くなって
霧の中
ただ悲しいだけの人
星や月や虹や空を探してた
あの頃の僕は
どこへ行ったのだろう