傷跡 2018-06-25 20:38:39 | 詩 孤独な心とバラ色の余韻が 蜘蛛の糸のように絡まったまま 透き通った一部に傷跡を残したまま 誰かを欺いてまで 慰めが欲しかったわけじゃない 言葉は飾りでもナイフでもなく 心から溢れるさざ波 傷ついて失って知っていく 本当に失いたくないものの前で 信じなければ 見えないものもあるのだと