
2019年12月15日(日) ☀/風強し
入道ヶ岳~鎌ヶ岳:宮妻峡から周遊
入道ヶ岳~鎌ヶ岳:宮妻峡から周遊
とうとう年が変わり 二年越しの更新となりました
長々と綴るブログは相変わらずとなりますが
今年も宜しくお願い致します

イワクラ尾根入り口からの続き
未踏のイワクラ尾根
ワクワク・ドキドキです♪




イワクラ尾根の本性が徐々に現されるような出だし
急な下りと 急な登り そして
急な下りにザレ場あり
そして尾根は両端を切り落としたような
細尾根となって行きます

県界尾根に続く枝尾根の本性露わに
竜の背のような尾根が続き
アップダウンが飽きることなく繰り返されます




時にこんな緩やかな尾根も・・・
戯れた急な坂道は 滑らないように
踏ん張る力が体力を奪う感じ・・・
登って溜息 下ってガクガク・・・
しかし・・・これはまだ序の口なのに
なんだか気の遠くなる尾根歩きが続きます
だからでしょうか なだらかな尾根の時は
暫しの安息を与えられたよう♪


10:18 崩壊地点
ありゃ!
以前歩いた時には 大きな穴が開いていました
その同じ場所ですが ありゃりゃです!
穴は無くなり 道は崩壊していました




通報ポイント5はイワクラ尾根の
半分を示すものでしょうか?
尾根は複雑にアップダウンを繰り返し
人を試すかの様に延びている感じです



穏やかな樹林帯の道は
今までのそれとは違い
時代劇にでも出てきそうな街道にも似て
つかの間の穏やかさを感じます


鎌ヶ岳
木の間から見える鎌ヶ岳が
少しだけ近くに見えるようになりますが
やはりまだ遠くに感じます・・・





仏岩
その樹木の間から巨岩が・・・
この巨岩が仏岩・・・・
と言う事は 重岩をいつの間にか
通りすぎている事になります
もしかすると あの巨岩の間を歩いた辺りが
重岩だったのかもしれません・・・が
残念・・・ 見過ごしてしまったようです


イワクラ谷分岐 通報ポイント3
鞍部らしき峠がイワクラ谷の分岐です
イワクラ尾根分岐はまだ先のよう・・・
地図確認をして先を急ぎます




岩付の急坂になると
ロープが付いています
岩はしっかりとしてホールドもあるため
ロープに頼ることなく登れるところでした
ただ・・・下りだと・・・嫌かもです




11:00
急登を登ると一つのピーク点に辿り着きます
そこに聳え立つ大木と巨木が目に飛び込み
まるで尾根の番人のようでもあり
その姿が印象強く残ります
お~おきな杉の 木の下で~♪
あ~なたと わたし~♪
な~か~よく~ 空を見て~♪
遠くの鎌(鎌ヶ岳)に ご挨拶~♪
思わず いつもの仕様も無い替え歌が
湧いてきて 鼻歌交じりに口ずさみますが・・・
本来・・・この巨岩は
神の依り代とされた岩石なのでしょう・・・
前の仏岩もそう・・・
見過ごした重岩もそう・・・
神が宿り降臨する岩として
このイワクラ尾根は本来
神聖な領域の場なのでしょう・・・
感謝しての登らせて頂く…という気持ち
忘れてはならないのだと思うところで
この替え歌は・・・失礼な事なのかもしれません・・・💦





地図で確認すると ようやく
イワクラ尾根の分岐点に出ました
ここから県界尾根となり
水沢岳へと向かい 更に
鎌尾根を経て鎌ヶ岳へ進みます


圧巻のザレ場!
花崗岩特有の山肌が
なんともいえぬ魅力を放ち見せつけます
ただ油断してザレ場に足をとられると
蟻地獄と化してしまいそう・・・
楽しみながらも用心は忘れず 縁を進みます


振り返ると 白い襞が艶めかしい・・・
美しいザレ場を後に 再び
樹林帯へと入っていきます


水沢岳(宮越山)
ど~んと 水沢岳!
まずは あそこまで・・・




水沢峠
戯れた急斜面を下り終えると
窓のような鞍部に着き
そこが水沢峠でした
峠からガレの急斜面が控えています
少し足を休めてから出発することにします

水沢峠より 宮妻峡方面
風がうなり声をあげており
峠の風の道を走って駆け抜けます
まだアップダウンは続くよう・・・
激下りは多少の距離は稼ぎますが
高度は失います
そして失った高度を取り戻すかの様に
急登が待っており 繰り返されます
鎌ヶ岳への道程が
軟ではないことを実感しつつ
先の急な斜面を見つめ
出発の準備を始めます
つづく
お元気にいつまでも楽しまれます様に・・・・。
いつもご訪問ありがとうございます
今年も良き年でありますように・・・
ブログの中ですがお付き合い頂けることを嬉しく思います
今年も宜しくお願い致します