山に癒されて…♪

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八経ヶ岳 2 貴婦人求めて…

2019年08月05日 | 山登り 近畿 大峰山系
2019年7月28日(日)☀/☂ 弥山~八経ヶ岳

さて まずは弥山まで・・・



奥駈道出合からの続きです

急登の道を登って ここから尾根道です
ここから お花が目に留まらなければ
2時間程で弥山に着く予定です


 弥山迄2時間!



木漏れ日と深くなった緑が癒しです
ゆるりとなった尾根道を進んでいきます


 コナスビ


目立つお花はありませんが
小さなお花が所々でひっそりと咲いております

特にコナスビの花が 沢山目に留まります
ナスと名がついていますがコナスビさんは
サクラソウのお仲間なんですよね
小さいけど よく見ると愛らしい姿のお花です


 オトギリソウ
石休ノ宿跡 奈良県  大峯奥駆道 第56靡(なびき)

黄色い小さな姿のお花たちが
個性を持って自分をアピールしてきます
そんな小さなお花に誘われ進む先に標識が!
石休ノ宿跡…

奥駆道には靡(なびき)と呼ばれる拝所が
75箇所あります
そのうちの一つでここは 第56靡 
お札がひっそりと置かれています

このように ここは今でも
行者さんたちのお札が納められているのでしょうか
見るには古いものが多くあります・・・


 ヤマアジサイ


倒木などのある山道
苔の付いた岩や石を踏みながら
どんどん進んでいきます

 弁天ノ森
弁天の森 1600m

ブナ林に囲まれた弁天の森
木漏れ日のやさしさに包まれ 
ふと休憩を取りたくなる感じです

 ヤマジノホトトギス
 開けたところから…
弥山

ここから聖宝ノ宿跡までも 緩やかなアップダウンの
樹林帯の尾根歩き・・・のはずが
開けた所が出てきます

あれ・・・ 
こんなに弥山が見えていたかな?

はるか昔の記憶には
ここは鬱蒼と茂った尾根上だったように思います

奥駈道は整備されているとはいえ
原生林に包まれた 鎮守の森のイメージでしたが
なんだか 昔より樹木が減っているような・・・
そんな感じすら覚えます

しかし 大峰らしい雰囲気は変わりなく
緑の深さに癒されて歩く事が出来ます


 湿地帯
 原生林の樹林帯
 第55靡 講婆世宿講
聖宝ノ宿跡(聖宝理源大師像)

オオイタヤメイゲツ、ミズナラ、ブナなどの 原生林の広がる
美林を歩いていると 標識と像が見えてきます
ここが聖宝ノ宿跡と呼ばれるところで
名僧・聖宝理源大師が設けられています

役行者が開いた修験道は 毒蛇により途絶されてしまいます
その毒蛇を退治して 錆びかけた奥駆道を
復興させたのが この大師だそうです

入滅後、800年近く経って、理源大師の諡号が贈られ
京都の醍醐寺を開き、洞川の龍泉寺も再興されたといいます

どことなく空気も異なる 神妙な面持ちのこの場を離れ
先に待つのは 胸突き八丁と呼ばれる
急登が続く事になります


 ミヤマタニソバ
聖宝八丁の急坂


九十九折りに急な坂を上ると
再び歩調はダウン・・・
地面とのにらめっことなります


 段差の大きい丸太の階段
 段差は小さくなってきた

大普賢岳

木製階段が現れ 最初は段差と大きい階段に
一歩登るたびに 一汗拭く感じです
そして次第に段差は小さくなった歩き易い木製の階段になります
ここまでくれば 半分以上を過ぎている事になります

もう少し・・・と励ますように登っていきます
すると樹木の間から
大峰の山々が覗いて見えます
深き樹林帯の中から
こうして展望が見えると
何故か心に活力が蘇ります♪


 さらに急坂 頑張ります!
 尾根の肩部分?



丁度90℃に曲がる尾根の開けた所に出ます
ここからも立ち枯れと木の向こうで
大峰連山を望む事が出来ます

しかし・・・
空の様子が・・・
不気味に集まり出している雲の動きから
目が離せない感じとなります


 ここから弥山は近いぞ!
 オオカニコウモリ



バイケイソウの群生を過ぎて
次はカニコウモリの群生が目に留まり
再び木製の階段に変わると
弥山山頂は近い・・・!

急登も終わる・・・!
もうすぐです ファイト~!


 再び木の階段
 梯子階段
 見えてきた…
 弥山小屋のトイレ…

弥山小屋 1876m

山頂に立つ弥山小屋
ド~ンと迎え立っています
櫓のような二階建ての建物は冬季用・・・
どれだけ雪が積もるのかと想像してしまいます


そして 急登を喘ぎながら
漸く 辿り着いた弥山
静かな佇まいで迎えてくれます


汗でビチョビチョに濡れている体・・・
火照ったその体を冷やすかのように包む空気は
下界のものとは違い冷たく心地が良いものです

水分補給を兼ねて休憩を・・・



 いらっしゃ~い♪

弥山山頂標識


少しだけ…と思いつつ 
水を飲みながら
腰を据えて休もうとする私に チチが・・・


八経ヶ岳に先に登ってから休もう

えぇ~😲 

30分程歩くだけだから・・・

はい・・・はい・・・😩 

…ってなことで このまま
八経ヶ岳へと向かう事になりました


つづく


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