山に癒されて…♪

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長閑な日に 霊仙山へ 3

2019年04月29日 | 山登り 近畿 霊仙 伊吹 藤原
2019年4月13日(土)☀ 霊仙山周遊・今畑ルート~落合ルート



霊仙山からの経塚山へ向かう所からの続きです


霊仙山の山頂に立ち
壮大な遠望と 福寿草を堪能して
今日のお山は目的を果たした感があります

しかし 同じルートを辿って戻るのも勿体ない!
欲張りな二人は周回コースへ進むことにします



 
三角点最高点分岐




分岐まで戻って
ここからは方向へと向かいます

目の前に広がるは経塚山!
手を広げて迎えてくれます



 まずは 経塚山へ
 避難小屋と落合方面と山頂への道標

ピークの分岐の経塚山



経塚山の山頂からは 落合方面へと下りましょう

ここから先は 石灰岩の草原とでも言いましょうか…
カルスト地形特有の台地が広がり 
大小様々な凹みが見られます



 榑ヶ畑ルートへ…
 ドリーネの池が…





水の溜まっているもの
ただのくぼ地になっているもの
残雪を少し残しているもの

そんな窪みが あちらこちらで見られます

所で… ここでクエスチョン

カルスト地形が 石灰石が水に溶けて作られた
特有の地形であることは知られていますが
そもそもカルストとは何でしょう

なんでも リアス海岸と同様に
海外に石灰岩溶食によって作られた
典型的な地形があり その地域の名前が言語となっているそうです

ちなみにリアス式海岸リアスは 
スペインリアスバハス海岸
カルスト地形カルストは イタリアの東側に位置する
スロベニアにあるカルスト地方という地方の名前が由来だそうです





 目立つ大きな凹み…

ドリーネ



ドリーネは 溶食によって地形が融けて
周りが凹んで出来た凹地の事ですが 
その地下には まだ未発見の鍾乳洞があるのでしょうか?

ある意味大きな落とし穴の様にも見え
残雪を付けた大きなドリーネを見ながら
その地下がどうなっているのか気になる私です



 色づきだした芽




まだまだ冬の忘れ物を見つけて
少し冷たい空気を感じながら
カルスト地帯の草原を進んでいくと
草原の中に鳥居を添えたが見えます

ここがお虎ヶ池と呼ばれるところです




霊仙神社とお虎ヶ池 



霊仙神社が祀られており 
ここはお虎ヶ池ではないという説もあるそうです

鳥居の向こうで佇む池は
ドリーネに雨水や降雪が溜まってできたものと言われますが
そのお虎ヶ池と呼ばれる池には
飛鳥時代に 泰澄が山頂に建立したという
大寺院である霊仙寺があって
そのお寺で研いだ米の研ぎ汁が流れて溜まってできた

と言う伝説があるそうです

ただし 山頂には遺跡などは発見されず 
定かではないとのことです 

しかし…

霊仙山が 修験道と関係の深い
山岳信仰の山だったことは紛れもない事実であり

伝説は残しておきたいものです





 榑ヶ畑(くれがはた)ルート

お猿岩(七合目)



標識の向こうに見える岩がお猿岩
何度見ても どの方向から見ても
お猿の姿には見えず 名前の由来が
残念ながら 想像力のない私には分かりません…

諦めて先を急ぎます
ここから先は 苦手
雨でない事に感謝のルートです


 七合目からの下り…



雨だったら…この赤土がよく滑ります
 
なので…歩く前から ここを歩く事が憂鬱でした
でも 今日は乾いていて 安心して下っていけます♪

ラッキ~♪



 この斜面…!



恵まれたお天気に感謝です

足元がしっかりしていると分かれば 現金なもの!
どんどん下っていきます


 セントウソウ
 美晴台(五合目





まだ裸木のままの明るい樹林帯
その先は色づきだし 芽吹く準備が出来ているよう

長閑な樹林帯を
の~んびりと下っていきます



 急な下りになって…
 三合目!
 さらに急坂下って…
 分岐点
汗拭き峠(二合目)




汗拭き峠に着きました
ここで一服です

急坂の下りは膝に堪えます
調度休憩をとるのに良いタイミングです


汗を拭きたらそのまま 落合方面に向かって
まっすぐ下っていきます





 落合方面へ
 急斜面の細道のトラバース




一気に谷間へと下っていきます
途中 幾つかの渡渉もあります

滑るのが嫌な私は渡渉嫌い…
でも…渉らねば帰れません

必死で渉り それを見てチチが笑います


 アブラチャン
 ミヤマカタバミ




人の気配もなく
ただ自然の空気を感じながら
静かな 静かな時に包まれた樹林帯

自然の懐に包まれた感じが癒しとなります


 ナットウダイ
 ハシリドコロ




現実の戻らせるように目の前にショベルカーが…

しかし 仕事改革の為…?
ショベルカーもお休み中の様子です

その間を潜って 林道を目指します


 落合登山口
 林道歩きテクテクと…





帰り道では 誰にも会うことなく
落合の廃村迄帰ってきました

終始こんなに穏やかな山歩きが出来たなんて
とても幸せな気持ちで 疲れも余り感じません

登りでのしんどさもどこかに消えています




カテンソウ




春の贈り物が 沢山目に留まり出します
これからの山歩きが楽しみになってきます

下ってきてすぐですが 次は何処に行こう!
想いを山へと馳せる私がおりました










最期までお付き合いありがとうございました♪
















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