2017年3月5日 ☀/☁ 金剛山 タカハタルート
体調を崩すと 自分に自信がなくなります
階段を上るのにも 肩で呼吸をする今の自分が
お山に登れるのだろうか…
そんな不安が付き纏い
迷惑をかける事になりはしないかと…不安![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
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チチが 行けそうか?と尋ねると
はい…と言いつつも 不安が常に押し寄せます
気分転換になるかな?
そういいながら 連れて行ってもらったお山は
金剛山 1000メートルちょっとのお山です
体慣らしにいいお山だよ
チチの声に頷く私の顔は
きっと 複雑な表情をしてたことでしょう…
所で…もう 春の便りが届けられ
ちらほらと お花の姿が見え始めています
春の姿を見に出かけるのも一興…
ゆっくりと山歩きを楽しむ事にしましょう…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0137.gif)
ゆっくりと山歩きを楽しむ事にしましょう…
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コースタイム ![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/fb/9e05bdf022ec39d607e882f5aad805cf_s.jpg)
9:50 駐車場 → 10:05 ツツジオ・タカハタ分岐 → 10:18 腰折滝 →
10:50 胸突き八丁の急坂手前・休憩 11:00 → 11:21 松の木道とタカハタ道の分岐 → 11:35 六地蔵 →
11:39 金剛山国見城跡山頂広場 1,125m ~ 山頂茶屋・売店 捺印所売店~井戸の広場 12:15 →
13:01 黒栂谷道分岐 → 13:22 浄水場 → 13:30 駐車場
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9:50 駐車場 → 10:05 ツツジオ・タカハタ分岐 → 10:18 腰折滝 →
10:50 胸突き八丁の急坂手前・休憩 11:00 → 11:21 松の木道とタカハタ道の分岐 → 11:35 六地蔵 →
11:39 金剛山国見城跡山頂広場 1,125m ~ 山頂茶屋・売店 捺印所売店~井戸の広場 12:15 →
13:01 黒栂谷道分岐 → 13:22 浄水場 → 13:30 駐車場
いつもの慣れたコースを歩いてみる事に…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
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まつまさ(旧千早シイタケセンター)の道
本道コースの駐車場からゆっくりと
突き当りの茶屋のあるところまで歩きだします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/e0/c6568e43179771e633e751b48abbabdd.jpg)
9:54 山の豆腐屋さん
豆腐が食べたい…と食いしん坊の私![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
横目でお豆腐屋さんを見ながら ゆっくりと進みます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/19/a02b3e5f70b602fdf497f3bb0b2385b5.jpg)
9:54 高城茶屋
突き当りのお茶屋さん
開店しているのか閉店中なのかよくわかりませんが
ここは登り開始の一呼吸つける所でもあり
下ってきたときの靴洗いと ホッとする所でもあります
正面向いて右が本道コース
左が 黒栂(セト)コース・タカハタコース方面となります
今日も やはり 左へと進むことにします
ここでどちらを選択しようかと迷います
下りのコースを考えると やはり右かな?
暫く谷間の植林地帯を歩きます
木漏れ日が差す中…
小鳥の囀りも遠くに
背高のっぽの杉の木たちが
朝の静かな時の流れを楽しんでいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/9b/99159031363f39573d200d29a8b03dbb.jpg)
段々高度を稼ぐように斜面がきつくなっていくと…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c0/912416831f1e1e1ffb1b5fe26a6655fe.jpg)
10:18 腰折滝
見事な滝が目の前に見えてきます
さて…ここからちょっとした岩場が出てきます
滝の側の道って大体急な所が多いですが
ここも例外ではないようです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e4/4345a6607a3f360a47a858d0911c6823.jpg)
暫く右岸側の岩場の斜面を
トラバース気味に登っていきます
古いロープが取り付けられていますが
注意するようにと 諌めているかのようです…
ここもチョッとした岩場ですが
油断してはいけない所です
下を向いて 道確認に上を向くと
クラ~とすることがあり
ハッ
として踏ん張ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
汗は然程搔いてはいませんが
やはり体は重く感じます
そのまま登っていくと 腰折滝の上部に立ちます
腰折滝の上部には木橋が掛けられており
これを渡ればツツジオ谷の方へ進みます
いつもツツジオ谷の方へ進むので
今回はタカハタ道コースへと向かう事にします
橋を渡らずそのまま左側に沿うように進み
暫く谷間の道を歩きます
本当に静かです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/1f/558d0f1ef4adc329bd4ad8362ef9d197.jpg)
滝の音が遠くになると
今度は小鳥の囀りが頭上で聞こえ そして消え…
再び静寂な谷間の道が続きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/67/1cd113025250df65780a554d18df7fd7.jpg)
10:27
V字の谷 小さな山とは思えません…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/68/23be2e3bb3fe702b26f4038876ed4fb6.jpg)
木漏れ日を受けると身体が反応し
明るい方へと誘われるように
急斜面を登っていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/76/1a9c8a1cfdc7fb5f2012ac9faf345dd9.jpg)
日の届かぬ谷間に佇む落ち葉の絨毯
カサカサと音を立てて 通り過ぎていきます
陰木ながら青々としたアオキの艶やかな葉が
谷筋の林床を飾っています
蕾まだかしら?と探すと 赤い実がまだ
艶やかな頭を誇らしげに上げて自己主張していました
味気ない谷間に色を添えて迎えてくれています
この時期になっても…
赤い実をつけているアオキの木が
まだ多く残っておりましたが…
ヒヨドリさんたちの食べ残し?
それとも虫こぶ?
だるまの形にはなっていないけど
赤い実の中には
何かが隠れているのでしょうか?
もし これが アオキミフクレフシだったら
初夏にはタマバエさんが大量発生しそう…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
そんなアオキの木を見ながら谷間の道をすすむと
目の前に 最初の水場が見えてきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/47/e6e6e3697d0c87659065b113a3a43b3d.jpg)
豊かな水に恵まれた金剛山
その湧き水が 止めなく水受けに流れ落ちています
まだ、喉は乾いていなかったので
通り道にある水場を避けて渉っていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/53/0697e2b1fdc0c6a09afcfa13ef1fed22.jpg)
10:45
少し角度が変わり 肩で呼吸をしつつ登りますが
まだ 少しは余裕が残っている感じ
普段の馬力はありませんが
心配していたほど 体への負担は感じません
これならば ついていけるかも…
小さな自信がついてきそう…
小さな自信がついてきそう…
見上げると 空は木々に覆われ
微かな隙間から光を落してくれていました
二番目の水場を過ぎたあたりから
斜度はさらにきつくなってきます
あれ…ちょっとしんどいかも…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
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チチが休憩タイムの指示を出した時です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/fe/5e94eeaecb1cf90fe9287b265ad32adf.jpg)
静かな樹林帯の中に 木漏れ日の暖かさを感じ
静かな空気の流れを 肌に感じつつ
その 少し冷たい空間に 安らぎを得て 癒されます
見上げると 空は木々に覆われ
微かな隙間から光を落してくれていました
森の香りが愛おしく
流れ出た汗が引くまで暫し休憩![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0198.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0198.gif)
軽い眩暈を感じながらも
足どりは 然程悪くない様に感じます
さて…ここからは胸突き八丁
急な登りが待っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2c/47e62cb8ddb40af0fc877bbbabde7dbb.jpg)
11:04
遠くから人の声がしてきます
山頂は もうすぐでしょうか…
歩き慣れたはずの金剛山
今の私には1000メートル級のお山ですが
アルプスにも匹敵するお山に感じます
今の私には1000メートル級のお山ですが
アルプスにも匹敵するお山に感じます
つづく
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