2016年1月10日(日)2
北横岳からのつづきです
無情にも景色を封印された北横岳に見送られながら
坪庭の分岐まで下っていく事にします
不思議なものです…
お山の女神様…チョッと意地悪なのでしょうか?
それとも…
下るとなると 少しお空の様子が変わります
青い空が顔を見せ始め
北横岳で大暴れしていた風もどこ吹く風?
知らぬ顔で 雲を引き連れてどこかに風来坊?
坪庭北横岳分岐
坪庭に入ったころには
素敵なお空が笑ってくれ始めます
灰色の雲がまだ空に蔓延ってはいますが
何か良さげなお天気になりそうな予感…
そうなると足どりも軽く感じます♪
坪庭南口
ロープウェイと縞枯山への分岐です
まだ…帰りません
少し先に進んでみます
左のに向きを変え 縞枯山へと向かう事にします
雲が生き物のように動いています
風が笑い…
木々がざわめき…
粉雪が舞い…
空が輝きを取り戻し始めます♪
縞枯山荘が見える頃
何とも晴れやかな青空が…
何かのご褒美を頂いた気持ちです♪
青い空に青い屋根
モノトーンの世界が華やかに変身します
広い草原のような縞枯山のすそ野に立つ縞枯山荘
童話の世界から抜けだした様な小屋…
本当によく似合います
ここで暫し休憩をとって
穏やかな景色を堪能しましょう♪
山荘の中は アイゼンを外さなければなりません
チョッと面倒臭い私…外で休憩をとります
それでも このお天気…
ザックに腰を落して休むのも また、乙なものです♪
縞枯山荘に別れを告げて
青と白のコントラストに映える緩やかな雪原を歩いて
縞枯山へと向かいます
ここでもやはり雪不足は明確にあらわれます
この時期には珍しく 笹が顔を出して
お日様を浴びて 風と戯れています
それでも、冬の装いは 残されており
目を楽しませてくれます
雨池峠
雨池峠からは 樹林帯の中の急な登りです
暫し汗を掻き掻き 奮闘します
スカイラインが見えてきて…
もうすぐ
もうすぐ
もうすぐ なんだけど…
なかなか近づきません
急な道は 容易く通してはくれません
ファイトでございます
縞枯山 2403m
縞枯山からは稜線沿いに南八ヶ岳から中央アルプスに至るまで
圧巻の景色に心奪われます
細長い稜線を描く縞枯山を飾る立枯れの木は
100年周期の芸術品…
その縞枯現象の合間からのぞく景色は
特有の雰囲気を醸し出し
自然の芸術家の逸品を見せつけているようで
目の保養をさせてくれます
茶臼山と展望台の分岐
目の前に本日の目的のお山 茶臼山が見えてきました
分岐は下らずに、まずは縞枯山展望台へと向かいます
露出し岩に纏わりつく灌木の奇妙な姿…
雪と絡み合って何とも言えぬ岩山を登ると…
青い空の迎え立つ展望台が待っています
縞枯山展望台
360度のパノラマが広がります
南八ヶ岳から甲斐駒方面が浮かび輝いているよう
その手前に 茶臼山がもっこり頭を覗かせています
南八ヶ岳
アップにすると南八ヶ岳の特有の姿がハッキリと見えます
雪は余りついていないようですが…
一峰 一峰特徴が良く出ているようです
まずは天狗岳…もっと雪を被った時に訪れたいです…
茶臼山
さぁ~!
目の前で待っています茶臼山へと参りましょう♪
縞枯山・茶臼山の鞍部
一気に下って 鞍部まで来ると
そこからまた 樹林帯の中の上り坂…
頑張って
頑張って
ほいさっさ♪
何やら先が明るそう♪
茶臼山 2384m
樹林の中の少し開けた分岐点…?
そんな感じの所に標識があり、よく見ると
ここは茶臼山 と 書かれております
茶臼山ではありますが
頂の雰囲気とは言い難い感じです
以前は天狗岳までの縦走途中だったため、
展望台へは行っていません
今日はその展望台に向かいます♪
空が微笑み返してくれます
もうそこですよ♪
茶臼山展望台
開けた尾根から岩の積み重ねたような展望台
まさに、此処こそが茶臼山山頂のように思えます
北横岳の時とは真逆なお空
なんと開けた展望が望めるのでしょう
雲が湧き立ち
チチが立つ
風と相撲を取りつつ
展望を堪能します
車山方面と 北横岳を望みます
南八ヶ岳が常に付き添ってくれます
此処もまた風と戦いながらも
アルプスの山並みを楽しむことが出来ました
展望台からは再び樹林帯の道になり
縞枯山と茶臼山の鞍部まで戻ります
立ち枯れのトンネル
五辻へと下っていきます
積雪は少ないものの
雪の感触を味わえ 未熟ながらも冬景色を堪能する事が出来ました
お山でのお天気としては
恵まれたものだったと嬉しくなります
見事な青空…
雪景色に無くてはならないアクセント…
今回は頂く事が出来ました♪
だけど…
景色に気をとられていると
浅い雪の下 岩がゴロゴロとしており 足をとられそうになります
ご注意!
ご注意!
デコボコ岩道に 笹の縁取りがどこまでも続きます
本当に1月なのでしょうか…
まるで 5月の雪解けの季節の様…
木道の遊歩道
延々と続く木道の道
雪があったりなかったり
アイゼンの刃が時に邪魔になる事も…
しかし凍ったところでは有難い…何とも複雑な歩きとなります
北横岳も 雪の帽子を脱いでしまったよう…
そんな北横岳の背後から
灰色の雲が 再び忍び寄ってきました
お空は 自由気ままな風を
広い心で受け止めているのでしょう
色々な変化を見せております
灰色の雲が出てきて
モノトーンの世界に引き込んだかと思うと
先だけ白く薄化粧をしたシラビソの木々や
立ち枯れの白い木肌に 青い青い空!
見事なコントラストにご褒美を頂いたような山歩き
今年 最初のお山は恵まれたものになりました
そうなると 欲は膨らんできます…♪
さて…今年は どんなお山とお付き合いできますでしょうか…?
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅が見えてきました…
初山歩きも終わりが来たようです
暖冬の影響を受けながらも
お山は季節をしっかりと織り込んで
自然の奏でる協奏曲をきかせてくれました
圧巻の景色にも 心奪われ
やはりお山はいいですね…
北八ヶ岳も 後は蓼科山だけとなりました
その蓼科山を
有雪無雪…どちらも経験させていただくのは
いつの事でしょうか…
また…いつの日か…
北横岳からのつづきです
無情にも景色を封印された北横岳に見送られながら
坪庭の分岐まで下っていく事にします
不思議なものです…
お山の女神様…チョッと意地悪なのでしょうか?
それとも…
下るとなると 少しお空の様子が変わります
青い空が顔を見せ始め
北横岳で大暴れしていた風もどこ吹く風?
知らぬ顔で 雲を引き連れてどこかに風来坊?
坪庭北横岳分岐
坪庭に入ったころには
素敵なお空が笑ってくれ始めます
灰色の雲がまだ空に蔓延ってはいますが
何か良さげなお天気になりそうな予感…
そうなると足どりも軽く感じます♪
坪庭南口
ロープウェイと縞枯山への分岐です
まだ…帰りません
少し先に進んでみます
左のに向きを変え 縞枯山へと向かう事にします
雲が生き物のように動いています
風が笑い…
木々がざわめき…
粉雪が舞い…
空が輝きを取り戻し始めます♪
縞枯山荘が見える頃
何とも晴れやかな青空が…
何かのご褒美を頂いた気持ちです♪
青い空に青い屋根
モノトーンの世界が華やかに変身します
広い草原のような縞枯山のすそ野に立つ縞枯山荘
童話の世界から抜けだした様な小屋…
本当によく似合います
ここで暫し休憩をとって
穏やかな景色を堪能しましょう♪
山荘の中は アイゼンを外さなければなりません
チョッと面倒臭い私…外で休憩をとります
それでも このお天気…
ザックに腰を落して休むのも また、乙なものです♪
縞枯山荘に別れを告げて
青と白のコントラストに映える緩やかな雪原を歩いて
縞枯山へと向かいます
ここでもやはり雪不足は明確にあらわれます
この時期には珍しく 笹が顔を出して
お日様を浴びて 風と戯れています
それでも、冬の装いは 残されており
目を楽しませてくれます
雨池峠
雨池峠からは 樹林帯の中の急な登りです
暫し汗を掻き掻き 奮闘します
スカイラインが見えてきて…
もうすぐ
もうすぐ
もうすぐ なんだけど…
なかなか近づきません
急な道は 容易く通してはくれません
ファイトでございます
縞枯山 2403m
縞枯山からは稜線沿いに南八ヶ岳から中央アルプスに至るまで
圧巻の景色に心奪われます
細長い稜線を描く縞枯山を飾る立枯れの木は
100年周期の芸術品…
その縞枯現象の合間からのぞく景色は
特有の雰囲気を醸し出し
自然の芸術家の逸品を見せつけているようで
目の保養をさせてくれます
茶臼山と展望台の分岐
目の前に本日の目的のお山 茶臼山が見えてきました
分岐は下らずに、まずは縞枯山展望台へと向かいます
露出し岩に纏わりつく灌木の奇妙な姿…
雪と絡み合って何とも言えぬ岩山を登ると…
青い空の迎え立つ展望台が待っています
縞枯山展望台
360度のパノラマが広がります
南八ヶ岳から甲斐駒方面が浮かび輝いているよう
その手前に 茶臼山がもっこり頭を覗かせています
南八ヶ岳
アップにすると南八ヶ岳の特有の姿がハッキリと見えます
雪は余りついていないようですが…
一峰 一峰特徴が良く出ているようです
まずは天狗岳…もっと雪を被った時に訪れたいです…
茶臼山
さぁ~!
目の前で待っています茶臼山へと参りましょう♪
縞枯山・茶臼山の鞍部
一気に下って 鞍部まで来ると
そこからまた 樹林帯の中の上り坂…
頑張って
頑張って
ほいさっさ♪
何やら先が明るそう♪
茶臼山 2384m
樹林の中の少し開けた分岐点…?
そんな感じの所に標識があり、よく見ると
ここは茶臼山 と 書かれております
茶臼山ではありますが
頂の雰囲気とは言い難い感じです
以前は天狗岳までの縦走途中だったため、
展望台へは行っていません
今日はその展望台に向かいます♪
空が微笑み返してくれます
もうそこですよ♪
茶臼山展望台
開けた尾根から岩の積み重ねたような展望台
まさに、此処こそが茶臼山山頂のように思えます
北横岳の時とは真逆なお空
なんと開けた展望が望めるのでしょう
雲が湧き立ち
チチが立つ
風と相撲を取りつつ
展望を堪能します
車山方面と 北横岳を望みます
南八ヶ岳が常に付き添ってくれます
此処もまた風と戦いながらも
アルプスの山並みを楽しむことが出来ました
展望台からは再び樹林帯の道になり
縞枯山と茶臼山の鞍部まで戻ります
立ち枯れのトンネル
五辻へと下っていきます
積雪は少ないものの
雪の感触を味わえ 未熟ながらも冬景色を堪能する事が出来ました
お山でのお天気としては
恵まれたものだったと嬉しくなります
見事な青空…
雪景色に無くてはならないアクセント…
今回は頂く事が出来ました♪
だけど…
景色に気をとられていると
浅い雪の下 岩がゴロゴロとしており 足をとられそうになります
ご注意!
ご注意!
デコボコ岩道に 笹の縁取りがどこまでも続きます
本当に1月なのでしょうか…
まるで 5月の雪解けの季節の様…
木道の遊歩道
延々と続く木道の道
雪があったりなかったり
アイゼンの刃が時に邪魔になる事も…
しかし凍ったところでは有難い…何とも複雑な歩きとなります
北横岳も 雪の帽子を脱いでしまったよう…
そんな北横岳の背後から
灰色の雲が 再び忍び寄ってきました
お空は 自由気ままな風を
広い心で受け止めているのでしょう
色々な変化を見せております
灰色の雲が出てきて
モノトーンの世界に引き込んだかと思うと
先だけ白く薄化粧をしたシラビソの木々や
立ち枯れの白い木肌に 青い青い空!
見事なコントラストにご褒美を頂いたような山歩き
今年 最初のお山は恵まれたものになりました
そうなると 欲は膨らんできます…♪
さて…今年は どんなお山とお付き合いできますでしょうか…?
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅が見えてきました…
初山歩きも終わりが来たようです
暖冬の影響を受けながらも
お山は季節をしっかりと織り込んで
自然の奏でる協奏曲をきかせてくれました
圧巻の景色にも 心奪われ
やはりお山はいいですね…
北八ヶ岳も 後は蓼科山だけとなりました
その蓼科山を
有雪無雪…どちらも経験させていただくのは
いつの事でしょうか…
また…いつの日か…
終
最後までお付き合い下さって
嬉しく思います
ありがとうございました
最後までお付き合い下さって
嬉しく思います
ありがとうございました
本当に御褒美を頂きました
青い空に誘われて
心もウキウキでした♪
縞枯山荘は どのコースでも
一休みの場となりますね♪
私も三ツ岳を登った時 やはり此処で休みました
縦走する時も立寄りました
私にとっても この縞枯山荘は
好きな休憩所の一つです
コタツの中でミカンを食べ食べ
ブログ縦走…私もしています♪
たか様の夕日のお写真 見惚れました♪
いつもコメントをありがとうございます♪
どちらが好きかなんて計れませんが
雪のあるお山はどこか厳しくも神秘で
凛とした美しさを感じますね
コメントをありがとうございます♪
北八ヶ岳は冬の方が訪れる事が多いです
デコボコ岩道が歩きやすくなって・・・(笑)
八ヶ岳は冬が良く似合う…なんて思うのは
私だけなのでしょうか?(^^;)
いつも コメントありがとうございます♪
勿論、ムズムズしながら。
白い世界と青い空
静寂の中に動くのは雲ばかり・・・
素晴らしい環境ではありませんか。
雪を踏みしめる音を足裏で感じ先ずは縞枯山荘へと。
私にとりましても懐かしい青い屋根です。
横岳から三ツ岳を回った時に辿り着いたのが
この縞枯山荘でした。
そう、あのベンチは私達が休憩に利用させて頂いたベンチ
あの時の何とも言えない心地よさが今、蘇りました。
それから数年後、茶臼から縞枯を抜け雨池を廻った時も山荘は良き休憩地でした。
増々良くなる空模様の下
南八ヶ岳もクッキリすっきり
北八ヶ岳から最高の御褒美が頂けたのですね。
近寄りがたい感じがします。
有り難うございました。
一昨年の秋に逆コース歩きましたが、やはりこの時期
の方が楽しいかも・・・・