山に癒されて…♪

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納山際!女ノ神茶屋駐車場からの蓼科山へ

2019年01月03日 | 山登り 八ヶ岳 蓼科
2018年12月31日(月)  蓼科山


私にとって激動の2018年
その締めに選んだお山は 蓼科山

いつも北八ヶ岳を訪問して見ていたのは
そばに寄り添うお山が蓼科山でした

いつか登りたいと考えておりましたお山で
納山際と冬山トレーニングを兼ねて
漸くその時を迎える事が出来ました


前夜発で 夜中に着いてすぐ 車中で仮眠を取ります


星が輝く夜空を見て 明日の天気に期待を持ちつつ
何時しか深い眠りへと堕ちていきました



コースタイム


7:13 女ノ神茶屋(すずらん峠)駐車場 → 8:38 蓼科山南西2110m 8:45 → 9:02 幸徳平 → 10:37 蓼科山南西2450m → 10:50 蓼科山 2531m ~ 蓼科山頂ヒュッテ 11:20 → 12:05 蓼科山南西2110m 12:15 →13:07 女ノ神茶屋(すずらん峠)駐車場






ゆっくりと白け始めた空…
夜中に見た満点の星は消え…
薄っすらと広がる雲が 
夜明けに陰りを齎すようでした…

気温はマイナス11℃
一気に20度近い気温差の中に放り込まれた感じで
外に出てみれば 冷たい空気が絡んで肌を刺します


今回のもう一つの目的は
この寒さに耐える体力の確認でもあり
寒さに極力弱い私への チチの愛情ともいうべき訓練です

早々に準備をはじめ 出発することにしますが
ここの寒さは 冬眠モードにさせる魔力を持っています

のろまな動きは一層のろまになり
準備にも時間が掛かってしまいます
その上…寒いとおトイレも近くなります…

駐車場に トイレ場があるという事は
この上なく 貴重で嬉しい限りです

ただ4つほどある簡易トイレは 
2つしか使用できません
来る人が少なく混雑していなかったのが幸いです

それと…早朝のおトイレの便座が 
身が縮むほどに 冷たかったのは 忘れません…




 女ノ神茶屋駐車場
 駐車場からの取付き




女ノ神茶屋駐車場からは少し南下した所に
女ノ神茶屋・蓼科山登山口1722mがありますが
駐車場から登山道に合流する道が出来ており
その道を使って登山道へと進みます

クマザサの林床の緩やか雪道が続きますが
平に近いその道では ツボ足で充分な感じ…
なのでアイゼンを付けるタイミングを見ながら
暫くそのまま歩いて行きます

表面は凍っていますが アイゼンを付けなくても
まだ 歩けないことはありません 
しかし、アイゼンワークの練習にもなるので
急な登りになる前にアイゼンをつける事にします


ただ…冬靴に変えての初の山です
冬靴とは相性が悪く よく足を痛めてしまいます

今期はどうなる事やら…しかし

この時は 不安が残っていたものの 
何とかなるぐらいにしか思っていませんでした



 この標識から道は急になります
 暫く急な道が続きます
 日が差し始めます




開けた樹林帯になると 一旦道が緩やかになります
この辺りが 次のアイゼン着用地点に適した所になります


 再び急な笹道へ
 緩やかになって…




笹藪の広場に出ます
ここから本格的な岩のごろつくな登りに変貌します

この当たりもアイゼン着用地点とも言えます



 雪を被った岩・
 急坂へが続く 延々と…

中央アルプス



急になった坂は緩むことは無く
雪の被った岩とそれを埋める雪の上を
ゆっくりと登っていきます

そして 忘れていた事が蘇ります

右足の踵付近に みを感じ始めます
急な登りになればなるほど
その痛みは強くなっていきます

途中 靴ひもを結びなおしたり
歩き方を変えたりしますが
どこまで誤魔化せるかが心配です…

ただ 救われるは展望が開けて見える景色のすばらしさ

空は陽が高くなるにつれ 青さを取り戻し
雲もどこかに押しやられていく感じがします…


 頑張って頑張ってって…

中央アルプスと御岳山




更に展望が開けてきます

しんどい登りも癒される瞬間ですが
足の痛みはすばかりです

途中…テーピングをして
靴の当たる部分にクッションを作って当ててみます

アイゼンを外したり付けたり
靴を脱いだり履いたり…
ロスタイムを多く作り それだけで疲れてしまう感じです…


後ろに控えるアルプスの面々が 
そんな私の姿を見るように 
静かに静かに広がっています




御嶽山



雪化粧をして 静かに佇む御嶽山
ただじっと見つめあっても 
見飽きる事のないお山です

そんな山々をバックに 登りは続きます

 さらに頑張って登ると…

蓼科山南西2110m


休憩ポイントに出ます
少し開けたその場は 絶景ポイントでもあります


 八ヶ岳
 南アルプス




八ヶ岳と南アルプスが常に
後ろで控えているように見えます

空に広がる雲も次第に薄くなっていき
目覚めていくように空は青さを増していくよう…







この2110mポイントで暫し休憩をする事にし
足を休めます…が…

動きを止めると 噴き出た汗もすぐに引っ込み
火照っていた体も 一瞬にして冷めていくのがわかります

休みたいけど…じっとしているのが辛い…

すぐに出発しようとする私に チチは
足を休めるようにと諫めるように言います

仕方なく腰を下ろして休憩を取ります

風は優しく吹き
八ヶ岳と南アルプスが無償の癒しを与えてくれます




蓼科山南西2110m



さて蓼科山へと向かう為 出発です
歩き初めの足の感触は然程悪くありません

このまま 何事も無く登れるような気がしてきます♪



蓼科山



今から向かうお山の姿を見つつ
道は下り坂へと変わります

勿体ないなぁと思いつつも
下らなければなりません…

この時は あれほど痛かった右足の踵の事は
忘れていたように思います…
只々下る事に小さな抵抗感を感じながら
チチの後を追っていました…


 下り坂



下りきると少し平らな道となり
すぐに幸徳平の標識が見えてきます


 幸徳平



幸徳平からは 再びな坂へと変わります

ここからが 私にとってさらに試練の登りとなるなど
この時は意識することも無く
チチの後を追って 登っていきました





つづく



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山ばか夫婦の山歩)
2019-01-04 15:35:52
足の痛みが心配ですね。
ただ、スキルのある方がご一緒ですから・・・
後レポ楽しみに拝見します。
返信する
山ばか夫婦の山歩様 (nanekobi5963)
2019-01-05 00:02:54
こんばんは♪

冬靴に関しては 購入した時から
何処か相性が合わず 足を痛めてしまいやすいのですが
今度はまいりました…

私の足の形が悪いのか
歩き方が悪いのかわかりませんが
中々相性の良い靴を見つけるのが難しく
冬靴に関しては 悩んでいます

でも まだ 新しくて…
どうしようかと悩みどころです

山ばか夫婦の山歩様も このようなご経験おありですか?
何かいいアドバイスがあればと…ずうずうしくも
お願いしてしまう私です
スミマセン 頂いたコメントに 何と不躾な事を…


でも 楽しんできたことは確かです
続き もう少しお待ちくださいませ
お付き合いくだる事に感謝しております

コメントを有難うございます♪
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