初のラフティング

2017年8月27日（日）☀　京都　保津川

初めに…
急な流れの時は　両手ふさがって
カメラどころではありませんでしたので…
迫力あるお写真はありませんが
初体験のラフティングにお付き合いくださると嬉しいです





ＪＲ　嵐山駅


嵐山駅の近くのパーキングに車を止めて
亀岡駅まで電車で移動します


　亀岡駅構内

亀岡駅



早朝の亀岡駅は　人も少なく静かなものです



　サッカーボールモニュメント　京都サンガＦ・Ｃ
　亀岡前の通りには　保津川下りの旗が…
　旗を目印に歩いて行くと…
　ラフティングの看板が…

保津川下りの乗船場



亀岡駅から歩いて数分
保津川ラフティング乗船場に着いたのは8時ごろ
まだ静かな乗船場は
保津川下りの乗船場と一緒の所…
2階の受付の待合所で時間を待ちます



受付と乗船場　お土産コーナー



待合所で受け付け開始までのんびり待っていると
段々賑やかになって
受付開始前後には
広かった乗船場受付が　隙間なく人・人・人


夏休み最後の日曜日ということもあり
出かける人も多いいようです


殆どの人は保津川下りを楽しまれる方のようです
乗船は保津川下りのお客様から乗船です


保津川下りする人とラフティングする人は
すぐに見分けがつきます
大きなかばんを持ち歩いているか否かです

ラフティングの人は　着替えを持ち歩いていますので
どうしても大きなかばんを持ち歩くことになるのでしょう

そして　ようやく呼ばれて
我が家も指示に従って準備をします



もう～この時点でウキウキで
童心に戻っている私です…
意外に冷静なのは　娘だけだったかも…



ライフジャケット、ウェットスーツ、ヘルメット、メガネバンド
これらは無料貸し出ししてくれますのでお借りすることに…

自身で用意したものは


沢登りの格好！と お風呂のセットのみ♪


娘は水着をウエットスーツの下に着用


下った後の着替えは　
名前を付けた専用の袋にいれて　
下流まで運んでくださるということで
すべて手ブラ状態です


ラッシュガードも着て　防寒予防もばっちり…
着替えた後　順次　ライフジャケット　ヘルメット…
最後に　パトルを渡され集合します







まずは安全講習会！

バトルの持ち方　使い方　漕ぎ方　
プロガイドの合図
ボートから落ちた時の方法
そして　注意事項…　
わかりやすく説明をしてくれます…が
その場になったら…覚えているかどうか…



ガイドさんが最後に　笑顔で言った言葉
半分も覚えられないと思うので　あとは実戦で…

これだけは　ばっちり頭に残りました


この日は4グループに変われて
我が家は　とある11人の団体さんを二つに分けた中の
1グループに　仲間入りさせていただきました


一つのボートに　
ガイドさんと7名～6名のメンバーが組まれます








まずは穏やかな流れの保津川で
実践講習をうけながら　景色を楽しみます


マエコギ
ウシロコギ
ツカマッテ
これがプロガイドの基本合図！

その場その場でガイドさんが合図を出すので
その通り指示に従って　実践しなければなりません…


大切なものです！


そして　今回　その他に
このグループの合言葉が生まれます

ハーモニー！とファミリー
そして　その合言葉と共に　
ハイタッチ！








これもテンションを上げる
重要な合図となりました♪

何せ　話し上手で乗りの良いガイドさんと
それを上回る天然？の即席ファミリーの集まりです
何らかの切っ掛けで　すぐにテンションが　上がらないはずがありません…




保津大橋



さてさて…先の方に
白い波が見え始めました…

プロガイドさんを中心に愉快な仲間達の出発です



　流れが変わり始めます




アユ釣りのお方～　すみません
ちょ～っと通してくださいませ～


まだまだ　のんびりと周りを楽しんでいます



しかし…


落ちた！



最初の激流点で
前のグループのボートから一人落下


みんなじっと見つめます

ようやく引き上げられた姿を見て　ホッとしますが
みなさん冷静です



ガイドの方も　動じた姿を見せず
そのままボートをコントロールして　
前後のグループの距離感を取っています









次第に牙を？むき出します…
流れの中に突っ込んでバウンドする体をグッと抑え

マエコギ～！

はい！　イッチニ～　イッチニ～

止め～！

はい！

マエコギ～！

はい…　

ツカマッテ！！


咄嗟に　掴まってポーズをつくります　　
バトルのシャフトを脇に挟んでブレードを上に
絶対離してはならないTグリップを下にして…


構えて…！


ゲッ！


容赦なく水が　顔面めがけて飛びかかります！


は…鼻に…水が入った～


顔をゆがめていると


顔上げて～！
前を見ていないと勿体ないよ～
・・・とガイドさんんお声




すると　また　バシャ～！



ブハ～ッ



周りから大笑い


恐怖というよりも　
一瞬の緊張と緩和　これが絶妙で
癖になる楽しさになっていきます









流れは何処までも…

１６Ｋｍというロングランを下る中
いつしか小さなボートの中は　ファミリーそのもの

不思議な団結感が生まれます







決して　溺れているのではありません…


川の緩やかな所では　みなさん川の中へ…

ひんやりとした水が気持ちいい


時にこうしたサプライズ♪



次のサプライズは…


高所恐怖症の私の大の苦手…飛び込み…










どうしよう…

でも　みんなどんどん飛び込んでいる…
私の小さなプライドが　許さない？


内心…　嫌や～と叫びつつ

平気な顔をして投身します




　南無阿弥陀仏～！
　ひえっ～！　
　ドボ～ン





あっ　浮かんだ！　生き返った～

ひゃ～　でも…　楽しい～♪

矛盾した感情が湧きます
冷たい川の中　流れに乗って岸に辿りつきますが
岸に上がると　意外に…体が・・・


震えておりました…






渡月橋からの大江山　別称：大枝山　与謝大山　千丈ヶ嶽




そして　流れも終盤になり
穏やかな流れが続き
川の幅も広くなるころ
周りに観光客の姿が目に留まります


渡月橋まで下ってまいりました


１６ｋｍという距離も
下ってみればあっと言う間のよう…

のんびりと漕ぎながら
振り返ると　大江山が見えます


みんなで下ってきた川を振り返りながら
大江山の詩を思い出します…



大江山　いく野の道の遠ければ
まだふみも見ず天橋立　　小式部内侍






別れの時は近づいてきます

渡月橋をくぐり　船場に降りれば
見知らぬ人となります…


楽しかったね
さようなら…



そして、ライフジャケットなどはそこで外して
いざ　嵐山温泉「風風の湯」へ案内されます
ゆっくりと温泉に浸かって　いい気分♪




このときは水遊びを満喫した喜びに浸り
体の疲れは殆ど感じていませんでした…



しかし…



翌朝…
山歩き後の疲れとは違う…
気怠さに包まれ
こんなに体は疲れていたのかと　思うほど…

全身で遊んで
全身で疲れて…

こんな週末の過ごし方も　いいかも
久々に娘とも共有する楽しさに浸れたのですから…♪




さて…　来週は　
やっぱり　お山に行ってみたいけど…

終


最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございます♪