南風おじさんの4畳半生活

世人悉く春南風を歓ぶ。肖りたく号すが及ぶや否やを知らず。茅屋より世を管見すること60有余、腹膨るる思い止み難く…

浦和駅前の埼玉3偉人の碑

2006年06月11日 | Weblog
仕事の関係で上田知事と年に数回、10人ぐらいで昼食を囲む(全て割り勘です)ことがある。6月定例議会を前にした数日前に1時間ほど話を交わした。

このとき、私が「知事は浦和駅前に埼玉3偉人の碑があるのをご存知ですか?」と聞いたところご存じなかった。それどころか同席していた知事室長、報道長、主幹も誰一人として知っている人はいなかった。

これは無理もないので、碑が置かれている場所が中ノ島(バス停があるロータリーの中)で、それも一番すみっこの人が通らない場所なので、たぶん浦和駅利用者でも99%は知らないだろうと思う。

建てたのは畑知事の時代、だから3偉人には荻野吟子は入っておらず、渋沢栄一、塙保己一、畠山重忠の3人だ。碑には大宮の詩人・宮沢章二氏の埼玉讃歌も併設され、埼玉新聞の呼びかけで作ったことが分かる。

知事との会食の席上、私が、これを「大宮の西口のデッキにでも移設したらどうか」という提案をした。上田知事も理解を示した。

終わった後で、よく考えたら大宮より新都心の方が相応しいかなと思い直して、今度は中央区選出の県会議員・吉田氏に電話をして、「知事とこういう話をしたが、考えたら新都心の方が良いように思うので、ひとつ力になってくれないか」と話しておいた。

吉田氏は「見たことがないので、まず碑を確認してみる」との話だった。こういう話はたぶん反対者はいないので、順調に進むだろうと思う。何でもないことでも、自分の考えを行政に反映させるには、いろいろな人を動かすことが必要ですね。

社交ダンスは衰退?

2006年06月11日 | Weblog
あまり人には言っていないが、もう20年近く(途中3~4年のブランクはあったが)社交ダンスを趣味にしてきた。病気になってから遠ざかっていたダンスに、身体の様子を見ながらまた少しずつ復帰している。

ところで、テレビで芸能人社交ダンスが放映され、またブームがやってくるかのような感じも与えているかも知れないが、自分が見るところ社交ダンスの新しい愛好者が少しも増えない。

今日、小雨の中を大宮に出て、帰りに西口の「チャコット」というダンスファッション店の前を通ったら、一杯の客が入っていて驚いた。

「チャコット」はかつて社交ダンスのファッションが中心で、今はフラメンコ、ジャズダンス、フィットネスなど幅広い衣装を扱っている。若い女性の客が多かったので、社交ダンスの衣装が売れているわけではなさそうだ。

ダンスも多様化している。若い女性たちは男にリードされる形の(従って自分が上手に踊れるかどうか男性の腕前に左右される)社交ダンスに飽き足らないのかも知れない。主導権をとって踊れるフラメンコなどの方が魅力があるのかも知れない。

これから本格的な高齢社会に入る。自分が20年近く趣味として楽しんできた社交ダンスを、高齢者の健康増進のために生かせないかどうか、そういうことを思案している。

若々しく元気な、長期の介護を必要としない高齢者が増えれば、増大する一方の社会保障費の抑制にもなる。何より実際にやってみるとケッコウ楽しい。マラソンやスポーツジムも良いが、楽しくなければ続かないわけで、そういう意味からも高齢者に最適な運動になる。

衰退して欲しくないものだ。