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おっさんZANNMAI

のんびり、ゆったり、おっさん度100%満喫の日々

永遠の男優を悼む

2014-11-19 00:55:51 | 映画
俳優の高倉健さんが亡くなりました。

寡黙というイメージの人なのですが、おっさんの中ではけっこう話している。

「君よ憤怒の河を渡れ」や「新幹線大爆破」「網走番外地シリーズ」なんかでは、長尺のセリフがあったような気がします。

俳優だからセリフをしゃべっているのは当たり前なのですが、どうも「寡黙」というイメージが強いようです。

おっさんが思うに、重みのある一言一言を口にして、その後の演技でダメ押しをしていらっしゃったのではないか。

その代表みたいなのが「幸せの黄色いハンカチ」や「鉄道員(ぽっぽや)」。

年齢を重ねるごとに、言葉でなくて演技で語るようになっていかれたのかもしれません。

高倉健というと、おっさんの一番の思い出は、健さんの映画が終わって映画館から出てくるおじさんたちがみんな健さんの歩き方になっていたのを見たこと。

こんなに見る人に影響を与える人というのはそういません。

どの映画も、見終わった後「もう一度見たい」と思うような映画でした。

また一人、昭和の光が消えました。





往年の美少女たち

2014-11-13 00:06:07 | 映画
この間、ケーブルテレビで往年の美少女の映画を見ましたよ。

全盛期のブルック・シールズの「サハラ」。



と、オリヴィア・ハッセー主演のミステリー・サスペンス「暗闇にベルが鳴る」。



この二人をリアルタイムで知っている人はけっこうお歳。

「サハラ」は1983年、「暗闇にベルが鳴る」は1974年の製作ですから。

それにしてもブルック・シールズの美しさ。

「神」に近いものがありますねぇ。

輝いてます。

映画そのものは陳腐なものですけれど許せてしまうところがあります。

その反対に、オリヴィア・ハッセーの憂愁のある美しさ。

「ロミオとジュリエット」のオリヴィアは当然いい。

けれど、殺人鬼に追いつめられていくところなど、可憐でいいです。

まったく個性の違う二人。

おっさんはオリヴィア派かなぁ。

最近、子役からスタートする女優さんは多いのですが、彼女らのように輝いている人は少ないように思いますねぇ。

久しぶりに胸がときめいたおっさんでした。

涙活

2014-11-09 00:00:57 | 映画
世の中には「涙活」というのがあるそうな。

この間、座敷わらしから聞きました。

何でも意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことだそう。

でもただ泣くだけではダメで、悲しみや感動などによる涙でないと効果がないらしい。

そこでおっさんも試してみました。

手っ取り早いのは映画を観ることなので、一番泣ける映画を選んでみました。



これはダメですよ。

最初のひまわり畑のアップだけで、もう涙、涙。

最後まで観て、どれだけ泣いたか。

考えてみると、泣ける映画というのはイタリア映画が多いみたい。

「自転車泥棒」や「ニューシネマ・パラダイス」、「道」とか。

人生の影の部分を描いているからでしょうか?

何だか泣きすぎて疲れてしまいました。

本当にストレス解消になったのかなぁ?

電気は消さないで

2014-05-30 00:22:25 | 映画
いつも利用している宅配DVDレンタルから、映画が届きました。



「ゼロ・グラビティ」と「ワールド・ウォーZ」。

映画好きなのに、なかなか映画館に往けないおっさんにとっては「新作」。

特に「ゼロ・グラビティ」は、座敷わらしのお勧めなので、久々にスクリーンとプロジェクターで観ることにしました。

さらに座敷わらしからもう一つアドバイス。

「他の音が聞こえないようにヘッドホンを使うとええで」

なるほど、宇宙空間が舞台だけにと納得のおっさん。

映画が進んでいくにつれて苦しくなってきました。

プロジェクターを使っているので周りは暗い。

ヘッドホンなので、主人公の息づかいが間近に聞こえる。

苦しくなって電気をつけようと思ったのですが、明るくなると見えなくなってしまう。

終わったときは、体が固くなってました。

いやぁ、何か鬼気迫るっていう感じの映画でした。

それにしてもサンドラ・ブロックは、いい女優になりましたねぇ。

「ザ・インターネット」や「デンジャラス・ビューティー」の正反対の役柄をこなしたり、「イルマーレ」や「しあわせの隠れ場所」ではシリアスな役を演じたり。

それなのに、「スピード」の頃の初々しさや可愛さが見られる不思議な魅力の女優さんです。

さて、もう一枚の「ワールド・ウォーZ」はどうしましょうか。

同じように電気を消して、スクリーンで見たら怖いだろうなぁ。

すごく迷っている、おっさんなのでありました。

ホラーはお好き?

2014-04-23 00:43:24 | 映画
おっさんは、ホラーだとかスプラッタ・ムービーだのいうやつはあまり好きではないんです。

ところがいつも見ているケーブルテレビのチャンネルで特集をやってたのです。

それも70年代から80年代に活躍したイタリアのダリオ・アルジェントという監督の作品。

そのうちの三本をたて続けに観てしまいました。



「シャドー」



「サスペリアPART2」



「サスペリア」

いやぁ、おどろおどろしい。

「サスペリアPART2」は、実は「サスペリア」よりも前に公開されたのですが、日本公開は後になったのでこうなっています(ややこしいですねぇ)。

これらはホラーというより、猟奇物と言った方がいいかもしれません。

当然、血がドバァっと出るのですが、今のようにリアルに粘性の血ではない。

真っ白な壁に真っ赤な血が振りまかれる。

一種の美学があります。

よく見ていると、いろいろな発見もある。

犯人の視線でカメラが動いたり、被害者が襲われるシーンではバババッと局所のアップになったり。

それまでの映画には無かった工夫がいろいろ。

けれど、観終わった後はやはり怖い。

「サスペリアPART2」のコピーは、「けっして一人では見ないでください」というのでしたが本当。

眠る時に、電気を消すのが怖かったですから。

もうホラーは観ないでおこう!