goo

反環境(3)

2012年10月28日 | 研究
あらゆる芸術と科学は、われわれが環境を知覚するための反環境の役割を果たしていることに気づくことは有用である。企業文明の中で、われわれは長い間、一般教養科目が必要とされる態度決定と知覚の手段を提供するものと考えてきた。芸術と科学が電気回路網の条件下で、それ自体が環境になるとき、伝統的な一般教養科目は、芸術においてであれ科学においてであれ、もはや反環境としては機能しない。われわれは「壁のない美術館」に生き、あるいは知覚環境の構造の一部としての音楽を持つにあたり、新しい注意力と知覚の戦略を生みださなければならない。高度な科学知識が原子爆弾の環境を生むとき、新たな科学の環境の制御手段を見つけ出さなければならない。生き残りたければ・・(The Relation of Environment to Anti-Environment/1966)。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。