失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「DO-して」 桜っ子クラブさくら組 1993年

2010-04-15 | アニメ・特撮
桜っ子クラブさくら組は、1991~1994年に放送されたテレ朝のバラエティ番組「桜っ子クラブ」のレギュラーだったアイドルグループ。井上晴美、持田真樹、加藤紀子、中谷美紀、菅野美穂などなど、4年間にトータル38名のメンバーが在籍した。私は一回もTVで見た記憶がない。あ~関東ローカルだったのかな?メンバー的には結構メジャー感のあるグループなのに5枚の8㎝シングルをリリースしたのみで、アルバムは1枚も残していない。これは2ndシングルで、たぶん最大のヒット曲。ファンサイトに詳細なDiscographyあり。

①DO-して 「クレヨンしんちゃん」エンディングテーマ
作詞:西脇唯、作曲:斉藤英夫、編曲:新川博
斉藤英夫といえば森高千里の多くのヒット曲の作曲者としてのイメージが強い。「私がオバさんになっても」(1992)、「渡良瀬橋」(1993)と森高黄金期の勢いそのままのソングライティングが、このシングルでも聴ける。とくにマイナーコードでぐいぐい迫るAメロがいい。「♪たまねーぎー」からの展開は森高曲っぽいかな。アレンジはズバリYMO。間奏の音色なんてもろに『浮気なぼくら』(1983)だし。「レトロとしてのテクノ」を感じさせるアレンジとしては、1993年作品って結構早い気がする。
裏ジャケには13人のメンバーが写っているが、歌っているのは井上晴美、持田真樹、加藤紀子、北川裕子、山内麻椰、菅野美穂、春原由紀、秋元彩香の8人らしい。その8人が水着で歌うお宝動画。立ち位置としては井上・加藤のダブルフロント。菅野美穂は完全に子どもだ。それにしてもこの半水上ステージは奇妙。

②DO-して
Song by 加藤紀子&さくら組
加藤紀子のデビューアルバム『de beaux』にも収録された、ソロパートがあるヴァージョン。当時、頭ひとつ抜けていたということか。井上晴美の心中やいかに。

③カラオケ

定価1000円、レンタル落ち50円。
ジャケは、野原しんのすけ&シロ。
ここで斉藤英夫とのつながりができて、加藤紀子のデビューシングルが「今度私どこか連れていって下さいよ」(森高のカヴァー)になったんだな。




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1 コメント

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欲しい! (CFB48)
2016-04-06 12:51:46
かつて所有してましたが幻の追い求める作品になりました。今は加藤紀子を集めてます。
加藤紀子ファンだった私はどうしても手に入れたいい!持っている師匠が悔しい!
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