昨日、仕事を早めに切り上げ地下鉄に飛び乗り、30年前、毎日通った大学の階段を上っていました。10代の頃とまったく変わらない風景の階段です。
その踊り場から下に見える明かり窓から黄色に色づいたイチョウの葉が道一杯に張り付いている風景が見えます。
ふとその時間が過去とつながった不思議な感覚に襲われ、今と過去の自分が一緒になった感じでした。その青春時代の記憶が瞬時に脳裏に広がり、いつしか過去の自分になっていました。
階段を登り、研究室が両脇に並び、実験器具や試薬で一杯の通路を小走りに、目的の教室に向かっていましたら、実験で使っていますアセトン、アルコールの匂いが部屋ごとに鼻を刺激して行きます。
大学の会議に使う一室にたどり着いた瞬間、今の自分に戻った感覚でした。
会議の目的は、今、活動をしております健康情報研究会の運営と次号の内容の確認。それと来年度からの学生さんへの講義の打ち合わせです。なんと、必須の授業ですので、学部生全員の受講が行なわれます。単位は2単位で15コマのうち6コマが私の担当です。その他にも講義の予定もありますので・・・・・
なんとなく、大学に行きまして、感傷に浸りながら・・・・