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私の東洋医学勉強法

2007年07月05日 | アート・文化

 実は、私もちょっと前までは一般的な勉強をしておりました。その方法は、現代語に訳された本を使っての勉強法です。ですが、これには欠点がありまして、訳をする人の力量、漢方や東洋医学の知識も必要ですが、漢文の素養もなければ誤訳をしている場合も多く理解不可能の文章に出くわすこともありました。ですが、そんな力量の無い私は丸暗記をするのが関の山でした。

 ですが、元の文献や和本を眺めて居ますと何となく理解できたり、新しい発見が出てきます。安直な勉強法になれて居ますと、間違った訳や解釈がそのまま伝わっている事も沢山あります。

 大学の東洋医学の講義もそうですし、東洋医学の権威の先生方も実際に原文(漢文など)を見た事や読まれたことが無い方も多いです。これは読める、読み方を指導できる人が皆無の状況でもあります。

 流石と感心しましたのは東京大学の売れ筋の本に、「和本入門」があります。

和本入門 千年生きる書物の世界 和本入門 千年生きる書物の世界
価格:¥ 2,310(税込)
発売日:2005-10-19

 普通の大学では、積極的に和本を入手し、蔵書する事はしておりません。ましてや管理して中身を確認することも少ないかと。実際、大学の講義(東洋医学の)で和本を使っての説明や授業は無いかと思います。

 しかしながら、昔から伝わってます和本には、非常に貴重な知恵までも書いており、和本独特のルールがありますので、その知識が無いと無用の長物になってしまうことにもなります。

 東洋医学の和本からの知識・知恵の奥深さに感心しきりです。


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