今はと言うより当初のコンセプトからの棲み分けとして
- スーパーは「生活」を売る場所
- デパートは「文化」を売る場所
でした。
今のデパートは、ブランド品に頼った場所になっている感があります。
所で、文化とは
私の定義ですが、精神的(心が)、物質的(物が)に豊かな状態
ですから、未来に夢があり、わくわく感がありました。
では、食の分野では・・・
- 旬の食材で沢山採れる(量)
- その土地ならではの貴重な食材など(質)
- 飾り付け・調理・保存法など(技)
が食文化の基本に思います。レストランや居酒屋さんでも、これらに含まれるのではと思います。
その文化を構成しているのが
- 歴史(暖簾:のれん)
- 生活の質を上げる技術や物
今のブランドは歴史だけの所が多く、こだわりの使い勝手の良さよりもデザイン重視になっています。
では、文化的な医療とは
医療費や介護費が膨大になり削減しなければならなくなり、地域で在宅での介護(地域包括ケアや地域サポートなど)を国が推進しております。
先日、介護保険を使ったいる方がこんな事を・・・
「地域の事も知らないので、買い物や用事も頼めない。来られる人は違う所から来るから、この地域で生活している生活臭がしないんだ。ましてや、仕事で来ているから、家族に頼むように気軽にもできないし・・・・」
私の薬局は、この場所で半世紀以上の歴史があります。
私の同級生は、親をこの地域に残し、本州や地方で働いている事が多く、昔からの付き合いもあり、ごく自然に助け合って医療や介護のお手伝いをしています。
地域に住んでいない、生活をしていない人(その場所でお金を使いお店を利用し、地域の活動に参加をするなどをしない)が、その地域の医療や介護の質や量、つまり地域医療の文化度を上げる事には限界があります。仕事だからと割り切りも必要ですが、自分の親や自分の未来を考えたときに、どの様な文化的医療を望むのかです。国もですが、国の顔色を観て活動する薬剤師会もスーパーの医療をしたがっています。その方が簡単だからです。
医療にも
- スーパーの医療(生活)
- デパートの医療(文化)
があります。国が薦めている地域医療や介護は前者の物に感じています。この分野は社会保障と言う美辞麗句でお金になる分野です。
家族も自分も、子孫もどれを選択するか決める時期に来ている気がします。文化的な医療には覚悟が必要ですし、それなりの長期展望に立った行動も大切です。また、医療や介護保険も評価しにくいので・・・・、この分野の薬剤師は少ないですね。この点でも薬剤師会から嫌われています理由です。
<お問い合わせ先>
札幌市白石区南郷通7丁目北5-1 駐車場有
有限会社 中村薬局 認定薬剤師 中村峰夫 011-861-2808
http://conaka2.wix.com/nakamurayakkyoku
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