goo blog サービス終了のお知らせ 

札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1 ℡011-861-2808
    地下鉄(東西線) 南郷7丁目駅3番出口すぐ横

お薦めの鰻屋~鰻二葉 くにひら亭~

2007年05月06日 | アート・文化

P5061059 東洋医学では漢方薬での治療も重要視されているが、それ以上に重要視されているのが「食養」です。普段の食事が一番の健康法なのでしょうね。その時に気味(きみ)で見ていきます。平たく言いますと風味です。匂いと味の両方で和食で重要視されているものですよね。和食はその上、見た目と雰囲気(季節感)の心使いまで。

 今回の私の隠れ家でもあります、お勧めのお店です。私自身、札幌市内で一番の鰻屋さんと思っております。

札幌市中央区南14条西11丁目石山通東北角 011-531-3234

P5061072 P5061071

P5061070 P5061065

P5061063 P5061069

P5061067

お米が一粒一粒が光っていて、そして鰻の香ばしい匂いと柔らかな食感が絶品です。

口から体全体にスタミナが広がっていって元気になるのが実感します♪


健康の基本は“食”

2007年04月14日 | アート・文化

健康を維持したり、病気を治す上で“食”の話を抜きには語れないかと思います。

 単に食に含まれる成分だけではなく、食を誰と頂くのか、そして食の質や微妙な味付けと香りもです。春の山菜もそうですよね。フキノトウのほろ苦さや、たけのこの香り。

 そして思うのですが、食は、究極の文化に思います。子供達を連れて仕事が終わった後、学校の事、友達の事、未来の事、そして子供に伝えたい事を料理人が腕によりをかけて作ったものを頂きながらCimg1337 話をしています。そして大人の会話を通して人との関わりも伝わると良いなあと思いながら・・・・。

 病気は薬だけではなく、食からも♪

Cimg1346


薬剤の代謝~P-gp~

2007年03月08日 | アート・文化

メチルプレドニゾロン・・・・小腸からの吸収は十二指腸で高く空腸、回腸へと下がる。P-gpの強い阻害薬のベラパミル・キニジンを併用すると空腸と回腸からの吸収が増大する。ベラパミルとキニジンはP-gpの強力な阻害薬。

フェキソヘナジン・・・・代表的なP-gp基質医薬品。CYPによって体内でそれほど代謝されない。

イトラコナゾールジルチアゼム・・・・P-gp阻害作用がある。しかしイトラコナゾールの方が低濃度でも発揮。ジルチアゼムは消化間壁でCYP3A4により高率で初回効果を受ける。ジルチアゼムの場合、CYP3A4を強力に阻害するもので高濃度になりやすく、P-gp阻害作用が強力になる可能性が出てくる。

アゾール系坑真菌薬・・・・イトラコナゾール、ケトコナゾールミコナゾールはP-gp阻害作用があるが、フルコナゾールクロトリマゾールには見られない。

ガチフロキサシン・・・・フェキソフェナジンやジゴキシンと同じく体内でほとんど代謝されない。

マクロライド系・・・・CYP阻害剤。小腸P-gpの阻害作用もある。クラリスロマイシンはP-gp阻害効果がエリスロマイシン、ジョサマイシンより速やかに発揮される。

プロトンポンプ阻害剤・・・・オメプラゾールはP-gp阻害作用を発揮するが、ランソプラゾールはほとんどない。

肝臓のCYP・・・・リファンピシリンフェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピンなどで誘導。

小腸のP-gp・・・・リファンピシリン(肝・腎にもP-gpがあるが選択的に小腸を誘導)、デキサメタゾン、シクロスポリン、セイヨウオトギリソウなどで誘導。

ジゴキシン・・・・CYPによりほとんど変化しない。小腸のP-gpによって分泌される。

α1-酸性糖タンパク・・・・ジソピラミド、リドカイン、キニジン、エリスロマイシンなどの塩基性薬物との結合が強くなる。

ヒト血清アルブミン分子・・・・3つのサイト(ワルファリン、ジアゼパム、ジキトキシン)

ワルファリン・・・・フェニルブタゾン・サルファ剤が代謝を阻害。アスピリンが血小板の機能を抑制し凝固因子の産生を抑制。クロフィブラートが代謝阻害し血中VKの利用効率を減少させ受容体親和性を増加させる。

スルホニル尿酸系経口血糖降下薬(トルブタミドクロルプロパミドグリベンクラミド)・・・・フェニルブタゾン・サルファ剤が代謝を阻害。アスピリンが腎排泄を阻害し、血糖降下作用もある。