未知との遭遇・見えないイメージの探索

主人公ロイは、日常生活に見え隠れする奇妙なイメージを追い求め、ついに未知のターゲットに遭遇する

つじあやのにいたるみち

2009-11-15 09:50:00 | Weblog
スピッツの「一期一会」が出たときに
繰り返し聞いてて、
いちばん心にしみこんだのが、
つじあやのが歌ってた「猫になりたい」

さっそく、つたやで「balanco]をかりて聞き始め、
これは名盤、と感じた次第。

スピッツは、ずいぶんはまってましたが、
「ハヤブサ」が頂点か、と思ったときに、
散歩道から外れてしまいましたが、
つじあやのは、今のところ、散策の真っ只中。

ちなみに、「一期一会」で次に心に残ったのが、
小島麻由美の「夏の魔物」
彼女の「愛のポルターガイスト」など
おもしろかったです。
彼女の曲の中ではまともすぎるかもしれないけど
「ハードバップ」なんかの曲想、大好きです。

「ハードバップ」、「さよなら愛してる」、「夏の魔物」、「猫になりたい」
並べてみると、こころの異世界への入り口、
トワイライトゾーンの音楽ですね。

つじギフト

2009-11-14 20:53:14 | Weblog
まったく、癒しのギフトです。
「Sweet Sweet Happy Birthday」 から「つじギフト」へと
音楽性が進化してますね。
「さよなら愛してる」なんて、
こんなにたまらなく癒しのメロディーができるものです。
つたやで借りてUSBオーディオに入れたものの、調子が悪く、
やっぱ、CDでもっとかないと。

箱庭療法

2009-11-09 22:10:03 | Weblog
対談「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」で、
いきなり、箱庭療法の話になった。

いやあ、俺のやってることは箱庭療法やな、と思いながら、
石とテーブルプランツの組み合わせを面白がってやってたものだから、
フムフム・・・

箱庭療法の日本での普及をはじめられた本人である河合氏が、
「ねじまき鳥・・・」は、「私の仕事に大変近いことを書いてもらった」
と、コメントしている。

このコーナーのタイトルにしている「未知との遭遇」。
サブタイトルに書いているように、主人公ロイは、
人にしゃべってもまじめに受け取ってもらえない、UFO体験をきっかけに、
日常生活に垣間見える、未知なるイメージを追い求めるが、
その印象的なシーンで、
自宅の部屋の中に大きな箱庭を作って、
イメージをはっきりさせようとする。

この「未知との遭遇」は、公開当時、
ズービンメータ指揮、ウィーンフィルハーモニックオーケストラの
LPアルバムが出て、
何度も何度も、通勤の車の中で聞いていた。
大変前衛的な曲想のクラッシク音楽になってました。


ミニ盆栽

2009-11-08 21:20:49 | Weblog
いつも後追いになってますが、
先月11日、大阪ウォーク のあった日、
大阪城に行ったのですが、
森之宮から、入ったところの公園で
植木市をやってました。
何軒目かで、小さな2cm~数cmの植木鉢が
一個250円でかごにたくさん入って売ってました。
山水画風の絵入りで、こんな小さいの買っても
植えるものが見つからないな、
と思いながらも2個買ってしまいました。
ところが、それから何軒目かで
小さな、石化桧という、買った植木鉢にぴったりのものを
見つけました。
こんな感じになりました。



村上春樹、河合隼雄に会いに行く

2009-11-07 20:45:56 | Weblog
プールで泳いできた帰りに、
復活書房で手に入れましたよ。
1995年の対談ですね
神戸の大震災の直後。

河合隼雄とは結構会ってるんだ。

最初に会ったのは、
「ねじまき鳥・・・」執筆中にアメリカで、
とのこと。

同じ本屋で、「決壊」の下巻も入手
(上巻のみ以前買っていて、
下巻を手に入れたら読もうと思っていた)

しばらくは、このあたりで
思考をさまよわせてみることになりそう。



偶然の旅人

2009-11-06 18:01:01 | Weblog
村上春樹の「偶然の旅人」のわたくし版のつづき。
話すのも気が引けるけち臭い内容ですが、
話のついでに、
3回続けてお金を拾った時の一つのエピソード
歩いていると、
すぐそばでコトンコトンという音が聞こえた。
何かと思って横を見ると、
タバコの自動販売機があって、つり銭が落ちてくる。
300円出てきました。
勝手に出てくるわけはないだろうと思って
見回してみると、
50mほど先を人が歩いていました。
この人が釣り銭を取り忘れたのかどうかわからないけれど、
買ってから30秒位してつり銭が出てくるのかな?

そういえば、バイクや自転車が目の前で転倒したのも、
以前数日の間に3回見ました。

まだまだありますが、気が向いたらそのときにでも。

出来事がリンクしているなどということや、
共通の記憶が潜在している、などというのは
昔、ユングやアーサー・ケストラーの著作でよく読みましたが、
そういえば、村上春樹の著作リストを見ていると、
ユング心理学をやっている河合隼雄との対談がありましたね
そのうち、
図書館か立ち読みでもして何が書いてあるか見ておこう。


偶然と村上春樹

2009-11-05 12:58:17 | Weblog
むかしむかしはSFマニアであったので、
ジョージオーウェルの「1984年」は読んでいたこともあるし、
「ねじまき鳥」も1984年の設定なので、
「1Q84」も気になってはいますが、
ともかく「ねじまき鳥・・・」の前に、
「東京奇譚集」を読んだのであります。
最初の「偶然の旅人」の話は、
村上本人の実体験ぽく書かれているのですが、
内容は、私が前のブログで何回か書いている
「共時性(シンクロにシティー)」、
つまりありえない偶然の話になっていて、
大変共感しました。
最近、僕の周りで、よく物を落とす人を目撃します。
大概はレシートのような、落としたことを教えてあげる気にならないようなものが多いですが、
目の前で携帯を落とす人は3度ほど、ほぼ一ヶ月の間に続きました。
逆に、一週間の間に3回お金を拾ったこともあります。
他愛もない話ですが、まだまだいっぱいあります。

ねじまき鳥

2009-11-04 18:37:30 | Weblog
「ねじまき鳥・・・」読了
前回リストした本は、
最後を除いてすべて、ファンタジーでした。

いままで、ベストセラーは新刊で読んだことがなかったし、
1Q84もそのうち図書館で、
と思っていたら、
「ねじまき鳥・・・」がノーベル賞候補!?
などと書かれた新聞の文化欄の記事があったので
(すでに今年のノーベル賞は逃したようですが・・・)
中古を探していると
一冊105円(3巻合計315円)で出回ってました。
一冊一ヶ月以上のペースで
ゆっくりこの本で年を越すかと思ってたら、
のっけから、不思議の国のアリスの世界に入り、
倍以上のペースになってしまった
シュールリアリズムの絵画を絵巻物にしたような展開で、
(なんだか平面的な記述で、空間的な奥行きがない、
でも、時間を感じさせる)
2巻目を読了しても、これがノーベル賞候補?
などと首をかしげながら読み進む。

時は1984年、主人公の周辺の現在進行形の描写は平面的だが、
満州やシベリアでの終戦前後の残酷なシーンでは
逆に空間的にも奥行きがあり実体感のある世界になっている。

しかし3巻を読了しても、
過去と未来、人と人との因果関係がはっきりせず、
不思議の国に残されたままで終わってしまう。
多分それが、
村上氏の小説のリピート率が高い理由なのでしょうか

10ヶ月ぶりに

2009-11-01 21:16:22 | Weblog
しばらく仕事の関係で土曜日に勉強会に参加していたり、
で中断。
この間に、いままで読んでいなかった系統(文学賞受賞もの)の本も読み始めた。
とりあえず、読んだ本のリスト
平野啓一郎「月蝕」「ドーン」
村上春樹「東京奇箪集」(タンの字が変換で出ない、間違ってます)
「ねじまき鳥クロニクル」(進行中)
ニナ・バーリー「神々の捏造-イエスの弟をめぐる「世紀の事件」」

きっかけは、前から平野氏の「決壊」を読みたかったのだが、
図書館はずっと予約待ち行列で、中古市場にもなかなか出回らないので、
とりあえず、ブックオフなどで手に入る彼の本を、と思ったことから。

今日はここまで