未知との遭遇・見えないイメージの探索

主人公ロイは、日常生活に見え隠れする奇妙なイメージを追い求め、ついに未知のターゲットに遭遇する

自然石のループタイ 新作

2007-10-07 18:20:58 | Weblog
今年の春、会社の近くの商店街に自然石のアクセサリーの店がオープンしていた。
おもに、オリジナルのブレスレットやペンダントをあつかっているが、
原石もそこそこ置いている。
ループタイの素材がないかと探してみた。

以前、蛍石でループタイを作ったときから時間がたったし、
違った趣向で、石を2連にして見たい。
ネックを締める部分と、メインのパーツの二つにすると
締まった感じが出せるし、下のひもがぶらつくのを固定しやすくなるかも、
と考えたわけ。

ループタイという用途に限定すると、見栄えもさることながら、
加工のことを考えて、大きさと形がポイントになる。
それでも、店の人の勧めもあって、バルクだけどそこそこ見栄えのするルチル入りクウォーツとガーネットを購入。





ピンぼけで申し訳ない。
接写は手ぶれしやすいので、今度からちゃんと三脚と照明をしっかりして、
と思って画像をよく見ると、石の表面に映りこんでいる映像にピントが合っている。
なるほど・・・・

クウォーツの裏はこんな感じ。



ループタイの取り付け金具に接着する底面は、
まず、ルーターを用いて直径2cmくらいのダイヤモンドカッターで切断。
その後ダイヤモンドやすりで荒削り。



ガーネットの表は、最初バルクのままにしておこうと思ったが、
内部に赤く光る部分を何とかもっと引き立てたてたくなり、
カットすることにした。

やはりダイヤモンドカッターで切断して、ダイヤモンドやすりで荒削り。
それからダイヤモンド砥石の#1000から#3000で面出しする。

#3000の方は、随分前に買ってから、無理やりルビーなどを削ったときに、
ダイヤが半分以上こぼれ落ちてしまっている。
買い換えたいが、最近ホームセンタや東急ハンズにも置いていない。

その後、東急ハンズで扱っている、3Mの超精密研磨紙で、
#15000まで、艶出しする。
ところが、それまでの切削の時にできた溝がなかなか消せない。
今まで何度もやっているが、そうするとまた荒削りからやり直すことになる。

しかし、今回なぜそういうことになるのか、
どうすれば溝が残らないように削り出せるのか要領が分かった。
ノウハウは、またの機会に。

ともかく、作品を。
右側は、旧作のループタイ。



最初、クウォーツは横長に左右対称に取り付けるつもりでいたが、
針が、斜めに流れていて、どうも違和感がある。
店の人が、こんな感じで、というのでやってみると
雫型でなかなかいい感じになった。さすが、見立てがよい。


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