未知との遭遇・見えないイメージの探索

主人公ロイは、日常生活に見え隠れする奇妙なイメージを追い求め、ついに未知のターゲットに遭遇する

百均サプリ 顎関節症 ぎっくり腰対策の意外な効用

2007-05-05 19:26:22 | Weblog
 薬に頼らないで過ごしたいものだ、と思いつつ、一ヶ月以上症状が続いて仕事に影響が出るようなときには、本当に何か効くものがあるのか、試したくなるのが人情。
 一年程前に、顎が痛くなって症状がだんだん強くなり、一ヶ月経ったころ、食事でかむのが困難になるほど痛みが強くなった。いよいよ医者に見てもらわねばなんともならないと思い、どこの病院にかかればよいか探してみたが、これがなかなか難しい。耳鼻咽喉科?歯科?接骨院?ネットで調べても要領を得ない。症状から顎関節症という病名であることは分かったが、いろいろな原因があるので、治療法がすぐに定まるものではなさそう。かみ合わせの習慣で、片方の関節が磨り減っていたりするときは、症状を例えば手術で直しただけではだめで、習慣を直さないといけないとか、それを矯正するのに、矯正用のマウスピースを作って何ヶ月も歯にはめておかないといけないとか、うっとうしくなることが書いてある。
 うっとうしいからといってほっとくわけにもいかず、近くの以前世話になった歯医者に行くと、この手の症状は専門的な技術がいるので、うちでは対応できない、診ても良いが、治療はできないので、どこかを紹介することになる、という。それでは今回は診てもらわないでもいいです、と言って、その歯医者を後にし、家の周辺の看板を見回してみると、東洋医学系の関節一般も診てもらえそうな医院があったので飛込みで症状を伝えると、やはり先ほどの歯医者と同じようなことを言う。しかし今度は、具体的に、顎関節症に対応してくれる歯医者の名前を教えてくれたので、そちらの歯医者に向かうと、あいにく今日は休診日。
 しょうがない、家に帰って、その歯医者を検索し、ついでに顎関節症と近くの歯医者を検索してみると、もう一軒、先ほど紹介された歯医者よりもはやってそうな(電話帳で広告の大きな)歯医者を見つけた。
 翌日その歯医者に行って診てもらったが、症状を聞いてどこが痛いか聞くだけで、早速マウスピースを作ると言う。ということは何ヶ月も通うことになる、ということだ。とっさに拒否反応が前面に出て、薬とかでよくならないのか、少し様子を見させてください、と言うと、それでは今回は、痛み止めと炎症を抑える薬を出しておくので、次回、マウスピースを作りましょうという。
次の日、少し痛みが軽くなった。もちろん痛み止めが効いているのだろう。また歯医者に行ってマウスピースで何ヶ月も縛られるのがいやで、関節のサプリを探してみると、コンドロイチンとグルコサミンに行き着いた。それでこれも飲み始めた。一週間後、痛みはましだが直ったわけではない。でも歯医者に再度かかるのは、馬鹿にならない金と時間がかかるのは間違いのないことで、なんとしてでも避けたい。
という思いが届いたのか、一ヵ月後、全く完治してしまった。

 その後、ぎっくり腰風の腰痛が出たときに、コンドロイチン&グルコサミンを飲むと、やはり今までの経験からすると早く痛みが回復したような気がする。これは気がするという程度で気休めかもしれない。気休めで金を使うのはもったいない。
 ということで、ここに至り、百均のサプリを試してみることになったのだ。近くのダイソーに寄って見ると、何種類ものサプリが100円で提供されている。コンドロイチンもあった。どうも、成分含有量がドラッグストアで販売されているものより薄そうだけど、試してみる価値はありそう。
 ということで、試してみたのがダイソーのコンドロイチン。
 試してみると、思わぬ副作用(効用?)があった。このサプリの袋には、“きびきびと行動したい方に”、とうたい文句が書いてあるのだが、これは、関節痛や腰痛が無くなれば、あるときよりもきびきび行動できることは間違いないのだから、この表現は妥当だろうと思っていた。ところが、飲んだ翌日、めちゃくちゃ寝起きが良いのだ。そして、明らかに“きびきびと行動”できる。つまり、寝起きが良くて、やりたいこと、やらねばならぬこと、が、おっくうな感じが伴わずに、朝っぱらから、“きびきびと行動”している感じがする。日を変えて、しばらく飲まずにいてから、飲んでみると、この感じが再現する。
 そこで、百均コンドロイチンの成分を見てみると、コンドロイチンとコエンザイム以外に、コラーゲン、そしてメチルサルフォニルメタンとデビルズクローが書いてある。
ネットで検索すると、メチルサルフォニルメタンは、松や杉等の針葉樹から抽出された天然の有機硫黄で、最も注目されている作用は疼痛軽減作用、とのこと。アメリカで評判のサプリだそうな。また、デビルズクローは、関節痛やリウマチなどに効果があり、関節痛のサプリメントなどに抗炎症、鎮痛効果として配合されていることが多い、とのこと。ということで、怪しげな効き目を体感させるための覚醒作用のある薬ではなさそう。
 でも、私が暗示にかかりやすい性格なのか、不思議な効果です。我ながら、ほんとかいな、といいたくなりますが・・・