未知との遭遇・見えないイメージの探索

主人公ロイは、日常生活に見え隠れする奇妙なイメージを追い求め、ついに未知のターゲットに遭遇する

原石 ミニ石庭 テーブルグリーン

2006-06-03 20:06:04 | Weblog
原石を集め始めてから10年になる。
きっかけは、阪神大震災でできた断層を見に行ってから
最初は、近くの鉱山跡地やありそうなところを探してみたけど、
そんなに見つかるものでもなし
原石を扱ってるところを見つけて少しずつ買い始めた。
結構たまってしまい、いまでは机の引出しの中や倉庫に眠ってしまうのが沢山たまってきた。

先日の「ミニ盆栽」で、紹介したけように、盆栽の真似事をしてみようとおもいたった。
それなら、たまった原石を使ってミニ石庭に・・・
ということで、いくつか紹介してみます。

プラントは、最近近くにオープンしたインテリアの店で売っていたマングローブの苗木

卵形の石らしきものは、以前アジアングッズの店で買った、乳白色のオパールっぽい卵形の石らしきもの。中に気泡が見られるのでたぶんガラス工芸品。
ちょっといびつで歪んでいて、それだけではインパクトがなかったので、上のほうを斜めにダイヤモンドカッターでカットしてあります。さらに、やすりを何回もかけて鏡面研磨しました。写真では良く分からないと思うけど。

プラスチックの容器に、ホームセンターで見つけた寒水砂(だったっけ)という白い化粧用の砂利を入れました。


ダ・ヴィンチ・コードの生物学

2006-06-03 11:36:02 | Weblog
ブライアン・サイクスの「イブの七人の娘たち」と「アダムの呪い」を読んでいるところです。イブ・・・は、母親からだけ引き継がれるミトコンドリアDNAの話。アダム・・・は、父親からだけ引き継がれるY染色体の話。

世界の各地のミトコンドリアDNAを解析すると、DNAを構成する塩基配列の違いから、母親の母親の母親の・・・という母系の先祖をたどることができて、ついに何万年も前の一人の先祖にたどり着くという。ヨーロッパにはその先祖の女性が7人いる、というのが書籍のタイトル。
そして、全世界の女系の祖先をたどることによって、各地方の民族がどこからやってきたかを、遺伝学的に白黒をつけることができるわけです。日本人のルーツは東南アジアか大陸かとか、大変興味津々の内容ですが、ここでは、「アダムの呪い」とダ・ヴィンチに話を移します。

ダヴィンチではキリスト教の歴史と照らし合わせて、古来の女神信仰が、男性側の歴史の論理によって変化していったことを伏線として語っています。「アダムの呪い」は、男性側の歴史の論理を、Y染色体の論理として説得力をもって解き明かしていきます。

この本は、2003年の著作で、現在進行中の遺伝子研究の最先端の動きを語っており、とても興奮させられる内容です。
世界各地方のルーツも、Y染色体遺伝子とミトコンドリアDNAでは、違った分布を描きます。私なりに咀嚼したまとめをすると、狩猟社会では、男性が狩猟という仕事をし、土地や資産が女性主導で管理されていたのが、農耕社会になって、男性が仕事にあぶれ、侵略に価値観を見出して、男性社会を築き始めた、ということになるでしょうか。