中原小保健室ブログ

人吉市立中原小学校保健室のブログです。
養護教諭の目から見た子どもたちの日常をお届けします。

雨が降りますね。昨日は、4年生の心臓検診でした。

2011-07-07 08:27:32 | 日記
梅雨は、まだ明けてなかったようですね。
窓の外を見ては、『よく降るね』と合い言葉のように言ってしまいます。

昨日は、4年生の心臓検診がありました。
今年から、12誘導心電図になりました。

健診の時、体の力を抜く必要があるのですが、
これが、子どもにとっては、なかなか難しいようです。

「頭を動かさないでね~。」
「足をひざから、力抜いて~、だら~として。」
と健診センターのおにいさんやおねえさんから言われるのですが、
・・・・難しいようです。



4台のベッドで検査を行いました。

検査時に困るのが、問診票などの忘れです。

もちろん忘れずに持ってくることができる子どもも多くいます。

かくゆう我が子も、忘れん坊でした。
低学年の頃の忘れ物は、親の責任とランドセルをチェックしていましたが、
4年生ぐらいになると、それもあまりしなくなり・・・。

ある夜娘は、次の日に持って行くための写真を
アルバムから選び、準備をしているようでした。

いつになく、楽しそうに写真を見ながら選んでいます。
しかし、選んだ後、机の上に写真を置いたままで寝てしまいました。

翌朝、朝ご飯を食べ、いつも通りに、
「いってきま~す」と出て行きましたが、
どうやら、写真を忘れたようです。

帰ってきてから、
「図工の時間に、写真を昨夜準備してたのに忘れて、全く何も準備してなかった
人と同じように、叱られた。

とふくれています。

それを聞いていた父(娘には祖父)が、
「結果が伴わない努力は、人には伝わらない。
結果が伴わなかったということは、どこかが十分ではなかった
ということだ。何はともあれ、忘れたということでは、他の者と
なんら変わりない事実だ。今日の失敗を繰り返さないことが、大切だ。」

と言ますが、ふくれっ面の娘は、ますますふくれていました。

・・・、でもそんなことがあってから、彼女は、忘れ物をしてもいいわけをしなくなり、
(忘れん坊は、簡単に治りません・・・
自分のせいだとわかってきたようでした。

中学校に入り、学級担任ではなく、
教科により先生が替わりますので、いいわけもなかなか通用しなかったり。

自分が困れば、次に困らないように自分で手立てを考える。

これができるようになればベストですね。

大人でも、失敗することもあります。しかし、その失敗の経験を次に生かせるかが、
重要だと思います。

よく『ピンチはチャンス』といいますが、
何事も、
ものの考え方ひとつで、
自分にとり、ベストな状況に変えることが
できるのかもしれませんね。


話は変わりますが、
皆さん、朝起きたら、トイレに行って
顔を洗ったりしませんか?

朝から、目がかゆいです。顔がかゆいです。
と、来室する子どもが多く、
よく見ると、口の横によだれの後が・・・?

そこで、まさかとは思いながら
「ねえ、朝おきてから顔を洗う?」
と尋ねると、
「朝、顔は洗いません。」
と言います。
それも、男子女子にかかわらずです。


あさの洗顔は、
必要かどうかではなく、

朝起きたときの、気分転換であるとともに、
よだれの跡がついていたり、
目やにが出ていたりするのを、
しっかり、洗い流すことは、生活のエチケットだと思います。

それを習慣づけることが大切ではないでしょうか。

私は、朝、顔を洗うと、すっきりしますし、子どもの頃から
そう教わってきたせいもあり、
何一つ疑うこともなく朝の洗顔は、すべきものと思っていました。

朝起きて、顔を洗わない・・・・、ということもあるんだなと、
少し驚いている、今日この頃です。




カヌー大好きママでした。


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