昨年後半?から「徒然草」を何度か読み返した。
とても面白かった。
本来なら後、数回読んで、感想を書きたいのだが、
その余裕がない。
いずれ書く機会が来ると思うが、いったんここで
本を置く。
「徒然草」を読むのは、受験期を別にすれば、
これで三度目である。
最初は、確か、その詩的な話し言葉とでもいった
文体に惹かれた。二度目は、デッサンでも描く
ような好奇心に満ちた眼で人物や事物を
切り取る文章が面白かった。
今回、読むと、この人は誰に向かって語っている
のかが、気になった。
「徒然草」は世捨て人の文章ではない。
宮廷社会の現実に向き合う姿勢で書いている。
その文章のリズムは作者の中の怒りを感じさせ、
作者は文章で現実を打ち据えているところがある。
とても面白かった。
本来なら後、数回読んで、感想を書きたいのだが、
その余裕がない。
いずれ書く機会が来ると思うが、いったんここで
本を置く。
「徒然草」を読むのは、受験期を別にすれば、
これで三度目である。
最初は、確か、その詩的な話し言葉とでもいった
文体に惹かれた。二度目は、デッサンでも描く
ような好奇心に満ちた眼で人物や事物を
切り取る文章が面白かった。
今回、読むと、この人は誰に向かって語っている
のかが、気になった。
「徒然草」は世捨て人の文章ではない。
宮廷社会の現実に向き合う姿勢で書いている。
その文章のリズムは作者の中の怒りを感じさせ、
作者は文章で現実を打ち据えているところがある。