デンカの宝刀(一男二女の父、元政府系金融機関職員の資格八冠王)

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2010年 名古屋の私立中学受験記( その60:合格できそうな中学が微妙な場合にどうする?② )

2010年07月17日 | 中学受験・高校関係コラム

まずは、

わが家の出した結論

から言うと

南山女子・滝・愛知淑徳

の全てに落ちた場合

でも

他に合格した学校が

あれば、

そこへ進学すると

いうふうに腹を決めた。

  

その理由だが

  

まず第一に、

愛知高校春日丘高校

ならば、

高校入試でも合格する

可能性は高いといっても

あくまでも、

それは可能性であり、

3年後どうなるかは

分からない。

たとえ、

学力的には合格レベルに

あったとしても

高校入試の時期に

悪性のインフルエンザに

かかってしまうかも

しれない。

  

第二に、

高校入試を行っている

学校であっても

中学から合計6年間

その学校に所属するのと

高校の3年間だけ、

その学校に所属するのと

では、やはり違う。

中学から入学すれば、

中学の先生方は、

系列高校への進学を見据えて、

また、

6年後の大学受験を見据え

適切な指導をしてくれる。

それに、

3年間だけいるよりも

6年間いた方が、

愛校心だとか

友達とのつながりとかが、

より深い充実したものに

なると見込まれる。

  

第三に、

公立中学へ行けば

当然高校入試が

重大な目標となり、

特に公立高校合格のため

には

内申書の成績も充実させる

必要性が高い。

ところが、

前に書いたように、

長女はいいかげんなところ

ズボラなところが多いため、

内申書のために汲々とした

中学時代を送らなければ

ならないであろろうことが

予想され、

それを考えるだけで

溜め息が出てしまう。

  

第四に、

愛知中学春日丘中学

片山学園中学

についても

色々調べたり、

説明会に行ったりして

それぞれが

どのような学校であるか

納得し、

そのいずれに

入学することになっ

たとしても

かまわないという気に

なっていた。

逆に言うと、

もし入学することに

なっても

納得できる学校しか

受験しなかった

その意味では、

いわゆるお試し受験という

感覚で受験した学校は

長女にはなかった。

  

第五に、

何よりも、公立中学へ

行くよりも

私立中学へ行った方が

長女としては

楽しい中学生活を送る

ことができるだろうと

思われた。

    

第六に、

一つでも合格すれば、

それは一つの縁であり

縁をいただいた学校の

全てについて

その縁を反故にするのは

いかがなものか

と考えた。   

  

そんなこんなで

長女は、

とにかく一つでも合格

したら

そこへ行くというふうに

覚悟を決めた(腹を

くくった)のだ。

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