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葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

爪際の硬軟・後編。

2006-10-14 04:43:48 | 仕事
 久々に仕事で指が痛くなり、指の鍛え方を見直す必要に迫られてしまいました。

 指を鍛えると言っても、それほど特別な事をする訳ではありません。施術の時と同じ要領で、自分の太腿か床を按ずるというのが、まあ一般的だと思います。私の場合、床を片手ずつ押すのですが、この時に指の角度が甘いと関節を痛めてしまうので、もう片方の手をサポーターかテーピングのような感じで添えます。

 学生の時は、とにかく手っ取り早く指を強くしたかったので、指で支える腕立て伏せも結構やりました。最盛期には親指だけで腕立て伏せが出来ました。ま、2回位ですけど。これって拇指の関節が反る人は、指の腹の「面」で支えられるので比較的やりやすいのですが、私は拇指が真っ直ぐで曲がらないタイプで、指先の「点」でしか支えられなくて不利なのです。もっとも私のような指は、より細かい「点」に圧を作用させられるのが強みです。

 しかし、こういう鍛え方では中々爪際に刺激を加えられません。そこでこの際、ダイレクトに爪際をいじってみました。拇指を太腿の上に乗せ、もう片方の掌で爪際をじっくりと揉み込むのです。目標は、柔軟でしなやかで、且つ強度の高い爪際です。

 数日はいい感じでした。しかし、一週間近く続けてみて問題点も出てきました。まず、爪際だけでなく、爪そのものにかかる刺激も結構あります。これで爪が丈夫になってくれれば良いのですが、加えている圧の角度からして、爪が変形する恐れがあります。また、掌で指先という「点」を揉み込むことで、掌の一点に刺激が集中します。これは掌の感覚を狂わせる恐れがあります。

 これは駄目かなーと思っていたら、ふと通常の鍛え方で、サポートする側の手の形を変えると、今までよりずっと強い圧を出せる事に気が付きました。それも、爪際に刺激を加えられる程に。

 という訳で、あっという間に新メニューは没になりました。私は一応達人を目指しているので、鍛錬法も「究極の鍛錬法」を日々模索しているのですが、現実にはこんな具合で失敗したり成功したり失敗したりの繰り返しです。目指す境地は遠い・・・。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ぽいめい)
2006-10-16 05:54:51
私は親指がかなり反り返りますー。

どの指もかなり反り返るんですよ。

といっても腕に付くほどではないんだけど。

親指だけで腕立て伏せをするってすごいですよね。テレビなんかで見たことあるけど、下手したら指を痛めてしまいそうですよね。

いろいろ模索しながらも達人を目指している按じぃさんはすごいですね!失敗は成功の元。頑張って下さいo^^o
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Unknown (まきまま)
2006-10-16 15:09:01
あらら♪

私もけっこう指が反るほうなんです。

意味も無く指を反らせていると「すごーい」って言われることもありました。

反ったところで何に使えるわけでも無し・・・なんてことなかったんですねぇ。

按摩の道を行くとすればこれもひとつの利点だったんですねー。

とはいっても今現在の私にとっては宝(?)の持ち腐れのようです。
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ぽいめい様へ (按じぃ)
2006-10-19 00:34:32
いいですねー、手品師と按摩師は、指が柔軟であるに越したことはないのです。

ちなみに、久し振りに指で腕立て伏せをやってみると、人差し指と親指の2本が限界でした。それも2~3回程度。もう最近は腕立て伏せ自体、全然やってないですし。按摩には必要ないと判断したから止めたのですが、こういう如何にも「鍛えてる!」って感じの動きは、たま~にやると若返ったような気がします。
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まきまま様へ (按じぃ)
2006-10-19 00:46:38
まきままサンは、以前にブログで「子供の頃から体が固かった」と書いておられましたが、指は柔らかいのですね。実際、柔軟性の個人差は大きいようです。

私は体の前屈が得意ですが、後ろに反るのは苦手です。カミさんは前屈が苦手で、反るのは得意です。

毎日指もストレッチしていますが、中々キレイに反るようにはなりません。

ちなみに我が家の柔軟性ナンバー1は、ダントツでチーコさんです。
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