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葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

始まりと終わりのドラゴン。

2019-05-05 09:48:24 | 雑感
 さて、連休も終盤にさしかかったところで、4月29日の記事の続編「ちっちゃく休日を楽しむ企画第二弾」といきましょう。
 先の記事で「本日の企画第一弾」と書いてしまったので、日付が変わったらアカンやないかと言われそうだが、第二弾も29日にはほぼ完了してたし、連休という範疇で無理矢理に括ってしまうのだ。

で、今回の企画の主役はこの両名である。


ガラケーで撮影したので、画像が粗いのはご愛嬌。


 ではまず孫悟空から紹介しよう。
 これは食玩の「ドラゴンボールZ・リアルワークスシリーズ・覚醒!!超サイヤ人編」の孫悟空である。
 このフィギュア、発売されたのは2008年4月らしい。もう11年も前だ。

 2008年といえば、ライダーならキバ、戦隊ヒーローはゴーオンジャーである。
 それまでにもブレイドや響鬼、カブト、そして何といっても電王と、食玩を中心にしてアユ君にヒーロー物のアイテムをちょこちょこと買っていたのだが、この年のゴーオンジャーの食玩には特にハマって、ロボットは最終的にG12まで揃えた。
 このゴーオンジャーのロボットをアユ君と作りながら、精妙な食玩合体ロボに感心した私は、「いずれ機会があったら、自分用にロボット系の食玩を買うのもいいなあ」と感じていた。
 この写真の悟空を近所のイオンで見かけたのはそんな年の、たぶん春の終わりぐらいだったと思う。
 私自身は元々子供の頃から、食玩にはそれほど執着は無かったのだが、この辺りのエビソードの悟空はちょっと特別なのと、アユ君に釣られて?購買欲のスイッチが軽くなったのか、ちょっと迷いながらもついつい買ってしまったのだ。
 いわば「始まりのドラゴン」である。

 以来、ドラゴンボールを中心に、食玩フィギュアを買うようになった。まあ、本格的に趣味にしている人から見たら微々たるものだが。
 そして近年に至り、こういう記事で書いたように、クレーンゲームに手を出すようになる。
 ゲットしたプライズを手にしてみると、さすがに食玩とのクオリティの差は歴然だ。
 で、まあそれだけが理由ではないが、ほとんどのフィギュアを処分してしまい、それでも残ったのが、この写真の悟空である。
 この悟空、ディティールでいえば、それはもうプライズの比ではないのだが、筋肉描写のバランスが秀逸なのと、顔がしっかり悟空っぽくてカッコいいのだ。

 続いては、神龍…ではなく、無双龍ドラグレッダーについて。
 これは今年の4月1日から発売されている食玩の「SHODO‐X仮面ライダー4」というラインナップ中の一品だ。
 このドラグレッダーが登場していた仮面ライダー龍騎は、私の中ではかなり特別なライダーであり、そもそも私は龍が大好きであり、そのドラグレッダーが単体で買えて、しかも龍でありながら生物というよりはメカニカルなデザインなので、アユ君とG12を作りながら感じていた「自分用のロボット系の食玩」のイメージとほぼピッタリなのだ。

 いや、ここ最近は食玩売り場をのぞく頻度も減ったので、パッケージを手に取って眺めているうちに、ドラグレッダーがリアルワークスの悟空の傍らに控えているビジュアル(まあ戦闘力でいえば、悟空にとってドラグレッダーは「ちょうどいいペット」ぐらいか)が浮かんだ時は、ちょっと運命じみたものを感じたぐらいだ。
 …が、運命さえ疑う小心者の私は、いつものように数日間迷った末に、よし、平成の終わりと令和の始まりをつなぐ連休に、始まりと終わりのドラゴンをディスプレイして、フィギュアからは手を引こう(まあそもそも大して突っ込んでもいなかったのだが)と決心して、件の29日に購入したのだった。
 これが「ちっちゃく休日を楽しむ企画第二弾」の全貌である。
 願わくば、令和がこんな恍けたブログを書いていられる程度には平和でありますように。

 かくして私の本棚には新しく、そして最後の客人として、無双の赤龍ドラグレッダーが加わったのであった。
 いやーカオスだ。
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