クラウンワゴンのクーラント液漏れ修理、昨日からの続きです。朝から作業しています。
ドロドロ水垢が堆積していたクーラントリザーブタンクは、歯ブラシを突っ込んでの掃除でここまできれいになりました。
角度の関係で歯ブラシのブラシ面があたらないところとか、ブラシが届かないところもあり、そんなところは、写真に写っているように汚れが残っております。
いくら濯いだところでブラシがあたらないところの汚れは取れなかったのであきらめました。
エアコンリキッドタンクブラケットを固定するボルトが強烈に錆びていた件です。
ガラクタ箱を発掘してみたが、M8x16mmのアブセットボルトありません。アブセットではないふつうのボルトもありません。
仕方がないので、スバル弄りように入手していた新品ボルトからひきあてることにします。スバルの組立はまだまだ先なので、次回にモノタロウへ部品発注するときにボルトを補填購入すればいいという考えです。
アブセットボルトではないのがいまいちですが、サビサビでいつ首根っこが折れるかもしれないボルトを再利用するよりはずっとマシだと思います。
ちなみに、このボルトですが7マークの張力ボルトです。今回の用途には超もったいないオーバースペックです。
エアコンリキッドタンクブラケットの錆び部分は昨日にサビ転換剤を塗ってます。
もちろん黒色になっていて、そこに錆びがあったという気配がなくなっています。
新品ボルトになったので、ボルトだけが妙に自己主張しているのは笑ってください。
クーラントリザーブタンク、ウオッシャータンクを元通りに組戻します。
いよいよお楽しみの液注入ですが....
冷却水の水路に水垢がたまっていると思っているのよね。
それの濯ぎができないかなーと邪なことを考えます。
クーラント液を入れないで、水道水を入れることにします。それが濯ぎ水ということです。
もちろんエンジン回しながらエア抜きしてちびちびと追加入水して満量にするんですよ。
水道水が3.6リッターほど入りました。
ペットボトルに取り分けたクーラント液と比較です。
左が満タンペットから入れて残った水量です。
右のクーラント液が入っている容器の空き部分と、左の残っている水量が一緒なのがベストなのはいうまでもありません。
でも、私はクーラント液をこぼしているのよね。こぼして減った分がこれでわかりました。
結果、あまりこぼしていないのね。よかったー。
で、水道水で満たされたラジエターです。
このままエンジンを回したいので、少し車を運転することにした。
こぼして不足したクーラント液を補充するために、クーラント液を買いに行けば一石二鳥です。
近所のホームセンターまでドライブです。片道3Kmです。往復で6Kmのドライブです。
さてさて、帰宅してから水漏れがないか目視確認です。
だがしかし、水道水が入っているので水に色が付いていないのよね。
厳密には残留クーラント液が水道水で薄まっているので微妙な色はついているはずですが、目で見る限りはわかりません。
と、ここで昼ごはんです。午後は仕事しまして、夕方5時からクラウンワゴンのところへ....
水道水で満たされたラジエター。これは濯ぎ水のつもりです。
水道水のまま一晩エンジン内部が使っているのも、長いこと熱を浴びてきた金属には錆びを呼び込むきっかけになるかも?と考えます。
ついては、濯ぎ水を抜いて、クーラント液を入れることにします。
左が購入した補充分のクーラント液です。右2本のペットボトルが回収したクーラント液です。
激貧が購入するクーラント液なので格安品です。
それも補充目的なので、手間いらずの薄めないでいいやつを選びました。
そうそう。もともと入っていたクーラントってどういったやつだったのだろう。
2年前の車検の時に、安物のクーラントでいいから交換してと指示してます。だって、前オーナー様がクーラント管理がいいかげんだったみたいで、結構汚れていたんですよ。
綺麗に掃除つきのクーラント交換なら価値があるのですが、あの以前の整備工場がそんな手間をかけると思えないので、いいものを入れても残量汚れがたくさんあるなら意味がないと考えていたのです。
納車のタイミングで、トヨタ純正の下グレードを入れたと説明を受けています。
下のグレードだから、単なるLLCのはずです。そもそも、スーパーLLCだったらショッキングピンク色のクーラント液だから、それではないことは間違いありません。
どこかに、交換したぞーシールが貼ってあるのだろうか?とエンジンルームをジロジロと見たらシールを発見です。
E-LLCって何?
スーパーLLCならS-LLCって表記だったはず。
ノーマルなら単なるLLCだったと思うけど....
ということで、ブログを書いている最中にネットをくぐってみました。
特に具体的な情報にたどりつかず。単に高性能タイプLLCということらしい。
何が高性能なの?
私の車は旧車で、前オーナーが数年実質放置プレーしていた車で、私がオーナーになって、たかが2万キロ走行した程度だと、まだまだエンジン内部は汚れていると思うのよ。
だから、いいクーラントを入れても意味がないと言っていたのに、高性能クーラントなんてものを投入されていたのか?
クーラント交換なんて自分で簡単にできるじゃない。それも交換の目安の色確認なんてすぐにできるから、気が付いたら私がすぐに安物クーラントへ交換したらいいじゃん。って説明したじゃん。
それなのに、2年前の車検ではE-LLCとかいう高級品が投入されていたのか。
と、愚痴りたいが、自分でクーラント交換しないで、車検のついでにお願いしたのだから仕方がない。
去年の車検からの整備工場は、クーラントではなくてエンジンオイルの話ですが、「オイルを変えなダメな事態になったときは、これを入れていいか?」と、最初に指刺し確認してくれたものねー。やっぱり去年に整備工場を変えてよかったのかも?
で、E-LLCに普通のそれも安物のLLCを混ぜていいかどうかですが....
こういうのは本当は混ぜてはいけないと思います。が、その根拠って何?
大抵は、高級グレードの品質が、下級グレードが混ざることでランクが下がるからということだろうと思います。
私の場合は高級グレードなんて考えてないので、ノーマルグレードのLLCとして割り切って運用するから混ぜても気にしないのです。
では、ラジエター内に満たされている水道水、つまり濯ぎ水を抜きます。
残留LLC+水垢を水道水で薄めた状態の液体が放出されるので、濁った中途半端な汚れた赤色水が出るはずです。茶色の水じゃなければいいのです。
で、出てきた濯ぎ水はコレです。
黒色バケツで受けているので、かなりくすんだ色になってますが、ペットボトルに入れて見た水はきれいな色でした。
もっと、濁って汚れた濯ぎ水が出てくると思っていたのよ。
この水も下水に流すことはできないはずなので、ペットボトルへ保管して、次に整備工場へ行くときに処分をお願いすることになります。
ペットボトルに入れながら、よーく観察したら、小さい浮遊物がけっこう混じってます。
沈殿物はなかったので錆びではなさそうです。(錆粉なら簡単に沈殿するはずです)
それだけ汚れがでてきたということだろうと解釈します。
濯ぎ水を抜いたら、クーラント液を入れるだけです。
お手軽にクーラント液入れて、エンジンかけて、水位が下がったら補充してといったおなじみの作業をするだけで、お手軽に交換完了です。
今回の作業で活躍した道具です。
バケツ、ロート、ヤカン、自作ホースバンドプライヤー、ダンボール紙
うーん。この道具だてを見ると大したことしてないなー。
というより、私の中ではクーラント交換って、オイル交換より軽整備だからねー。
って、今回の作業はクーラント交換が目的ではなかった。
ホース差込口からの水漏れ修理でしたね。
クーラント液だって交換せずに再利用しているんだし。
この後、夜中にいつもの半額食品を求めて8Kmほど走行しました。
帰宅してから懐中電灯で照らしながら、熱いホースをウェスで撫でまわしてクーラント液が漏れていないのを確認です。
ということで、今回の整備はこれで完成です。
それでも念のため、しばらくは水を入れたペットボトル1本を車内に転がしておくことにします。
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