なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

久しぶりの魚釣りはアジ地獄だった

2018年08月10日 21時56分05秒 | 日記・エッセイ・コラム

美味しい魚を食いたい禁断症状がピークに達したバカ夫婦です。

魚が食いたくてスーパーの鮮魚を買ってみたのだけど、「臭い。味もいまいち。こりゃー絞めてないからやでー」って口だけは贅沢で、そのために魚を食いたい禁断症状が本当に頂点に達しました。

今週月曜日から嫁は、ネットで釣り情報を探ってます。潮見表も見つめております。

そうやねー、台風があるからねー。と私はあまり気乗りしていないのですが...

台風のうねりと、吹き替えしの風が相殺されそうなのは...

金曜日の午後だろうと推論。嫁の潮読みも和歌山は正午に底でずっとち込潮やでと潮は良いと判断。

ということで、本日の午後に魚釣り決定です。

 

いくつかの秘密の釣り場に、秘密のポイントで...

ここが風が無風になるのとちゃうか?と計画して現地到着。

うーむ。お盆前平日なのに、和歌山の港は必ず釣り人がいるようになりました。

昨今の釣りガールブームもあって、若いアベックさんが釣りをするようになってます。

皆さん、ウェアと道具から入るらしくかっこいいのよね。

で、後ろを通りながら軽く挨拶して情報収集。

朝から来ているが小魚がちょろっととかんばしくないみたい。

って、ここはサビキ釣りしてたらたいしたの釣れんでしょ。ちゃんとフカセ釣りで送り込まないとと思いつつも、楽しく釣っているアベックに水を差してはいけないのです。だって、「わあーアジ釣れた」って彼女が釣った魚を彼氏がワイワイと外しているんですから

まじめに本格的な釣りをしている人もいるのですが、なぜにコマセを入れていない?

「コマセを入れないの?なにも浮いてこないの?」と情報収集するも、「小さい雑魚しかよらへんから撒き餌止めてる。ほら、みてみ」とコマセを目の前で入れてくれたのだけど....

あちゃー、オセン(スズメダイ)とフグっすね。そのオッチャンはそれに閉口しているとのことだけど...

しかし、私も嫁も見逃してませんよ。

いつものヒソヒソがでます。「あれ、ええアジおったよな。竿2本先あたりに見えたよな」って...

本格的なおっちゃん達から離れて、ちょっと浅目のところへ...

というのは今日は大物よりもおいしい魚を食いたいのでコマセが海底まで良く利くようにという配慮で、いろんな魚を狙ってみよう。

で、仕掛けをいれずに15分ほどコマセ入れて(というか仕掛けを作っている間にポチポチとコマセいれる)様子を見るのですが....

嫁も私もざわめきたってます。

これって、もうちょっと真面目にコマセ入れたら小魚雑魚がいなくなるパターンだよね。

ということで....

10cm未満小魚を蹴散らして15cm程度魚が水面ヒタヒタに浮かせました。

水面に浮かすことに成功したのは全部アジです。それも我が家でトツカアジのお子様としているやつですよ。

もう撒き餌に酔うように狂っているので入れ食いのコースです。

魚を散らさないように、このアジ以外の魚を寄せないように、と、魚を釣りつつ丁寧にチマチマとコマセワークです。

アジが一面を埋め尽くすと他の魚は入ってこないのよね。アジのトルネード遊泳を維持しつづけます。

でもねー、この浅場でアジの壁を作ったものだから、来るやつは来るのよねー。

ということで、大きい影がアジの下で走り回るのを確認。

下に捕食者がいるのにアジ達はコマセに狂ったままです。

捕食者を現認したから呑ませ釣りをしなければなりません。

捕食者にまず呑ませたのは私だったのですが、まさかのすっぽ抜けしました。くそー、焦って呑ませる時間が短かった。

嫁は水面手前まで格闘したすっぽ抜け魚を現認してます。黄色の線のやつで長いやつだった。って...

嫁もアジを散らさないようにコマセ入れながら呑ませ釣りしてますよ。

そして、嫁も「やったー呑ませたでー」と大声で....

「どれだけ待とうか?」と来たので、「コマセをポチポチ入れてアジ狂いをキープしつつ、もうちょっとハムハム呑ませたままにしとけ」と指示です。

ずーっとアジの下をグルグルと針を咥えたまま泳いでいるやつ。アジの群れからヘタレたやつが落ちこぼれしないか待っているのよね。

2分ほど呑ませたままで、「よし、そろそろガツンと合わせな」

嫁がガツンと合わせたら、ビューンって沖へ突っ走ってます。

あーあ。せっかくのアジの群れがばらけたじゃないかー。

とかなんとかで、なにやらスマートなハマチを嫁が釣り上げました。

場が荒れて魚が散ったので、また大き目のアジが浮くまでコマセワークです。

そんなこんなで、アジは2投で1匹ぐらいの高確率でず~っと釣りつづけました。

周りは小さいアジしか釣ってませんよ。あいかわらず私らの後ろにはギャラリーが付きました。

なんで大き目のアジが浮くまで仕掛け投入を待てないのかなー。大きい魚が寄ればず~っとそのサイズに固定されるんだけどねー。

 

で、帰宅しまして....

自宅に魚を降ろして、私は車をガレージへ...

さあー釣果の写真撮影を...

って、嫁の釣ったハマチがいない。

2階のキッチンへ行ったら....

10分も経ってないよ。

なのに腹が割かれてました。

さすが嫁。食い物のことになると仕事が早い。

「ひょろひょろハマチ君をしばいとくから、アジを他所へ押し付けてよ」と嫁に指示される私。

近所の主婦友達へ緊急速報で携帯電話通報です。

「旦那のアレより大きいアジ欲しいなら早く取りに来て。他所にも電話かけまくっているから早いもの勝ちでなくなるでー」って...

主婦が群がる前に撮影を...

22リッターのクーラーに水氷を仕込んで首を折ったアジが満載です。魚が7割残りが水氷という密度です。

一人で持ち上がりますが、片手ではあがりませんよ。両手で抱きかかえて上がりますがお相撲さんスタイルでよちよち運搬できません。

このクーラーに満タンになったので途中で釣りを切り上げたのですよ。

そのぐらいコマセでアジを狂わせました。

本日のお持ち帰りの中で小さいのはこのぐらいです。

小さいやつでコレですよ。いいアジでしょ。こいつらを水面一面に居つかせたのですよ。(ちなみにサビキ釣り組は8cmぐらいのアジばかりです)

ちなみに、ギャラリーがサビキをポイとこのアジが浮いたところへ放り込みよったのですが...

(釣りのマナー違反ですよ。せっかく撒き餌で寄せたところへ10m隣から仕掛けを放り込んでくるやつです)

どの魚がそんな大きい重りのついた違和感のある仕掛けを食うかいな。そもそもドボンって重りの音だけで魚は警戒してダメダメだってば....

釣りをするのなら、魚の気持ちを最優先に考えないとダメですよ。

で、アジを釣るならサビキという固定観念のある人が多いみたいで、何人かが横にきて「兄ちゃん魚いっぱい寄せてるやんここに仕掛けいれていいかなー」ってサビキ入れよるのですが...

その仕掛けを避けて泳ぐアジ達。コマセが落ちた先ではしっかりコマセを食っているアジ達。

「あちゃー、アジ連れへんわ」って目を丸くされても、フカセ釣りでは入れ食いで釣れるっちゅうの。

まあー、フカセ釣りに到達するまで釣りにのめり込めるかですよね。

 

主婦がわらわらと我が家の前に到着します。

躊躇なくクーラーに手をいれる主婦たちです。

「これ何匹もらってええのん?」

「自分とこで料理できる数だけもって帰り」

「いやー、50匹取ったけど、ええ」

「ええよん。うちは刺身用に10匹ぐらいあったらええからー」

「ちょっとまって、その大きいアジはこっちに頂戴」って大き目のアジは私が横からちゃちゃいれてキープです。

こんなサイズが1割ぐらい混じってますよ。

で、これだけのアジをバカ夫婦が延々と入れ食いで釣り上げました。

すると手の平が大変なことになってます。

私の右手はアジを握りしめて、アジの祟りになりました。

1週間ぐらい、このささくれが痛いこと確定です。

あちゃー。クーラー一杯になるまで釣るなよ。そもそも自分達は今日明日の生魚があれば満足なんだろ。

と思いつつも...

そこに美味しそうな魚が居るんだし、魚はやる気もあるんだし、ということで釣れるものは捕獲するべしの精神発動なのでした。

 

ふーっ。そろそろ晩飯できるかな?

今晩は、もちろんハマチのお造りなんだけど、それよりもきっとアジの刺身の方が美味しいよ。


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