「それでもボクはやってない」を見てきました

周防監督の「それでもボクはやってない」を見てきました。

それでもボクはやってない
http://www.soreboku.jp/index.html

私は満員電車など乗らないんだけど、東京に住んでいる男性はあれを見ると両手
を挙げて乗らずにはいられなくなるのではないでしょうか？
また、現在の裁判制度に対する怒りと問題点みたいなものを訴えているのが感じ
られます。
起訴されたら、有罪率99.9％と言うのは本当に驚きました。
「罪を認めて罰金を払えばいいんだよ」と、それで本当に犯罪が防止できるので
しょうか？
私には、犯罪を犯す人は「数万円払えば犯罪を犯してもすぐ出られる」と思う人
のが多いような気がします。
私は邦画は映画館では見ないのですが、久しぶりに見ごたえのある映画でした。
（ちなみに上映時間は２時間半。こちらでも見ごたえがありますね）

家に帰ってから冷静に考えてみました。
映画ではやってない人に焦点が当てられていたので、どうしても無罪にしたいという心理が働きますが、証拠・痴漢を受けた少女の訴え・被告人の言葉だけを冷静に考えると本当に微妙なところだと思います。


平成21年までには裁判員制度が始まって、私たちにも人を裁く機会が訪れること
があります。

裁判員制度
http://www.saibanin.courts.go.jp/