ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム備忘録【12/16~12/17】

2020年12月17日 06時50分56秒 | マリーンズ2020
≪2020/12/16≫

8月以降は9勝、防御率2.63 CS進出に貢献したロッテ・二木康太

自己最多の9勝

 「(勝ち星の)数ではなくて1年間1度も離脱せずに、しっかりローテーションに回ることができれば、成績がおのずとついてくると思うので、そこを目標にやりたいです」。

 春季キャンプ中に今季に向けてこのように目標を語ったロッテの二木康太は、シーズン自己最多の9勝、規定投球回に届かなかったものの、8月以降はしっかりと先発ローテーションを守った。

 今季に向けてシーズンオフの自主トレでは「体力強化。シーズン後半になると成績が落ちるので、そうならないようにと思ってやっていました」と1年間戦うための体力づくりに励んだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕日が6月19日に変更となった。6月の練習試合では3日の日本ハム戦、9日の中日戦はピリッとしない投球だったが、16日の巨人戦で5回無失点に抑え、シーズンを迎える。

 今季初登板となった6月23日のオリックス戦、5回2/3を投げ4失点、続く6月30日の楽天戦は1回1/3を投げ6失点でノックアウト。7月1日に一軍登録を抹消された。

 ファームで再調整となった二木は、種市篤暉が故障で離脱後に再昇格を果たし、8月8日のオリックス戦で7回を2失点に抑え今季初勝利をマークした。8月29日のオリックス戦から10月16日の日本ハム戦にかけて自身6連勝。

 完封勝利を挙げた9月14日のオリックス戦の3-0の5回二死走者なしで、T-岡田に対し、捕手・江村直也からのサインに2度首を振って、インコースのストレートで見逃し三振に仕留めたストレートは素晴らしかった。9月6日のソフトバンク戦、0-0の初回二死走者なしで柳田悠岐に対し、3ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた7球目の低めのフォークも素晴らしいボールだった。

ストレートの被打率

 再昇格してからはストレートとフォークが良く、被打率を見てもストレートが.217(157-34)、フォークが.194(98-19)と抑えている。シーズン通して見てもストレートの被打率.227(172-39)、フォークの被打率が.202(109-22)、昨季はストレートの被打率が.278(241-67)、フォークの被打率が.225(169-38)と、昨季に比べて大きく向上した。

 ただ昨季も前半戦はストレートに威力があり、フォークも落差があったが、後半は「まっすぐが、簡単に弾き返された」と力強いストレートをシーズン通して投げることができなかった。

 特にここ数年二木は“力強いストレート”を求めて、試行錯誤してきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で取材に制限があり直接本人に確認はできていないが、強いストレートを投げることができたことで、シーズン序盤に二軍落ちはあったものの、課題にしていたシーズン後半も安定した投球を披露することができたのではないだろうかーー。

 夏場以降の働きは素晴らしかったが、1年間先発ローテーションを守るという目標は叶わなかった。来季は先発ローテーションを守り、17年以来の規定投球回到達、自身初の二桁勝利を手にしたい。

▼ 二木康太
今季成績:15試 9勝3敗 振79 四12 防3.40
開幕直後: 2試 0勝1敗 振 6 四 2 防12.86
再昇格後:13試 9勝2敗 振73 四10 防2.63

文=岩下雄太

(ベースボールキング)

***************************************************

≪2020/12/17≫

ロッテ守護神・益田 50イニング以上で最少被本塁打1

 【ロッテ】10月4、5日に1軍選手8人の新型コロナウイルス陽性が判明。濃厚接触者も含め、13選手が同時に離脱した。同9日には首位ソフトバンクに0ゲーム差まで迫ったが失速。それでもレギュラーシーズン2位は07年以来13年ぶりだった。
 躍進を支えたのが益田だ。守護神としてリーグ最多の54試合に登板し、トップの増田(西)と2差の31セーブ。セーブ機会での失敗は8月4日オリックス戦(勝敗つかず)と10月29日ソフトバンク戦(敗戦投手)の2度だけ。52イニングを投げ、被本塁打はわずか1本。同点、逆転被弾はなく、被本塁打1は50イニング以上投げた43投手の中では平良(西)、笠谷、高橋礼(ソ)の2本を下回る最少だった。

 通算救援登板数は526試合で藤田宗一(523試合)を抜き球団最多を更新。8月7日には小林雅英227セーブに次ぐ球団2人目の通算100セーブ。16年に100ホールドをマークしており史上5人目、球団初の100セーブ&100ホールドを達成した。13年以来2度目のセーブ王は逃したが、来季は99年高津臣吾(ヤ)の5年ぶりを上回る最長返り咲き記録を狙いたい。

 今季、ロッテは先制した試合で40勝12敗2分けと強かった。勝率・769は優勝したソフトバンクの・736を上回るリーグ1位。2点差以内での32勝もソフトバンクの30勝を上回った。チーム打率はリーグ最下位の・235。球団歴代でも65年・232、17年・233、56年・234に次ぐ4番目の低さだったが、投手陣が踏ん張り、守り抜いた結果だった。(記録課・八田 朝尊)

(スポニチ)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 備忘録【12/16】 | トップ | コラム備忘録【12/17】 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マリーンズ2020」カテゴリの最新記事