【ロッテ3-3中日 (5月17日 ナゴヤD)】
サブロー「抜群の読み」岩瀬打ちでドロー
サブロー外野手(35)の抜群の読みがロッテを値千金のドローに導いた。4回1死二塁。雄太の初球を狙っていた。初回1死一、三塁で併殺打に打ち取られた内角高めの、まっスラを。「来ると思っていた。(前打者の)井口さんにも同じ攻め方をしていた。それをファウルにするつもりだった」。鋭い当たりのファウルを放ち、同じコースに投げにくくさせようと考えた。
だが、思惑以上の結果となった。芯の近くに当てつつ、打球を詰まらせる。ギリギリまで球を引きつけてミートポイントを体の近くに置き、そこから腰を鋭く回転させる。「芯に当たったら打球が(ファウルへ)切れる。芯詰まりだから、切れずにあそこまで飛んだ」。4月21日の西武戦以来の2号同点2ランは、自画自賛の1発でもあった。
野球以外のことにも読みを働かせる。3月11日、自宅でテレビ朝日系列の「報道ステーション」の震災特番を見た。古舘キャスターが原発問題について「もし圧力がかかって番組をきられてもそれは本望です」と発言。それを見て「何でこういうことを言ったのか、発言したことで、どういう影響があるのか、物事の裏を読みたくなる」。普段から思いを巡らせている。
1点を追う9回には無死一、三塁から飛距離十分の中犠飛。「逆転しなきゃいけない勢いだから、ヒット狙いだった。最低限の仕事」。納得はしなかったが、2度のビハインドを追いつく4番の働きに西村監督は「ベテランで4番打者としてチームのためにやってくれている」と、たたえた。
6連勝はお預けとなったが、昨季まで交流戦10連敗だったナゴヤドームで1勝1分け。「はっきり言って負けゲームだった。いいチームになってきたよね」。パ・リーグ首位の力を、4番サブローは実感していた。(日刊)
サブロー 執念の同点犠飛!一発含め全3打点叩き出す
4番がチームの全得点を叩きだした。ロッテは1点を追う9回無死一、三塁でサブローが中犠飛を打ち上げた。土壇場で同点に追いつく執念の一打。
「安打で一気に逆転したかったけど。最低限だね」。相手の守護神を攻略し、劣勢だった試合を引き分けに持ち込んだ。0―2の4回にも左越え同点2ラン。初球の内角直球を運び、「狙っていた。攻め方を見て内側に来ると思っていた。ファウルでもと思ったけど、詰まったので切れずに本塁打になってくれた」と振り返った。交流戦では10連敗中だったナゴヤドームでの戦いを1勝1分けで終えた。西村監督は「勝負事は負けないのが一番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」とうなずいた。
▼ロッテ・内(昨年8月の右肘手術から復帰。1回無失点)力んでしまったけど、0点に抑えられたのは良かった。
(スポニチ)
ロッテ・サブロー、同点弾に同点犠飛3打点
ロッテは岩瀬を攻略して引き分けに持ち込んだ。1点を追う九回に根元、井口の連打で無死一、三塁のチャンスを作り、サブローが同点中犠飛。4番の仕事を果たし「安打を狙ったけど最低限の仕事はできた。いいチームになってきた」と納得顔。四回の左越え同点2号2ランには「内角球なので芯に当たっていたらファウル、いい感じで詰まったからスタンドに入った」と自画自賛した。
(サンスポ)
勝負強さ発揮のサブロー3打点で分ける
ロッテのサブローが四回に同点2ラン、2‐3の九回にも中犠飛と勝負強さを発揮した。「攻め方を見ていて内側に来ると思っていた。ファウルを打つつもりが、詰まったので切れずに飛んでいった」と振り返った。西村監督は「勝負事は負けないのが一番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」と話した。
(デイリー)
ロッテ、4番サブローの3打点で引き分け
ロッテはサブローが0-2の四回に2号2ラン、2-3の九回にも中犠飛と勝負強さを発揮した。本塁打は4月21日以来で「攻め方を見ていて内側に来ると思っていた。ファウルを打つつもりが、詰まったので切れずに飛んでいった」と振り返った。
4番の3打点で引き分けに持ち込み、交流戦では2006年以来白星のなかった名古屋での戦いを1勝1分けで終えた。西村監督は「勝負事は負けないのが一番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」と話した。
(共同)
【ロッテ】サブロー同点2ラン
ロッテ・サブロー外野手(35)が4回に同点2ランを放った。1死二塁から、内角高めのボールをレフトスタンドへ運んだ。4月21日の西武戦以来となる2号2ランだった。「打ったのはマッスラ。早い回に追いつく事ができて良かった。昨日、交流戦のナゴヤドームでは久しぶりの勝利だったけど、まだまだ名古屋のマリーンズファンは物足りないでしょう。今日も負けられない。チームの雰囲気もいいから、早く勝ち越しといきたいね」と話した。
(日刊)
「燃えた」ロッテ・益田がピンチしのいだ!
九回から登板したロッテの新人右腕、益田が延長十回に2死満塁のピンチをしのいだ。一打サヨナラの場面だったが「燃えた」と谷繁に140キロ台後半の直球を連投。6球目の146キロで二ゴロに打ち取った。
チーム最多の19試合目の登板で、今や中継ぎのエース格だ。「ああいうところで投げるのが自分の役割。きょうは真っすぐが良かった」と落ち着いて話した。
渡辺俊(今季最短の4回2/3で降板)「追い付いてもらったのに申し訳ない。3点目が痛かった」
内(今季初登板)「力んでしまった。ゼロに抑えられてよかった」
(共同)
【ロッテ】ドロー呼んだ 益田の直球
ロッテ益田直也投手(22)が絶体絶命のピンチを乗り切り、貴重な引き分けを呼び込んだ。9回から登板。最速148キロの直球で押し、10回は2安打と1四球で2死満塁のピンチを迎えたが、谷繁をニゴロに打ち取った。「今日はストレートが良かった。あそこの場面が自分の役割」と納得していた。
(日刊)
【ロッテ】乗れない渡辺俊5回3失点降板
ロッテ渡辺俊介投手(35)が5回降板に悔しさをにじませた。初回は2死一、二塁から打ち取った三ゴロを今江が失策する形で先制点を許した。3回は無死一、三塁から併殺打の間に2点目。味方が4回に同点に追いついたが、5回に2死までこぎつけたが、3連打で3点目を許し、小野と交代となった。「野手の人に追いついてもらったのに…。申し訳ないです。追いついてくれた後の4回はいい感じで投げることができたので、あのまま乗って行きたかったのですが、ああいう形でマウンドを降りてしまい悔しい、そして残念です」と話した。
(日刊)
【竜さん目線】
「誰が言ったの?」/高木監督
引き分けた中日高木守道監督の会見。
-あと1本出ていれば
高木監督 その通りだけど、同点になっちゃうというのは…。うちが勝つ時は逃げ切らないと…。
-浅尾も抜けて苦しい
高木監督 今おる投手でやりくりしていくしかない。山井もここの所に比べたらようなかった。でもいつも0点に抑えている。よしじゃないの。
-ネルソンも復帰登板
高木監督 ネルソンもようないね。本来はもっと球が速いと思うけど…。
-山崎がスタメン復帰
高木監督 フリー(打撃)でも調子がよかったしね。(渡辺俊に昨年10の4と)ヒットも打ってるから。
一、三塁コーチの入れ替え問題について。
「誰かが替えると言ってた? 誰が言ったの? そんなことがもし出てくるならおかしい」。
(日刊)
高木監督、ボウ然ドロー「アカンわ」
延長十回2死満塁。今季初サヨナラの期待が中日・谷繁の二ゴロで水泡に帰すと右翼席の竜党が静まりかえった。時間切れで今季7度目の引き分け。次々と選手たちが引き揚げる中、ただ一人、高木監督だけがベンチにぼう然と座り続けた。
「こんな試合を勝てんのじゃアカンわ」。開口一番、指揮官はやるせなさを口にした。1点リードの九回。後は守護神・岩瀬で逃げ切るだけだったが、無死一、三塁からサブローに痛恨の中犠飛を喫し、交流戦初勝利が手中からこぼれ落ちた。
試合前から球場は異様なムードに包まれていた。前日の試合。六回1死二塁で荒木が中前打を放ったが二走・大島が本塁憤死。将はその責任を平野三塁コーチに負わせ、試合後のコーチ会議で一度は、渡辺一塁コーチとの配置転換を決定した。
しかし、解散後に心変わりしコーチ陣に現体制の続行を電話連絡。“朝令暮改”の末、この日も平野三塁コーチで戦いに臨んだ。その点を問われると「誰が代えると言った?そんなことが外に出るのはおかしい」と語気を強めた将。単独首位も鎮静剤とはならなかった。
(デイリー)
岩瀬踏ん張れず…高木監督「逃げ切れないから苦労している」
中日は岩瀬が踏ん張れず、延長10回で引き分けに終わった。
1点リードの9回に登板した守護神だったが、無死一、三塁からサブローに同点犠飛。「勝てなくて申し訳ない」と絞り出した左腕に、高木監督も「逃げ切れないから苦労している。こんな試合、勝てんじゃいかんわ…」と歯がゆそうだった。昨季のリーグMVPの浅尾が、不振のため14日に2軍落ち。前日は開幕から好投を続けてきた新人の田島が2失点するなど、リリーフ陣が息切れ気味。首位の座をキープしたことだけが救いだ。
▼中日・山崎(4月24日のヤクルト戦以来の先発出場も3打数無安打)結果が全て。チャンスを与えられるなら次、頑張ります。
▼中日・ネルソン(今季初登板で1回を1安打無失点)チャンスをもらえることが重要。
(スポニチ)
岩瀬打たれドロー「勝てなくて申し訳ない」…中日
中日は2―2の5回2死から荒木、森野、和田の連続安打で勝ち越したものの9回に岩瀬が打たれた。10回は2死満塁も、谷繁が二ゴロに倒れた。
4回に先発の雄太がサブローの2ランで同点とされ、1点リードの9回には守護神の岩瀬が再びサブローに同点の犠飛を許した。「勝てなくて申し訳ない」と岩瀬。高木監督も「逃げ切れないから苦労している」と歯がゆそうだった。
不振の浅尾が再調整のため14日に2軍落ち。前夜は開幕から好投を続けてきた新人の田島が2失点し、そしてこの日は岩瀬と、救援投手陣が正念場を迎えている。
(共同)
中日が逃げ切れず、サヨナラ機も逃す
延長十回規定により引き分けた。中日は3‐2の九回、抑えの岩瀬が根元、井口の連続安打で無死一、三塁とされると、サブローに同点の中犠飛を浴び、逃げ切りに失敗。打線は延長十回、2死満塁とサヨナラのチャンスを迎えたが、谷繁が二ゴロに打ち取られた。
一回、相手失策で先制。三回には無死一、三塁から和田の併殺打の間に1点を追加。2‐2で迎えた五回には2死一、三塁から和田の右前適時打で勝ち越していた。先発の雄太は6回2失点。七回から山井が2回無失点とつないだが、岩瀬が誤算だった。
ロッテは投打に粘りを見せた。延長十回には益田が2死満塁の危機をしのいだ。サブローは四回の2号2ランを含む全打点を挙げた。
(デイリー)
中日・高木監督は怒りあらわ「こんな試合、勝てんようじゃあかんわ」
中日は17日、ナゴヤドームで千葉ロッテと延長10回を戦い、3対3の引き分けに終わった。1点リードで迎えた9回無死一、三塁から、岩瀬仁紀がサブローに同点犠飛を浴びた。10回には2死満塁とサヨナラのチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。
以下は、不機嫌な様子で怒りをあらわにした高木守道監督のコメント「(接戦で引き分けたが?)こんな試合、勝てんようじゃあかんわ。(あと1点が取れていれば?)そら、その通りだよ。ましてうちが勝つときは逃げ切らな。同点になっちゃったということは……。(勝ちパターンだった?)もちろん。うちの勝ちパターン。それが最近できないから苦労しとるわけ。(浅尾拓也の不在が響いているか?)今いるピッチャーで抑えていく以外ないから。
(三塁コーチの配置転換の話も出ていたが、そのままだった?)そのままって。誰が代えるって言った? 皆さんに、そんなこと誰が言った(怒)。(首脳陣の会議の中で出たという話があったが?)そんな話が外に出ていくことがおかしい」
(スポーツナビ)
荒木、3安打3得点も「勝たなきゃ意味がない」
中日の荒木が3安打を放ち、3得点した。1回に中前打で出塁すると二盗を決め、山崎のときに三ゴロ失策で一気に生還した。3回には中堅左へ二塁打、5回は中前に運んで出塁し、ホームを踏んだ。
4月14日の阪神戦から2番に座っているが、元1番打者の存在感を見せつけた。しかしチームは引き分け、「勝たなきゃ意味がない」と喜べなかった。
(共同)
中日・ネルソン、今季初登板で1回無失点
右肩を痛めて出遅れていた中日のネルソンが延長十回に4番手で今季初登板し、1回1安打無失点。久々の1軍マウンドで仕事を果たし「0点に抑えられてよかった」と胸をなで下ろした。
148キロの直球で見逃し三振を奪うなど、ようやく昨季までの姿を取り戻して戦列に復帰した右腕。権藤投手コーチによると、もう1試合中継ぎで登板させる方針という。
(共同)
【中日】初登板ネルソン「0で良かった」
右肩痛で出遅れていたマキシモ・ネルソン投手(30)が今季初登板を果たした。3-3の延長10回に4番手で登板。1安打を浴びながらも1イニングを無失点に抑えた。緊迫した場面での登板となったが「それは関係ない。チャンスを与えられることが重要。ゼロに抑えられて良かった」とホッとした表情だった。
(日刊)
中日・白井オーナー「新たなファン開拓を」
中日の白井文吾オーナーが17日、ナゴヤドームで行われたロッテとの交流戦を視察した。試合前には通算1500試合出場を達成した井端の表彰式に贈呈者として出席。
ヤクルトと首位を争うチーム状況に「よくやってるなとは思います。ただこれがいつまで続くかな…。(順位が)年中、上がったり下がったりするのは驚くことではないから。高木監督もコーチも一生懸命。ものすごく頑張ってくれてる」と評価した。
一方、15日に発表された今季の開幕から交流戦までの主催動員数が、昨季比で4・5%減少したことに「あらゆる興行のお客さまが減ってる中でドラゴンズも苦戦してる。若い世代が実際に現場でものを見るという執着が無くなってきてる中で、どう新たなファンを開拓できるか」と見解を示した。
16日の交流戦開幕戦は今季最低の2万4848人とスタンドが冷え込んだ。「シーズン開幕時に、観客動員に全力を尽くすように言った。そのためにジョイナスと言ってるわけだから」とさらなるファンサービス加速を呼び掛けていた。
(デイリー)
サブロー「抜群の読み」岩瀬打ちでドロー
サブロー外野手(35)の抜群の読みがロッテを値千金のドローに導いた。4回1死二塁。雄太の初球を狙っていた。初回1死一、三塁で併殺打に打ち取られた内角高めの、まっスラを。「来ると思っていた。(前打者の)井口さんにも同じ攻め方をしていた。それをファウルにするつもりだった」。鋭い当たりのファウルを放ち、同じコースに投げにくくさせようと考えた。
だが、思惑以上の結果となった。芯の近くに当てつつ、打球を詰まらせる。ギリギリまで球を引きつけてミートポイントを体の近くに置き、そこから腰を鋭く回転させる。「芯に当たったら打球が(ファウルへ)切れる。芯詰まりだから、切れずにあそこまで飛んだ」。4月21日の西武戦以来の2号同点2ランは、自画自賛の1発でもあった。
野球以外のことにも読みを働かせる。3月11日、自宅でテレビ朝日系列の「報道ステーション」の震災特番を見た。古舘キャスターが原発問題について「もし圧力がかかって番組をきられてもそれは本望です」と発言。それを見て「何でこういうことを言ったのか、発言したことで、どういう影響があるのか、物事の裏を読みたくなる」。普段から思いを巡らせている。
1点を追う9回には無死一、三塁から飛距離十分の中犠飛。「逆転しなきゃいけない勢いだから、ヒット狙いだった。最低限の仕事」。納得はしなかったが、2度のビハインドを追いつく4番の働きに西村監督は「ベテランで4番打者としてチームのためにやってくれている」と、たたえた。
6連勝はお預けとなったが、昨季まで交流戦10連敗だったナゴヤドームで1勝1分け。「はっきり言って負けゲームだった。いいチームになってきたよね」。パ・リーグ首位の力を、4番サブローは実感していた。(日刊)
サブロー 執念の同点犠飛!一発含め全3打点叩き出す
4番がチームの全得点を叩きだした。ロッテは1点を追う9回無死一、三塁でサブローが中犠飛を打ち上げた。土壇場で同点に追いつく執念の一打。
「安打で一気に逆転したかったけど。最低限だね」。相手の守護神を攻略し、劣勢だった試合を引き分けに持ち込んだ。0―2の4回にも左越え同点2ラン。初球の内角直球を運び、「狙っていた。攻め方を見て内側に来ると思っていた。ファウルでもと思ったけど、詰まったので切れずに本塁打になってくれた」と振り返った。交流戦では10連敗中だったナゴヤドームでの戦いを1勝1分けで終えた。西村監督は「勝負事は負けないのが一番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」とうなずいた。
▼ロッテ・内(昨年8月の右肘手術から復帰。1回無失点)力んでしまったけど、0点に抑えられたのは良かった。
(スポニチ)
ロッテ・サブロー、同点弾に同点犠飛3打点
ロッテは岩瀬を攻略して引き分けに持ち込んだ。1点を追う九回に根元、井口の連打で無死一、三塁のチャンスを作り、サブローが同点中犠飛。4番の仕事を果たし「安打を狙ったけど最低限の仕事はできた。いいチームになってきた」と納得顔。四回の左越え同点2号2ランには「内角球なので芯に当たっていたらファウル、いい感じで詰まったからスタンドに入った」と自画自賛した。
(サンスポ)
勝負強さ発揮のサブロー3打点で分ける
ロッテのサブローが四回に同点2ラン、2‐3の九回にも中犠飛と勝負強さを発揮した。「攻め方を見ていて内側に来ると思っていた。ファウルを打つつもりが、詰まったので切れずに飛んでいった」と振り返った。西村監督は「勝負事は負けないのが一番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」と話した。
(デイリー)
ロッテ、4番サブローの3打点で引き分け
ロッテはサブローが0-2の四回に2号2ラン、2-3の九回にも中犠飛と勝負強さを発揮した。本塁打は4月21日以来で「攻め方を見ていて内側に来ると思っていた。ファウルを打つつもりが、詰まったので切れずに飛んでいった」と振り返った。
4番の3打点で引き分けに持ち込み、交流戦では2006年以来白星のなかった名古屋での戦いを1勝1分けで終えた。西村監督は「勝負事は負けないのが一番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」と話した。
(共同)
【ロッテ】サブロー同点2ラン
ロッテ・サブロー外野手(35)が4回に同点2ランを放った。1死二塁から、内角高めのボールをレフトスタンドへ運んだ。4月21日の西武戦以来となる2号2ランだった。「打ったのはマッスラ。早い回に追いつく事ができて良かった。昨日、交流戦のナゴヤドームでは久しぶりの勝利だったけど、まだまだ名古屋のマリーンズファンは物足りないでしょう。今日も負けられない。チームの雰囲気もいいから、早く勝ち越しといきたいね」と話した。
(日刊)
「燃えた」ロッテ・益田がピンチしのいだ!
九回から登板したロッテの新人右腕、益田が延長十回に2死満塁のピンチをしのいだ。一打サヨナラの場面だったが「燃えた」と谷繁に140キロ台後半の直球を連投。6球目の146キロで二ゴロに打ち取った。
チーム最多の19試合目の登板で、今や中継ぎのエース格だ。「ああいうところで投げるのが自分の役割。きょうは真っすぐが良かった」と落ち着いて話した。
渡辺俊(今季最短の4回2/3で降板)「追い付いてもらったのに申し訳ない。3点目が痛かった」
内(今季初登板)「力んでしまった。ゼロに抑えられてよかった」
(共同)
【ロッテ】ドロー呼んだ 益田の直球
ロッテ益田直也投手(22)が絶体絶命のピンチを乗り切り、貴重な引き分けを呼び込んだ。9回から登板。最速148キロの直球で押し、10回は2安打と1四球で2死満塁のピンチを迎えたが、谷繁をニゴロに打ち取った。「今日はストレートが良かった。あそこの場面が自分の役割」と納得していた。
(日刊)
【ロッテ】乗れない渡辺俊5回3失点降板
ロッテ渡辺俊介投手(35)が5回降板に悔しさをにじませた。初回は2死一、二塁から打ち取った三ゴロを今江が失策する形で先制点を許した。3回は無死一、三塁から併殺打の間に2点目。味方が4回に同点に追いついたが、5回に2死までこぎつけたが、3連打で3点目を許し、小野と交代となった。「野手の人に追いついてもらったのに…。申し訳ないです。追いついてくれた後の4回はいい感じで投げることができたので、あのまま乗って行きたかったのですが、ああいう形でマウンドを降りてしまい悔しい、そして残念です」と話した。
(日刊)
【竜さん目線】
「誰が言ったの?」/高木監督
引き分けた中日高木守道監督の会見。
-あと1本出ていれば
高木監督 その通りだけど、同点になっちゃうというのは…。うちが勝つ時は逃げ切らないと…。
-浅尾も抜けて苦しい
高木監督 今おる投手でやりくりしていくしかない。山井もここの所に比べたらようなかった。でもいつも0点に抑えている。よしじゃないの。
-ネルソンも復帰登板
高木監督 ネルソンもようないね。本来はもっと球が速いと思うけど…。
-山崎がスタメン復帰
高木監督 フリー(打撃)でも調子がよかったしね。(渡辺俊に昨年10の4と)ヒットも打ってるから。
一、三塁コーチの入れ替え問題について。
「誰かが替えると言ってた? 誰が言ったの? そんなことがもし出てくるならおかしい」。
(日刊)
高木監督、ボウ然ドロー「アカンわ」
延長十回2死満塁。今季初サヨナラの期待が中日・谷繁の二ゴロで水泡に帰すと右翼席の竜党が静まりかえった。時間切れで今季7度目の引き分け。次々と選手たちが引き揚げる中、ただ一人、高木監督だけがベンチにぼう然と座り続けた。
「こんな試合を勝てんのじゃアカンわ」。開口一番、指揮官はやるせなさを口にした。1点リードの九回。後は守護神・岩瀬で逃げ切るだけだったが、無死一、三塁からサブローに痛恨の中犠飛を喫し、交流戦初勝利が手中からこぼれ落ちた。
試合前から球場は異様なムードに包まれていた。前日の試合。六回1死二塁で荒木が中前打を放ったが二走・大島が本塁憤死。将はその責任を平野三塁コーチに負わせ、試合後のコーチ会議で一度は、渡辺一塁コーチとの配置転換を決定した。
しかし、解散後に心変わりしコーチ陣に現体制の続行を電話連絡。“朝令暮改”の末、この日も平野三塁コーチで戦いに臨んだ。その点を問われると「誰が代えると言った?そんなことが外に出るのはおかしい」と語気を強めた将。単独首位も鎮静剤とはならなかった。
(デイリー)
岩瀬踏ん張れず…高木監督「逃げ切れないから苦労している」
中日は岩瀬が踏ん張れず、延長10回で引き分けに終わった。
1点リードの9回に登板した守護神だったが、無死一、三塁からサブローに同点犠飛。「勝てなくて申し訳ない」と絞り出した左腕に、高木監督も「逃げ切れないから苦労している。こんな試合、勝てんじゃいかんわ…」と歯がゆそうだった。昨季のリーグMVPの浅尾が、不振のため14日に2軍落ち。前日は開幕から好投を続けてきた新人の田島が2失点するなど、リリーフ陣が息切れ気味。首位の座をキープしたことだけが救いだ。
▼中日・山崎(4月24日のヤクルト戦以来の先発出場も3打数無安打)結果が全て。チャンスを与えられるなら次、頑張ります。
▼中日・ネルソン(今季初登板で1回を1安打無失点)チャンスをもらえることが重要。
(スポニチ)
岩瀬打たれドロー「勝てなくて申し訳ない」…中日
中日は2―2の5回2死から荒木、森野、和田の連続安打で勝ち越したものの9回に岩瀬が打たれた。10回は2死満塁も、谷繁が二ゴロに倒れた。
4回に先発の雄太がサブローの2ランで同点とされ、1点リードの9回には守護神の岩瀬が再びサブローに同点の犠飛を許した。「勝てなくて申し訳ない」と岩瀬。高木監督も「逃げ切れないから苦労している」と歯がゆそうだった。
不振の浅尾が再調整のため14日に2軍落ち。前夜は開幕から好投を続けてきた新人の田島が2失点し、そしてこの日は岩瀬と、救援投手陣が正念場を迎えている。
(共同)
中日が逃げ切れず、サヨナラ機も逃す
延長十回規定により引き分けた。中日は3‐2の九回、抑えの岩瀬が根元、井口の連続安打で無死一、三塁とされると、サブローに同点の中犠飛を浴び、逃げ切りに失敗。打線は延長十回、2死満塁とサヨナラのチャンスを迎えたが、谷繁が二ゴロに打ち取られた。
一回、相手失策で先制。三回には無死一、三塁から和田の併殺打の間に1点を追加。2‐2で迎えた五回には2死一、三塁から和田の右前適時打で勝ち越していた。先発の雄太は6回2失点。七回から山井が2回無失点とつないだが、岩瀬が誤算だった。
ロッテは投打に粘りを見せた。延長十回には益田が2死満塁の危機をしのいだ。サブローは四回の2号2ランを含む全打点を挙げた。
(デイリー)
中日・高木監督は怒りあらわ「こんな試合、勝てんようじゃあかんわ」
中日は17日、ナゴヤドームで千葉ロッテと延長10回を戦い、3対3の引き分けに終わった。1点リードで迎えた9回無死一、三塁から、岩瀬仁紀がサブローに同点犠飛を浴びた。10回には2死満塁とサヨナラのチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。
以下は、不機嫌な様子で怒りをあらわにした高木守道監督のコメント「(接戦で引き分けたが?)こんな試合、勝てんようじゃあかんわ。(あと1点が取れていれば?)そら、その通りだよ。ましてうちが勝つときは逃げ切らな。同点になっちゃったということは……。(勝ちパターンだった?)もちろん。うちの勝ちパターン。それが最近できないから苦労しとるわけ。(浅尾拓也の不在が響いているか?)今いるピッチャーで抑えていく以外ないから。
(三塁コーチの配置転換の話も出ていたが、そのままだった?)そのままって。誰が代えるって言った? 皆さんに、そんなこと誰が言った(怒)。(首脳陣の会議の中で出たという話があったが?)そんな話が外に出ていくことがおかしい」
(スポーツナビ)
荒木、3安打3得点も「勝たなきゃ意味がない」
中日の荒木が3安打を放ち、3得点した。1回に中前打で出塁すると二盗を決め、山崎のときに三ゴロ失策で一気に生還した。3回には中堅左へ二塁打、5回は中前に運んで出塁し、ホームを踏んだ。
4月14日の阪神戦から2番に座っているが、元1番打者の存在感を見せつけた。しかしチームは引き分け、「勝たなきゃ意味がない」と喜べなかった。
(共同)
中日・ネルソン、今季初登板で1回無失点
右肩を痛めて出遅れていた中日のネルソンが延長十回に4番手で今季初登板し、1回1安打無失点。久々の1軍マウンドで仕事を果たし「0点に抑えられてよかった」と胸をなで下ろした。
148キロの直球で見逃し三振を奪うなど、ようやく昨季までの姿を取り戻して戦列に復帰した右腕。権藤投手コーチによると、もう1試合中継ぎで登板させる方針という。
(共同)
【中日】初登板ネルソン「0で良かった」
右肩痛で出遅れていたマキシモ・ネルソン投手(30)が今季初登板を果たした。3-3の延長10回に4番手で登板。1安打を浴びながらも1イニングを無失点に抑えた。緊迫した場面での登板となったが「それは関係ない。チャンスを与えられることが重要。ゼロに抑えられて良かった」とホッとした表情だった。
(日刊)
中日・白井オーナー「新たなファン開拓を」
中日の白井文吾オーナーが17日、ナゴヤドームで行われたロッテとの交流戦を視察した。試合前には通算1500試合出場を達成した井端の表彰式に贈呈者として出席。
ヤクルトと首位を争うチーム状況に「よくやってるなとは思います。ただこれがいつまで続くかな…。(順位が)年中、上がったり下がったりするのは驚くことではないから。高木監督もコーチも一生懸命。ものすごく頑張ってくれてる」と評価した。
一方、15日に発表された今季の開幕から交流戦までの主催動員数が、昨季比で4・5%減少したことに「あらゆる興行のお客さまが減ってる中でドラゴンズも苦戦してる。若い世代が実際に現場でものを見るという執着が無くなってきてる中で、どう新たなファンを開拓できるか」と見解を示した。
16日の交流戦開幕戦は今季最低の2万4848人とスタンドが冷え込んだ。「シーズン開幕時に、観客動員に全力を尽くすように言った。そのためにジョイナスと言ってるわけだから」とさらなるファンサービス加速を呼び掛けていた。
(デイリー)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます