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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム備忘録【11/29】

2018年11月30日 02時23分37秒 | マリーンズ2018
≪2018/11/29≫

3年目で“1軍完走”も…ロッテ平沢が激白「自分でつかみ取ったわけではない」

1軍完走も「自分でつかみ取ったわけではない」

 日々の練習の成果が「結果」として徐々に表れ始め、3年目の今季は自己最多の112試合に出場したロッテの平沢大河内野手。出場機会を増やすため、本職のショートへの思いを一旦封印して、外野にも挑戦した。1年間、1軍という戦場でプレーした20歳の表情は、どこか逞しくなったようにも見える。

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 そんな平沢にとって、今季「ターニングポイント」となったプレーとはどこなのか。また、今季はどんなシーズンだったのか、秋季キャンプ中に話を聞いた。

――プロ3年目の今季は、どのようなシーズンでしたか?

「ずっと内野でしたが、外野で試合に出させてもらって非常に貴重な経験をさせてもらいました。今年の経験を来年以降に生かすために、オフを過ごしていきたいです」

――今季は1年間1軍に帯同しました。

「それは自信になりましたが、自分でつかみ取ったわけではなく、『(1軍に)いさせてもらった』というのが正直なところ。来年以降は自分で1軍をつかみ取りたいです」

――ナイターの日は10時30分に球場入りし、試合後も1時間近く打撃練習をしていました。

「打撃以外にウエートトレーニングもやっていたのですが、金森前打撃コーチに『やるぞ!』と言われていました。やらなきゃいけない立場だったので、最初は金森さんについてもらっていましたが、途中からは自分で考えてやるようになり、そこから良い結果が出始めた。やって良かったなと思います」

――そこまでご自身を追い込んだ理由は?

「僕は内野の登録ですが、外野で試合に出してもらっている以上は、責任を持ってやらなければいけない。(外野手起用に)しっかり応えるためにも練習はしていましたね」

――今年「ターニングポイント」になった試合はどこですか?

「サヨナラヒットを打った『6月17日の巨人戦』です」

――この日は5月24日の日本ハム戦以来のスタメン出場でした。

「なんとか結果を出そうと思っていたので、最高の形になって良かったです。先輩方がチャンスでつないでくれましたし、僕はおいしいところが来たなと思って打席に立ちました。サヨナラ打は初めてで、いつも(ヒーローの)選手を出迎える側だったので、先輩が来てくれてうれしかったです。勝って良かったなと思って(ハイタッチを)していました」

――「ターニングポイント」に挙げた理由は?

「キャンプからずっと、打撃の基本的なことを金森さんとやってきた。それが出て良かったですし、あの試合からスタメンで出る試合が増えた。そこが大きかったですね」

自らが選ぶ「今季のベストプレー」は…

――サヨナラ打をきっかけに、外野でのスタメン出場が増えました。守備面でも投手を助けることが多かったですが、外野の守備については?

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「風もあって、内野とは違う難しさがありました。フェンス際のフライは難しいですし、スローイングも内野と外野ではゴロを捕ってからのステップが違います。でも楽しい部分もありました。『肩』は僕の武器のひとつなので、そこはゲームの中で出せればいいなと思っていますし、それ以外でも球際など、捕れたらうれしい部分もあります」

――10月5日の楽天戦では、右中間への打球をダイビングキャッチして、失点を防いだ好プレーがありました。ご自身の『今季のベストプレー第1位』にも挙げています。

「田中(和基)選手の打球ですね。最初は抜けたかなと思って走っていたんですが、ギリギリでしたし、センターの岡さんがカバーに来てくれると思ったので、思い切って飛び込みました。以前、僕のエラーで岩下さんのセーブを消してしまっているので、(7月24日のソフトバンク戦、デスパイネの三塁線への当たりをファンブル)、このプレーが岩下さんのプロ初勝利につながって良かったです」

――打撃面では打率が.213でしたが、出塁率は.328と高いです。

「ボールをしっかり見られたのは大きかったです。仕留めなければいけないボールもありましたが、それをファウルにしてしまって追い込まれることが多かった。だから良い部分も悪い部分もあるのかなと思います」

――追い込まれた後、ファウルで粘って四球を選ぶこともありました。

「相手のピッチャーが嫌だと思うので、アウトになるにしても粘って球数放らせるなど、できることはやりたいなと思っていました」

――また、9月に入ってから4本と本塁打を量産しました。

「たまたまじゃないですかね。特にはこれをしたからというのはないですが、甘いボールを仕留められました」

終盤で調子を落とし、尊敬する先輩から指導を受ける

――10月2日のソフトバンク戦から8日のソフトバンク戦にかけて19打席無安打。シーズン最終盤でやや当たりが止まりました。

「技術的に足りない部分も、疲れもあったと思います。僕自身そこが課題だと思います。1年間通して同じパフォーマンスをするためにも、技術的にまだまだやることがある。そこは来年に向けてやっていきます」

――10月8日のソフトバンク戦の試合前練習には、福浦選手からティー打撃、フリー打撃とマンツーマンで打撃指導を受けていました。

「僕の癖を映像で見て、直した方がいいところを言っていただきました。色々一緒にやっていただいて、アドバイスをもらいましたね」

――シーズンが終わってからもオーストラリアのウィンターリーグに参加します。どんな課題を持っていますか?

「打撃は四球を選ぶことはもちろん、しっかり1球で仕留められるようにしたい。守備では内野がメインなので、キャンプでやってきたことを実戦で試していければいいかなと思います」

――最後に来年に向けて意気込みを。

「個人的には去年より良い成績を残せたのですが、まだまだやることはありますし、今年の経験を生かさないといけない。その部分をオフでしっかりやっていきたいです」

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

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≪2018/11/29≫

ロッテ・種市、3年目来季目標は「開幕ローテ&初勝利」/東北スポーツ

ロッテの種市篤暉投手(20)が、来季の飛躍に向け多忙なオフを迎えている。

 「来年こそ勝てるように。ことしの経験を生かしたい」

 青森県三沢市出身の種市にとって、2年目の今季は大きな転機となった。地元で行われたフレッシュオールスターに初登板から道が開き始める。8月12日のオリックス戦(京セラ)でデビューを飾ると、勝ち星こそつかなかったが6回2失点と好投。井口資仁監督は「頑張っているし、勝たせてやりたい」と辛抱強く起用を続け、7試合に先発。プロ初勝利はかなわなかったが十分に働けることを証明した。

 シーズン終了後、U-23ワールドカップ(コロンビア)に侍ジャパンのメンバーとして選ばれた。台湾戦で先発すると7回無失点。ベネズエラ戦も8回3失点など、同大会準優勝に貢献、最優秀勝率も手にした。

 10月28日にW杯決勝を終え、その足で31日からの千葉・鴨川の秋季キャンプに参加。途中、プロ野球ラミゴとの親善試合(台湾・桃園)にも出場し、3戦目に先発を務めた。

 さらに現在は酒居、平沢と豪州リーグに派遣され、ニュージーランドの「トゥアタラ」で武者修行を続けている。今月21日の契約更改では、200万円増の680万円でサイン。「うれしいです。遠征用のリュックを買います」と20歳の若者らしい笑顔もみせた。

 しかし、本人の中ではまだ勝ち星を手にしていないことで納得はしていない。

 「1軍で投げて自信にはなりました。ただ課題しかない。直球も変化球も、スタミナもすべてレベルアップしないと1軍では勝てない」

 3年目の来季の目標は「開幕ローテーション」と言い切った。

(サンスポ)

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≪2018/11/29≫

ロッテドラ1・藤原恭大の担当スカウトが見た、ドラフト直前の不思議な夢

 スカウトも夢を見る。色々な夢を見る。それがドラフト会議直前となると不思議な夢を見ることがある。

 2018年のドラフト会議で3球団競合の末、大阪桐蔭高校の藤原恭大外野手を千葉ロッテマリーンズは引き当てた。その瞬間に思い出したのは藤原選手担当の下敷領悠太スカウトの事だった。ドラフト6日前に行われた指名選手の球団方針を決める編成会議。若きスカウトマンが会議の始まる前にポツリとつぶやいた他愛もない会話が脳裏に蘇った。

「昨日、不思議な夢を見たんです。あんまり夢の内容とかは覚えていないタイプなんですが、これだけは鮮明に覚えていますね」

藤原と一緒に大阪桐蔭のグラウンドで

 いつものように大阪桐蔭高校のグラウンドに足を運んだ。選手たちがグラウンドで練習をしている。お目当ての藤原恭大外野手に、同じく注目を集めている根尾昂内野手の姿もある。練習を見学していると、西谷浩一監督から手招きをされグラウンドに導かれた。

「せっかくお越しになったのですから、一緒に練習に入ったらいいじゃないですか」

 気づけば大阪桐蔭高校のユニフォームを着ていた。藤原と一緒に走る、キャッチボールをする。

「やっぱりいい選手や!」

 そう思った瞬間に目が覚めた。

 今の夢はなんだったのだろう? 自問自答した。その答えは簡単に出てきた。ずっと藤原を追いかけてきた。惚れた。だから自然と彼の夢を見た。球団首脳、井口資仁監督らが集まる編成会議の中でのプレゼンテーションが待っている朝の事だった。強い決意がみなぎった。想いの丈をただ素直にぶつけることを決めた。

下敷領スカウトが惚れたプレー

 中学校の時から名を馳せていた藤原。大阪桐蔭高校の練習に合流した1年の時からその姿は光って見えた。「体の線は細かったけど脚力と肩の強さは1年生の夏の時期でもひと際目立っていた。中学校の時から有名だったのは納得という印象だった」と下敷領スカウトは当時を回想する。高校2年のセンバツ大会決勝ではそれまでの不調がウソのように先頭打者本塁打を含む2本塁打。「大舞台で力を発揮できる選手」との印象が残った。

 なによりも強烈な印象を残したのは高3夏の予選だ。初戦。1打席目の右前打で二塁を奪って見せた。「普通のシングルヒットがツーベースになった。怪我の影響もあって久々の公式戦。それでも脚力の凄さと勘の良さで二塁打にした。少し強引なプレーではあったけど積極的な走塁でチームに勢いを付けていた」(下敷領スカウト)。

 そして今でも高校野球ファンの間で語り草となっている履正社との死闘となった予選準決勝は見ていて鳥肌が立つ思いがした。1点ビハインドの9回。二死から連続四球で一、二塁となった場面で藤原に打席が回ってきた。初球にフルスイングでファール。四球のあとの初球は狙うのがセオリーとはいえ、打ち損じれば甲子園春夏連覇の偉業が潰える場面での躊躇なき強打に超一流になる証を見てとった。「打ち取られると高校野球が終わる状況。あの場面でフルスイングが出来た藤原選手の精神面の強さと信念を感じました」。結果は四球もその後、後続が続き逆転。そこからイッキに夏の甲子園優勝への栄光の階段を上り詰めていく。

「口数の少ないところはあるけど、グラウンドでのプレーで自分を表現できる選手。頑固で自分の信念をしっかりと持っています」と下敷領スカウトは自分の子供の事を語るように褒めちぎる。

ドラフトが終わっても冷めやらぬ興奮

 ドラフト会議では3球団が競合をした。イーグルスとタイガースが抽選箱に手を入れる。最後に井口監督が引く。両手を合わせて「頼む」、「お願いします」と下敷領スカウトは念仏を唱えるように呟き続けた。その後の興奮は語るまでもない。帰りの電車。気づけば最寄り駅を乗り過ごしていた。過去に乗り過ごしたことは記憶にない。それほどドラフトが終わっても興奮が残っていた。

「打力、脚力、肩のすべてにおいてこれが藤原だというプレーを見せて欲しい。子供たちに憧れてもらえるような存在になって欲しいです。気が抜けたプレーは公式戦で一度も見た事がない。どんな状況であろうが自分が出来ることを瞬時に頭で考え、それをプレーで表現できる選手です」

 近日、大阪市内で契約を行い、12月4日には入団会見を行い、ついにマリーンズのユニフォームに袖を通す。年明けには新人合同自主トレを開始。2月1日には石垣島でチームに本格合流し、いよいよプロの一歩を踏み出す。そこでどのように対応し、どのようなプレーを見せるか。下敷領スカウトは楽しみで仕方がない。夢はまだまだ広がる。

梶原紀章(千葉ロッテマリーンズ広報)

(文春オンライン)
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