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備忘録【6/25】 VS オリックス ≪5勝1敗≫

2020年06月26日 06時55分32秒 | マリーンズ2020
≪2020/6/25≫

【ロッテ5-0オリックス ( 2020年6月25日 ZOZOマリン )】

ロッテ・中村奨 プロ6年目で初の満弾!井口監督 3年目で初5連勝&単独首位だ
 就任3年目で初の5連勝。ロッテ・井口監督は「えへへぇ~、まだ早いですよ」と笑った。チームは16年以来4年ぶりの白星街道で、同年4月17日以来1530日ぶりの単独首位に立ったのだ。

 初回に一挙5点を奪った。先頭から3者連続四球。1死後、マーティンの押し出し四球で先制し、中村奨がオリックスのドラフト3位・村西に強烈なプロの洗礼を浴びせた。144キロ直球を中堅左へ運ぶ、プロ6年目で初のグランドスラムだ。
 「相手投手が不安定だったので、早い回に点を取れて良かった」。6番打者は3回に中前打、5回にも左翼線二塁打で3安打4打点。三塁打が出ればサイクル安打の活躍だ。13日の西武との練習試合に続き、21日のソフトバンク戦でも頭部死球を受けたが「こういう時こそ踏み込まないといけない」と恐れることなく、強振する。

 21日は中村奨の死球直後に7番の井上が満塁弾を放った。開幕から2カード連続で満塁本塁打を記録したのは球団史上初めて。6、7番が開幕ダッシュの象徴となっている。(横市 勇)

 ≪開幕2カード連続は史上初≫中村奨(ロ)が自身初の満塁本塁打。今季チームの満塁弾は21日ソフトバンク戦の井上に次ぎ早くも2本目。開幕2カード目までに2本の満塁弾は64年大洋(伊藤、重松)、77年巨人(王、柳田)、80年近鉄(梨田、佐々木)、05年日本ハム(高橋信2本)以来15年ぶり5度目。ロッテでは初めて。なお、前回の日本ハムは4月1日オリックス戦で新庄が満塁本塁打し3カード連続でマークしたがロッテはどうか。


ロッテ 1530日ぶり単独首位!井口政権下で初、5連勝も4年ぶりでW快挙!
 ロッテがオリックスに5-0で完勝し、並んでいた楽天が敗れたため、2016年4月17日以来、実に1530日ぶりの単独首位に立った。井口政権下では初で、5連勝も16年6月の7連勝以来、4年ぶりのこととなり、W快挙となった。
 ロッテは初回、オリックスのドラフト3位・村西の乱調に付け入った。プロ初登板初先発の緊張があったか、3連続四球などで1死満塁とすると、マーティンが押し出し四球。さらに続く中村奨が1号満塁弾を放って、一気に5点を先制した。

 ロッテ先発の岩下は、昨季オリックス戦に5試合で1勝0敗、防御率1・52という好相性。その通りに、5回まで無失点でしのいだ。6回は2死一塁で降板したが、4安打無失点と先発としての役割を十分に果たした。7回には2死満塁のピンチを迎えるが、3番手の石崎がT-岡田を空振り三振に打ち取り、その後も田中、中村稔と継投して完封勝ち。危なげなく、逃げ切った。

 井口監督は「しっかりと野手が点をとってくれたし、その後も岩下、リリーフ陣がゼロに抑えてくれた。(満塁弾の中村奨は)今、6番という打順でバントしたり、長打も含めて、しっかりと役割を果たしてくれている」と称えた。一方で5連勝には「残り3つある。明日もしっかり戦いたい」と勝って兜の緒を締め、単独首位の話題にも「まだ早い」と苦笑いしていた。


ロッテ 4年ぶりの5連勝!井口政権下では初の大型連勝で首位堅守
 ロッテがオリックスに5-0と完勝し、5連勝を達成した。16年6月の7連勝以来、4年ぶりの大型連勝で、井口政権下では初。開幕戦の黒星から一気に巻き返し、首位を守った。
 ロッテは初回、オリックスのドラフト3位・村西の乱調に付け入った。プロ初登板初先発の緊張があったか、3連続四球などで1死満塁とすると、マーティンが押し出し四球。さらに続く中村奨が1号満塁弾を放って、一気に5点を先制した。

 ロッテ先発の岩下は、昨季オリックス戦に5試合で1勝0敗、防御率1・52という好相性。その通りに、5回まで無失点でしのいだ。6回は2死一塁で降板したが、4安打無失点と先発としての役割を十分に果たした。7回には2死満塁のピンチを迎えるが、3番手の石崎がT-岡田を空振り三振に打ち取り、その後も田中、中村稔と継投して完封勝ち。危なげなく、逃げ切った。

 井口監督は「しっかりと野手が点をとってくれたし、その後も岩下、リリーフ陣がゼロに抑えてくれた」と称え、満塁弾の中村奨には「今、6番という打順でバントしたり、長打も含めて、しっかりと役割を果たしてくれている」と評価した。一方で5連勝には「残り3つある。明日もしっかり戦いたい」と、勝ってかぶとの緒を締めた。


ロッテ・岩下 6回途中無失点、今季初勝利「初回を3人で切れたことが大きかった」
 ロッテ・岩下が先発で今季初登板し、5回2/3を4安打無失点で今季初勝利を飾った。
 「むちゃくちゃ緊張しました。初回を3人で切れたことが一番大きかった」
 課題の立ち上がりを3者凡退で切り抜けると、その後はテンポよくアウトを重ねた。初回から打線に大量5点の援護をもらっていたが、「昨年も練習試合も、味方に点をもらってから失点することが多かったので、そこを0点に抑えられたこともよかった」と収穫も口にした。


ロッテ・中村奨 6年目で初の満塁弾、初回大量点に貢献「最高の形になってよかった」
 ロッテ・中村奨が6年目で自身初の満塁アーチを放った。初回、3者連続四球で無死満塁となり、4番レアードは空振り三振を喫したが、続くマーティンの押し出し四球で1点を先制。ベンチが盛り上がったところで、6番・中村奨が1ボールから2球目の144キロ直球をバックスクリーン左に運んだ。
 「みんなでつないだチャンスだったので、ファーストストライクから振っていこうと思っていました。最高の形になってよかったです」
 23日には「ホームランターゲット」の看板に当てて、ロッテアイス90個をゲットした。昨季17本塁打をマークした背番号8が、そのパワーをチャンスで存分に発揮した。


ロッテ 7月10~12日西武戦チケット、ダイナミックプライシングで30日から販売
 ロッテは25日、7月10日から12日の西武戦のチケット販売をダイナミックプライシング(価格変動制)で30日から開始すると発表した。
 ダイナミックプライシングは、チケット価格が購入するタイミングによって変動する販売方法で、試合日程、席種、天候、過去の実績などさまざまなデータを基にして、試合ごとの需要予測を行い、適正価格で販売する。フィールドテラス・スイートを除く。
 発売は30日午前10時から、シーズンシート・外野マイシート購入者を対象としたウエブ限定優先販売から、ファンクラブ有料会員MチケットオンラインでのWEB限定先行販売(Mポイントステージ順)、Mチケット セブン―イレブンWEB限定先行販売、一般販売と順次進めていく。ZOZOマリンMチケット窓口での販売は行わない。詳細は公式ホームページへ。
 なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全席指定席として基本的には座席ごとに前後左右に一定の間隔を空けて6席に1席の割合で販売する。

(以上 スポニチ)



「打つべき人が打っていい形で来ている」/井口監督
ロッテが1530日ぶりに単独首位。就任3年目で初の5連勝を決めた井口資仁監督のコメント。
「打つべき人が打って、いい形で来ている。明日からはエース格の投手。1つ1つ勝っていければ」


ロッテ1530日ぶり単独首位!中村奨満弾で5連勝
ロッテが井口資仁監督(45)就任3年目で初の5連勝を決め、単独首位に立った。6番中村奨吾内野手(28)が1回1死満塁からキャリア初となる満塁本塁打をマーク。初登板だったオリックスのドラフト3位・村西をKOし、初回で勝負を決めた。5連勝も単独首位も4年ぶり。スタートダッシュで波に乗り、過密日程を“突ッパ”する。
   ◇   ◇   ◇
ロッテ打線が再びルーキーの出ばなをくじいた。制球の定まらないオリックス村西の立ち上がりを、中村奨がたたいた。押し出しで1点を先取した1回、なおも1死満塁。ファーストストライクの144キロを完璧に捉えた打球は左中間ホームランラグーンに吸い込まれた。「みんなでつないだチャンス。最高の形になって良かった」。自身初のグランドスラムで16年6月以来の5連勝を演出した。

開幕カードのソフトバンク3回戦では、7番井上が同じく新人の津森から満塁弾でプロの洗礼を浴びせた。今季2ケタ安打の試合はなく、リーグ2位の7本塁打と長打で押している。「積極的にいっても(井上)晴哉さんが何とかしてくれる。僕は思いきっていくだけです」。今季は6、7番だが昨季までは3、4番で並ぶことが多かった。「下位」ではない。

屈しない。練習試合と開幕カード、9日間で2度頭部死球を受けた。「こういう時こそ、なるべく踏み込んで打ちにいけたらいいと思ってます」。18年に球団新の22死球を受けながらフルイニング出場し、昨季は左目下を10針縫った数時間後に代打に立った「BRAVE MAN」。時にバントのサインも出る。つなぐべき時はつなぐ。だがかえしたい時は自分でかえせる。三塁打が出ればサイクル安打の好調ぶりだった。

貯金4は18年7月以来。単独首位は16年4月17日以来1530日ぶりと、井口政権初の開幕ダッシュを決めている。指揮官は「打つべき人が打って、いい形で来ている。明日からはエース格の投手。1つ1つ勝っていければ」。思わずほおも緩んだ。のったときのロッテは、強い。【鎌田良美】


ロッテ5投手0封リレーで5連勝、オリックス3連敗
ロッテが初回に5点。プロ初登板のオリックス村西から押し出しで1点。なおも1死満塁から中村奨が2号満塁本塁打を放った。
ロッテ岩下が5回2/3を無失点と、オリックス打線に三塁を踏ませない好投。ロッテも2回以降追加点なく、5点差のまま終盤へ。
ロッテが5投手の0封リレーで逃げ切り、5連勝で貯金を4とした。岩下が1勝目。オリックスは3連敗で借金4。村西は初黒星。


ロッテ岩下6回途中無失点「むちゃくちゃ緊張した」
ロッテ岩下大輝投手が、5回3分の2を4安打5奪三振1四球、無失点と好投した。
昨季防御率1・52と好相性だったオリックス打線。直球とフォークのコンビネーションで三塁を踏ませなかった。6回2死で一塁に走者を残したが、勝利投手の権利を持って降板した。
「今季初登板、むちゃくちゃ緊張しました。初回を3人で切れたことが一番大きかったと思います。最後までストライク先行でいけたことも良かったです。昨年も練習試合もそうでしたが、味方に点を取ってもらった後に失点することが多かったので、そこを0点に抑えられたことも良かったと思います」と振り返った。


ロッテ中村奨吾が初回満塁弾「最高の形になった」
ロッテ中村奨吾内野手が1回に満塁弾を放った。
オリックスの先発はドラフト3位ルーキー村西。制球が定まらず、先頭から3連続四球をもらって無死満塁。1死後、マーティンへの押し出し四球で1点を先取し、なおも満塁で打席が回ってきた。
1ボールから高め144キロの直球を完璧に捉え、左中間ホームランラグーンへ。今季2号に「みんなでつないだチャンスだったので、ファーストストライクから思いきって振っていこうと思っていました。最高の形になって良かったです」と喜んだ。
ロッテは初回、1安打で一挙5点を先行した。


ロッテ7月西武戦チケット、価格変動制で5000人
ロッテは25日、今季主催公式戦7月10日から同12日の西武戦のチケットを、ダイナミックプライシング(価格変動制)で6月30日から販売すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、上限5000人をめどに全席指定で、前後左右に一定の間隔をあけて販売する。
ダイナミックプライシングは、チケット価格が購入するタイミングによって変動する販売方法。日程、席種、天候、過去の実績などさまざまなデータを基に試合ごとの需要予測を行い、リアルタイムな適正価格で販売を行う。年間シートを購入していた人から優先的に販売し、続いてファンクラブや先行販売、一般販売と順次進める。詳細は球団公式ホームページまで。
7月28日楽天戦以降のチケット販売スケジュールは、後日決定次第発表となる。


スカウト「違う要素見られる」プロアマ合同練習会
プロを目指す高校3年生救済へ、日本野球機構(NPB)と日本高野連がタッグを組んだ。
日本学生野球協会は25日、都内で理事会を開き、日本高野連が申請したプロアマ共催による「合同練習会」の実施を承認した。
プロ志望届を提出した高校生の希望者が対象で、8、9月の週末に1泊2日で行う。新型コロナウイルス感染拡大で公式戦中止が続き、スカウト視察の機会も限られた。今秋ドラフト前に選手の力量をみるトライアウト的機会となる。
  ◇  ◇  ◇
NPBスカウトからは歓迎の声が起きた。ロッテ永野吉成プロ・アマスカウト部長(51)は「非常にありがたい」。特に歓迎するのは、日程があらかじめ定められている点だ。「今年はスタートが遅くなった分、選手のコンディションも完全ではないかも知れない。日程に合わせて、気持ちも含め、合わせられるか。我々が漠然と練習を見に行くのとは違う要素が見られる」と準備する力をチェックする機会にもする。

(以上 日刊)



【ロッテ】押し出し四球と中村奨吾の満塁弾で5点を先制「最高の形になってよかった」
 誰もが本塁打を確信した当たりだった。ロッテは初回から3者連続四球で満塁のチャンス。続くレアードが三振に倒れ、マーティンが再び四球を選び、押し出しで1点を先制した直後だった。
 6番・中村奨吾内野手(28)がオリックスのドラ3・村西の直球を豪快に左中間席のホームランラグーンへと運んだ。「打ったのは真っすぐ。みんなでつないだチャンスだったのでファーストストライクから思い切って振っていこうと思っていました」。23日の本拠地開幕戦に続く今季2号はプロ6年目で初の満塁弾。「最高の形になって良かったです」と無観客のスタンドに向かって手を振った。就任初の5連勝を狙う井口ロッテが、初回で5点を先制した。

(報知)



ロッテ、5連勝で1529日ぶり単独首位 中村奨がプロ初満弾
 ロッテ・中村奨吾内野手(28)がプロ6年目で自身初の満塁本塁打を放ち、2016年4月18日以来1529日ぶりの単独首位に導いた。
 「みんなでつないでくれたチャンス。ファーストストライクから振っていこうと思っていた。最高の形(結果)になってよかった」。1点を先制した直後の一回1死満塁。1ボールからの2球目、村西が投じた144キロの直球を左中間ホームランラグーンに運んだ。
 13日の西武との練習試合で松本から、開幕3戦目の21日のソフトバンク戦では二保から頭部死球を受ける“ご難続き”だったが、本拠地開幕戦となった23日に左翼席に設置された「ホームランターゲット」の看板直撃弾で、ロッテアイス90個分をゲット。そして、この日はあと三塁打が出ていればサイクル安打となる今季初の猛打賞と運も上向いてきた。
 思い返せば、チームが前回に単独首位をキープした16年4月17日。日本ハム戦で大谷翔平(現エンゼルス)から先制の2点適時二塁打を放ったのも中村奨だった(チームは試合のない翌18日まで首位)。
 昨季は3番にチーム最多の64試合で座るなど2年連続で全試合出場を果たし、自己最多の17本塁打。今季は「ダブルクリーンアップ」の意味合いで6番打者として、21日のソフトバンク戦で満塁弾を放った7番・井上と“第2の中軸”を担う。

 井口監督は首位に「まだ早いです」としながらも、「ベンチも非常に明るくて、いい雰囲気」と幕張の夜風に心地良さそうに身を任せた。(東山貴実)


ロッテ、4年ぶり5連勝 中村奨が満塁弾、岩下は六回途中無失点
 ロッテが4年ぶりの5連勝。一回にマーティンの押し出し四球と中村奨の初の満塁本塁打で5点を挙げた。岩下が六回途中無失点で勝利し、救援陣も好投して無失点リレー。オリックスは初登板の村西が一回に5四球で5失点と崩れた。


ロッテ・岩下、今季初先発で白星「めちゃくちゃ緊張した」
 ロッテの岩下が今季初登板で先発し、5回2/3を投げて4安打無失点で白星を挙げた。開幕直前に西野が右肘を痛めた影響で、先発陣の6人目に滑り込んだ。力のある直球を軸に組み立て「めちゃくちゃ緊張した。点を取ってもらった後、0点に抑えられたことも良かった」と満足感を漂わせた。
 昨季は先発で5勝を挙げながら、オープン戦や練習試合では振るわなかった。井口監督は「しっかり低めに制球していた。今年の中で一番良かった」と手放しで褒めた。


ロッテ・中村奨、初の満塁弾「思い切り振っていこうと」
 ロッテの中村奨がプロ6年目で初の満塁本塁打を放った。1-0の一回1死で、制球に苦しむルーキーの村西の速球を左中間に運んだ。大量点を呼び込む2号アーチに「みんなでつないだチャンスだったので、第1ストライクから思い切り振っていこうと思っていた。最高の形になって良かった」とうなずいた。
 13日の西武との練習試合、21日のソフトバンク戦と立て続けに頭部へ投球を受けた。21日は大事を取って途中交代したが、23日からは何事もなかったかのように先発出場。持ち味の体の頑丈さを見せつけている。 
 昨季は2年連続で全試合出場を果たし、自己最多の17本塁打を放ったものの、打率は2割3分2厘と低迷した。雪辱を期す今季は開幕から6番を任され、7番の井上とともに“第2の中軸”として存在感を放っている。(ZOZOマリン)

(以上 サンスポ)



ロッテ・中村奨 満塁弾!チーム4年ぶり5連勝で単独首位
 一振りでチームを16年6月以来4年ぶりの5連勝に導いた。一回に1点を先制した直後、1死満塁の場面。ロッテ・中村奨が、新人右腕・村西の2球目の直球を積極的に捉えると左中間に吸い込まれた。
 今季2本目の本塁打がプロ6年目で初、野球人生でも「覚えていない」というグランドスラム。ど派手な一発で相手に特大のダメージを与え、「最高の形になって良かったです」と笑みを浮かべた。
 チームはダブルクリーンアップを形成。“第2の中軸”を担い「バントのサインもあるし、つなぐ役割もある」と中村奨。三回に中前打、五回に左線二塁打を放って猛打賞をマークし、チャンスメークもした。三塁打が出ればサイクルだったが「全然、気付いてなかった」と笑った。
 13日の西武との練習試合、21日のソフトバンク戦で頭部に投球を受けたが、ひるまなかった。「踏み込んでいかないといけない」。恐怖心をぬぐい去り、強い気持ちで打席に立ってきたことが結果に直結した。
 チームは4年ぶり、井口政権では初の5連勝で、16年4月18日以来の単独首位に立った。「自分のやるべきことをやってくれている」とナインをたたえた指揮官。チームで束になって連勝街道を突き進む。(伊藤玄門)

(デイリー)



ロッテ・岩下大輝の良さが出た今季初登板
5回2/3を無失点
 ロッテの岩下大輝は、今季初登板となった25日のオリックス戦、5回2/3を投げ、4安打、5奪三振、無失点に抑え、今季初勝利を挙げた。
 昨年、そして練習試合、オープン戦で課題にしていた立ち上がりのピッチング。6月2日以降の練習試合では、10日の中日との練習試合で初回にビシエド、高橋周平に適時打、16日の西武との二軍練習試合で初回に高木渉にソロと失点していた。
 しかし、この日は先頭のT-岡田を一邪飛に仕留めると、続く大城滉二を148キロのストレートで3球三振、3番・吉田正尚を146キロのストレートで二ゴロに打ち取り、課題の立ち上がりを三者凡退に抑えた。
 その裏、中村奨吾の満塁本塁打などで5点の援護をもらうと、2回以降もストライク先行の投球でオリックス打線をねじ伏せた。
 「一番の軸はストレートだと思うので、そこは外さないように。僕の中で消してはいけないところだと思うので、そこを外すつもりはないですね」(20年2月9日取材)と話す岩下の最大の魅力であり、もっともこだわっているストレートが素晴らしかった。
 特に初回、大城滉二に投じた初球の149キロストレート、4回吉田正尚に1ストライク1ボールから投じた3球目の144キロストレートは非常に良いボールだったように見える。4回には、吉田正尚からボール気味の高めのストレートを振らせ、空振り三振に斬って取った。
 この日はストレートでファウルを奪いカウントをしっかりと稼ぎ、追い込んでからストレート、もしくはフォークで三振、打ち取るという場面が目立った。ストレートが良かったことでストライク先行の投球ができ、リズム良く投げ少ない球数で抑えられた印象だ。

昨季も見せていた修正力
 オープン戦、練習試合ではいまひとつピリッとしなかった岩下だが、今季初登板でしっかりと結果を残した。
 振り返れば昨季も、納得のいく感覚を掴めず、練習試合、オープン戦では不本意な投球内容だった。それでも、「キャッチボールからしっかり指先の感覚、腕を振る強さ、フォーム固めをしっかりできたのが良かったのではないかと思います」(19年4月18日取材)と、開幕ローテーション入りを逃したが、2度目の先発となった4月11日のオリックス戦で6回を3安打9奪三振1失点に抑えると、4月17日のソフトバンク戦では6回を1安打無失点に抑え、先発ローテーションに定着した。
 今年も昨年と同じように、シーズンに向けてしっかりと調整してきた印象だ。ただ大事になってくるのが、次回の登板でどういった投球を見せるかだ。25日のオリックス戦で見せたストライク先行の投球を次回の登板でも、披露してほしい。そして、今季こそ1年間先発ローテーションを守り、2桁勝利、規定投球回を到達してほしいところだ。

文=岩下雄太

(ベースボールキング)
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