うさぎ~☆な毎日♪

うさぎ中心の生活を送る飼い主と うさんぽ大好きな『兎3兄弟』のちょっとした つ・ぶ・や・き♪

ロッぴょんの3度目の奇跡♪~(後編)

2009年04月10日 | 闘病・通院・ケア(ロ)

さて、前編に続きここからが本題です。
2度目の奇跡(ミラクル)を起こした時期と同じくして
ロッぴょんの身に起きた『新たな試練』とは・・・。

そう、それが『自力排尿困難』という原因不明の症状。

ロッぴょんの場合、奇しくも遠方の病院への長距離の通院時に気付く事になったのです。
サードオピニオンの病院までは、高速を併用しても
早くて往復6時間~混んでいる時は8時間位かかる事もありました。

もちろん、途中で少しお外の空気を吸わせて休憩させたり
水分補給と少しでも食べさせ胃腸に何か補給させないといけない為、
果物やお野菜のお弁当持参で飲食させながら通っていました。
勿論水も殆ど飲まない状態の為、長時間移動の前には必ず補液(点滴)で水分補給って・・・。

なので、行って帰ってくるまでの間チッコが1滴も出ないはずはないのです。
普段からロッぴょんは、キャリーの中でも平気でチッコをしちゃう子で
且つ、
抱っことか自分が嫌な事をされた時にはわざとお漏らしをして抗議する癖がベビーの時からありました。
以前から、これを『嫌々チッコ』と呼び笑っていたのですが・・・。


それが遠方に通院し出してからというもの、出発して帰宅するまでの
約7-8時間もの間シッコを全然していない事に気づいたのです。
外出慣れっこのロッぴょんなので、緊張して・・・という事は考えられません。

それで診察時に何度となく先生に
最近長時間に渡りシッコが出ない事が多々ある旨訴えたのですが、
先生曰く「長時間の移動できっと緊張していてだろう・・」と請合って貰えませんでした。
しかし、家に帰ってからも水分はたっぷり補給させているにも関わらず
12時間ほどしてもチッコをしないという日が何度かあったのです。

さすがに、先生に聞いたところ水分補給して大体7-8時間もすれば
尿になるそうなのですが、12時間しても出ない状態というのはただ事ではありません。

一度、EZで腎臓の数値が上がった事のあるロッぴょん。
ましてや、膀胱炎歴や膀胱結石も現在進行形だったので
もし腎臓が機能しなくなり尿が作れない状態なら、急変の可能性もあるし、
尿ができていても膀胱に留まっていて何らかの体の異常が起きていて
出せない状態ならば、尿が出ない状態で24時間放置すると
腎不全や尿毒症になってしまう危険性が大なのです。
そうなると、最悪の事態に・・という事にも繋がるのです。
なので、その件については地元のかかりつけの病院へ行き訴えましたが
最初の病院ではやはり緊張によるものだろう受けあって貰えませんでした。

しかし気付いたのは、チッコをしないのではなくて、
本人(兎)は尻尾をあげチッコの体勢をしているのに出ていない事。
出ても少しだけ染み出す程度しか出ていない事も判明。
これは、ただ事ではない!

最初、膀胱炎かと思いましたが、尿検査もしたが異常なし。

結石による尿道閉塞かとレントゲン撮るも、膀胱に尿が一杯溜まっているものの
特に尿道は閉塞していないとの事でした。
そこの先生は、最初膀胱が一杯になれば溢れ出すから心配はいらないとおっしゃられていたのですが、
モンちゃんの最後がオシッコが1日でなくて、腎不全で・・・だった為
もしもの時の為に『圧迫排尿のレクチャー』を頼みましたが、
うさぎの膀胱はゴム風船の様に薄く破れやすい為、そこの病院自体が
『圧迫での排尿』は行っていないと断られてしまったのです。
その日は強く要望して、カテーテルで排尿して頂き様子を看る事に・・。

しかし
その日も翌日もロッぴょんのチッコがまともに出る事はなかったのです。

2007年にロッぴょんは、EZを発症し足腰がちゃんと立てなくなったのもあり
当時お尻や足裏は常にチッコや軟便まみれでベトベトになり
朝昼晩お尻を洗い乾かしたり、食事を食べさせたりしていた為
一時は『このまま寝たきりとなり介護が必要になるかも』と覚悟はしていました。

その時から「いつかは自分で排泄できなくなるかも」
・・という事がずっと気に掛かっていて
何らかの機会に備えて『圧迫排尿』を事前に習得しておかなくては!?
ってのがずっと頭の片隅にあったのです。

しかし、その時はそこまでにはならず
取り越し苦労に終わったかに思えたのですが・・。

一応、何かあった時の為にネットで経験者の方の記事を
覗かせて貰っていたりしましたが、文章や画像だけではやはりなかなか・・無理
というのが本音でした。

膀胱は、破裂してしまっては取り返しがつかない・・。
そう思うと、やはり獣医師のレクチャーなしでは無理だと判断。

そこで
病院を変え、もう1件のかかりつけの先生に事情を相談し指導して頂く事に。
そこの先生には、ロッぴょんのEZまでの経緯やモンちゃんを腎不全で亡くした事もお話していた為
事態をすぐ理解して頂き快くレクチャーして貰えました。

当時エコーで膀胱の状態を確認して貰った結果
膀胱パンパンに尿が溜まっており圧迫して貰うと診察室のドアまで
ジャッジャアーッっと勢いよく飛ぶ程溜まっていたのです。

尿検査でも、膀胱炎ではなく排尿困難になった原因は不明。
年齢的に『老化による機能の衰え』が一番の要因と考えられるが
EZ歴がある事ためその影響で神経系に障害が出ている可能性も否定できない。
それを治す術はないとの事。

嫌な予感は的中し、以降
ロッぴょんの排尿が正常な状態に回復する事はなかったのです。

その日から、ロッぴょんの『自力排尿困難』という
新しい試練が始まったのです。

最初は恐くてコツが掴めず全く出せず、何日間かは病院に駆け込む日々が続きましたが、
何かの拍子にコツが掴めてからは、なんとか自宅で排尿できる様に。

・・・とは言っても、時折Ca泥が尿道を塞ぎ1滴も出なくなる事もあり
病院に駆け込む事も何度もありましたが。

2008年2月に突然排尿困難になり、かれこれ1年・・・。
今となっては、EZの介護中~に妙に『圧迫排尿をマスターしなくては!』と
感じていた意味が分かった気がします。
多分、「将来的に必要になる時がきっと来る」という第6感みたいなものが働いていたのでしょう。
あっ、でも普段は私シックスセンスなんて全くない人なんですよ。f(^^;)

・・・で
結局今年2月まで丸1年間にも渡り
ロッぴょんと私は、『圧迫排尿の日々』と闘ってきた訳です。

おまけに、この1年の間に『自力排尿困難』と『膀胱結石』に更に
『腎臓結石』まで抱え込んむ羽目に・・・。(TへT)

これらは、もう治す術はなく悪化をしない様見守るしかない様です。
実は、この『排尿障害』についてはもどうしても老化減少だと諦めきれず
昨年夏、西洋医学でだめなら東洋医学を・・と猛暑の中、鍼・灸やホメオパシーにも通ってたのです。

「もしかしたらまた奇跡が起こるかもしれない・・・。」
そんな密かな期待を胸に抱きながら約2ヶ月通いましたが
そうそううまい事ばかり起こるはずもなく
先生の方からこれ以上続けても効果は期待できないでしょう・・という事で
9月半ばに治療打ち切りとなったのです。

その時は、もう東洋医学にしか希望がない状況だった為、
最後の希望も断たれてしまいとてもショックを受けた最終治療日でした。


この時点で『排尿機能を回復させる』すべての望みは
断たれてしまいましたが

落ち込んでいても仕方ないし、それ以外いろいろ病気は抱えているものの
ロッぴょんは元気一杯でいてくれる。

これからは『ロッぴょんの個性』として向き合っていくしかない!
回復の希望は閉ざされたけれど、
できる手段は全部尽くしたしきっと後悔する事はないはず!

そんな複雑な思いの中『通院の最終日の思い出』にと

訪れたのが、『夏の終わりの海』だったんですよね~。
(過去記事)   ①ロッぴょんの夏の思い出~(パート1)  
②海に・・・到着~♪編 
   ③あれ・・やってみたい♪編
 
④また来ようね♪完結編
⑤メイキング映像~♪

結構、動画なんかでは楽しんでいる様に見えますが、
実はこの時の心境はかなり複雑だったのです。

・・・で
またまた前置きが長~くなりましたが、そういう事を経ての
今年2009年2月初めの『私の入院騒動勃発』だったのです。
結局は、入院直前父に短期間で『圧迫排尿』や『投薬』・『補液(点滴)の仕方』や
ロッぴょんの一連のお世話を叩き込み入院した訳ですが
手取り足取りのマニュアルも作って渡したものの
高齢の両親がそうそう短期間でマスターできるはずもなく
最悪の場合は、病院駐車場までこっそり連れてきてもらい私が対処するという
究極の手段を用意しつつ入院となった訳です。

究極の手段があるとしても、オペを受ける為
最低最悪3日間はベッドから離れられないのでこの間をどう乗り切るかが
賭けだったのです。
この間に体調を崩されたらなす術はありません。
一応、病院の場所なんかも下見させすぐ駆け込める様にはしていましたが。

その様な
恐れていた事態を招くこともなく

この子達は実家で元気に頑張ってくれてたのです。

ちょっと入院期間も延びたりなんかして
当初2週間だったのが17日間になったのですが、
その間も逐一実家からこの子達の様子を報告して貰いなんとか耐え凌いでました。

ただ、この子達はずーっと17日間ケージインのままだったみたいですけどね。(^^;)

そこで・・・そこでなんですが
なんとここに来て3回目の奇跡が起ころうとは・・・!!
(☆。☆)キラキラ

なんと、17日ぶりに再会したロッぴょんは
自力で牧草を食べ、自力でチッコを出せる様になっていたのです!! 
 

入院前は・・
食が細く●がすぐ小さくなる為、常に『強制牧草』をしていました。
下前歯はなんとか長さが揃ったものの、バッティングの為ちょっとでも固い部分の
牧草は食べれなかったのです。なので柔らかい部分を選別し与えてました。
チッコも時々少量は出るものの、放っておくと膀胱満タンの状態になり
尿の分体重がどんどん増え続けるのです。なので1日に2-3回は圧迫排尿が必要でした。
それに入院前は水も1滴も飲まなかったので、
1日数回ロッぴょんの好きなブレンドジュースを給水していました。

ところがどっこい・・・
どうした事なのか??実家に預けている間にペレットも食べれる様になり
牧草もある程度の固い物まで食べれる様になり(バッティングなりに)、
そして安定した●も出し、水も飲み・・・

そして
チッコまで出せる様になろうとは・・・!!

/(=´σー`)エヘヘ

    自分でチッコ出るよ~になっちゃった。/(ノω`*)ノ"

これを読んだ人は「きっと過保護すぎただけなんじゃない?」・・・と言いたくなるでしょうが、
確かに過保護な所もあったかもしれません!
しかし、本当に排尿だけは度々尿道が詰まりかけその度に病院に駆け込む事も。
それに尻尾あげて息んでもでない事も多かったんです。

両親に「なんか特別な事した?」・・と聞けど言われた通りやっていただけとの事。
圧迫排尿も2人係りで覚束ない手つきで1日に1-2回辛うじて少量だけ出せていたらしい・・。
後は何も・・・σ(・ω・`)ハテ? 状態との事。
そして、現在も自力チッコはちゃんと出せているのであります。
( ̄^ ̄) >
昨年の夏には、西洋医学にも東洋医学にも見放され
入院直前の今年1月までチッコが詰まり病院に駆け込んでいたのに・・・。
         ロ・・・ロッぴょん君って子は・・・。ウルウル

これぞまさに・・・
『3度目の奇跡(ロッぴょんミラクル)』 

呼ばずしてなんと呼べましょう!!
この状態がこのままずっとずっと続いてくれると嬉しいのですが
まだ完全に手放しで喜べる訳ではありません。

しかしながら
ひょんな事から諦めてた機能が回復するなんて・・・。(´;ω;`)ウッ

今も尚、『お耳の膿瘍』や『前歯のバッティングの問題』・『初期白内障』
『膀胱&腎臓結石』等爆弾をたくさんかかえておりますが、
これからも引き続きロッぴょんが元気でいられる様に体調管理に励みたいと思います。
食欲の波もありますが、とりあえず
2009年春のロッぴょんは、元気一杯でございます
ヾ(*^~^*)ノ
のでどうかご安心を♪

今年もばっちり

桜見たよ~♪

皆さまには、ど~もご心配おかけしました~♪



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8 コメント

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Unknown (spur)
2009-04-10 01:25:53
うぅぅぅ~
うわ~ん♪←感涙

すごい!すごすぎるー
愛はどんな壁をも超えるんだー

みゅ~さんごめん もっと書きたいのだけど
丁度お薬が効いてきたみたいなので
寝ます。。。
きょうはロッびょんとチャイくんの夢を見ようっと♪
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spurさん♪ (みゅ~@飼い主)
2009-04-10 02:03:05
本当~ただひたすら希望を捨てず邁進する事が
こんなありえない奇跡を呼び寄せちゃうなんて。
まだ信じられない自分がいたり。
でもまたいつ出なくなるかと思うと・・。
いかん、プラスに考えないとね~。
出る様になっただけで儲けもん♪
(ロッぴょん、『いまる(←さんまの娘)ちゃん』を文字って『でまる』に改名しちゃったりして)
密かに『神社のお守り』と『さんズ』のご利益だったし・て・ね♪
spurさん感謝してま~す
いい夢見れてます様に

記事を手直した関係でコメントの投稿時間がちょっとずれちゃってマス。
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Unknown (ちったん)
2009-04-10 07:02:49
ロッぴょん、ほんとにすごいよ~~~~!!!!
みゅ~さんに心配かけまいと、
僕は大丈夫だよって伝えたかったのかな。。。
でもみゅ~さんの頑張りはハンパじゃないです!
私だったらここまでできるか。。。自信ない(-_-;)
みゅ~さんとロッぴょんの強い絆をまた実感して感動です!
ほんとよかったよ~~~(T_T)
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Unknown (そらちゃん)
2009-04-10 10:47:51
すごいすごい!
とにかくすごい!って思いました♪
みゅ~さんが入院している間、みゅ~さんの
心の中はロッぴょんチャイ君のことで
いっぱいだったこと、きっと絶対伝わったんだと私は思います
見えない絆で結ばれているからこそだと
思いますよ
うーん感動的でいいお話
ロッぴょんママに会いたくてがんばったんだね~
なんだかこっちまで泣けてきます
うれし泣き!!!
これからまたラブラブ生活再開ですね
みゅ~さんもお体無理しないようにしてくださいね
返信する
ちったんさん♪ (みゅ~@飼い主)
2009-04-10 23:46:29
ロッぴょん、本当にすごいでしょ~♪(*/∇\*)
でも、私は全然凄くなんかないんです。
> 僕は大丈夫だよって伝えたかったのかな。。。
そう、ロッぴょんってそんなとこあるかも知れないです。
私が落ち込みそうになると、フッと一瞬でも元気に振舞ってくれたりするし・・。
逆に私がロッぴょんに励まして貰ってたかも。
ちったんさんだって一生懸命いろいろ手を尽くされてたのも見てたし、レベルはきっと一緒かと~。
私もロッぴょんが大変な時期、こっそり参考に覗いてました実は。。[岩蔭|]。^)ソォ~
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そらちゃんさん♪ (みゅ~@飼い主)
2009-04-11 00:11:00
(。・-・。)グフフ、入院中~寝付けない夜は、暗がりの布団の中で『うさんぽ動画』を見て寂しさを紛らわしてたんですよ~♪
もしかしたらロッぴょん達の「逢いたい」より私の「逢いたい」の方が勝ってたかも。
ロッぴょんの回復劇はある意味説明のつかない不思議な力が働いてる気がしたり・・・。(ノω`*)
自分で治そうと思ってもそうそう治る症状じゃじゃないし。。。
ロッぴょんは性格が仏様みたいな子なので、もしかしたら『神様にかわいがって貰える子』なのかもしれない。。。と思ってもみたり。
これからも神様に見捨てられない様がんばりま~す。ー`☆)
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はじめまして (うさうさ)
2013-11-09 09:12:45
私もそろそろ十歳になるうさぎが、先日から、同じような、トイレに入って踏ん張るけど出ない、声までだして、足に力が入らず倒れるなどで、ステロイドを処方されていましたが、昨日それをやめたら、またトイレで頑張っいるんです。
病院に訴えて、長年通った所はステロイド治療、もう一件は歳だから仕方ない、といった意見です。同じく検査結果はどこも悪くなく、倒れたり、鳴いたりするたびに胸が張り裂けそうで、最近睡眠不足だし、泣いちゃうんです。。奇跡を読ませもらって、勇気づけられました。
私も
まだまだ、キビのために、一緒に過ごすために、良さそうなものをやり続けます^_^

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うさうささん♪ (みゅ~@飼い主)
2013-12-12 20:45:20
うさうささん、はじめまして。
もう、1ヶ月も経過しちゃってましたね・・。しばらく入院していた為、こちらに気付かずお返事大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
うさちゃん、10歳さんですか・・。、まだまだ元気でがんばってほしいですね。その後、チッコ出せてたらいいのですが・・・心配です。久しぶりに、ロッぴょんやチャ~ちゃんのチッコが出なくて心配で・・心配で・・ヤキモキした感覚を思い出してしまいました。
うちの場合、病院にさじを投げられても、最終的に私達がこの子達をよく観察して状態を見極めてあげ、諦めずいろんな方法を見出してあげる事で、それがキセキに繋がったり思わぬ道が開けたり・・という事が何度もありました。今、キビちゃんが頼れるのは・・体の異変を察知して貰えるのはうさうささんしかいないはずです。
どうかうさうささんも、気持ちをしっかり持ってキビちゃんの為にがんばってあげて下さいね。
チッコが出せるようになる様・・・陰ながら応援しています・・・。
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