ゆったりミチクサ

馬上少年過
世平白髪多
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不楽是如何
   (戦国武将)
   伊達政宗公詩

希少種「トガクシソウ」咲く庭

2015-04-11 | 栽培は楽し

春のうららの隅田川!!「花」
春高楼の 花の宴!!「荒城の月」
春真っ盛りの雪景色も、まさに自然界の妙味。
庭の「河津さくら」「玄海ツツジ」が鮮やか。
今年も咲いてくれました!!
希少種「トガクシソウ」の可憐な花。

早春の2月から4月初旬の庭模様です。

1.早春に咲きだす「原種シクラメン」

2月節分の頃、雪解けを待たずに咲き出す
「シクラメン」。

可憐なピンクの花弁が、春の訪れにピッタリです。
早春の庭に、華やぎを運んで来ます。

2.雪にも負けず、北風にも負けず咲く「ロウバイ」

庭木の中で春一番に咲く「ロウバイ」
寒風の中を耐えて咲く姿に思わず”あっぱれ”

3.春を実感する「フクジュソウ」
暖かい日差しを、
花いっぱいに受け止める「フクジュソウ」

今、流行のBSパラボラアンテナを思わせます。
太陽を乗せるハスの花がピッタリでしょうか。

春の到来を実感させる「フクジュソウ」です。

4.鮮やかな「紫イチゲ」

思わず ”きれい” と叫び出したくなる、
鮮やかなバイオレット。

春が足元に近づいているのを感じる花です。
山笑う、季節の到来でしょうか。

5.紫紺模様の「クロッカス」

鮮やかな紫紺の着物を着飾った貴婦人の趣。
クロッカスは早咲きのチューリップでしょうか。
白線が入った緑葉も美しい。

6.雪解けを待つかのように咲く「ユキワリソウ」

三寒四温の季節に咲き出す「ユキワリソウ」
このちっちゃな花が咲き出すと、
何故か心も和らぎます。

結構愛好家が多い花だそうです。
確かに、可憐な「ユキワリソウ」です。

7.樹木で二番目に咲く「ジンチョウゲ」

春のまだ早いころに咲き出す「ジンチョウゲ」
春を呼ぶ花とも聞いています。
華やかな雰囲気を持つ庭の花です。

8.庭の「サンシュユの木」

「春黄金花」とも言われるそうです。
ちっちゃな花を枝いっぱいに付け、
目を楽しませます。

花が終わると緑の葉が木を覆い、
ルビーのような赤い丸い実がなります。


9.満開に咲き誇る「玄海ツツジ」

庭でひときわ目につく、満開の「玄海ツツジ」
鮮やかな赤い色を謳歌している姿は、
天晴と言ってあげたい。

年々枝ぶりも良くなり、花数も多くなって来ています。

10.早春の庭を彩る「河津サクラ」

「河津サクラ」が満開を迎える頃は、
春爛漫の季節。

透き通るピンク色が、春の情緒を際立たせます。
桜を庭で楽しむ、のどかな日々です。

11.そそとした姿の「シラタマツバキ」

真っ白い花びらに、黄色が鮮やかです。
貴婦人の凛とした姿を思わせる、
すがすがしさを感じます。

椿の持つ魅力でしょうか。

12.日本原産「ヤブツバキ」

春の訪れとともに咲き出す「ヤブツバキ」
なぜか、子供のような茶目っ気の花に思えます。
日本原産で、普通に良く見られる椿です。

13.可憐な乙女のような「アカヤシオ」

枝に壱輪咲いた「アカヤシオ」
うつむき加減の、
淡いピンクの花びらがイジマシイ。

春浅き頃の庭が、華やぎます。

14.つぼみが膨らんできた「アヅマシャクナゲ」

葉の下の方で何時の間にか大きく膨らんでいた
「アヅマシャクナゲ」

常緑がきれいなシャクナゲは、
冬の寒さにじっと耐える自然のなせるワザ。

「白山シャクナゲ」は、未だ固いつぼみです。

15.雪解けが始まると「ショウジョウバカマ」

咲き出しは地表近くで、
日々成長してゆく「ショウジョウバカマ」

春の訪れを身近に感じさせる花です。
いくら寒くてもこの花を見ると、
春の到来が確実と思わせてくれます。


16.華やいだ雰囲気の「カタクリ」
暖かくなると、葉を大きく地表面に伸ばしてきます。
陽気な春の日差しに誘われ、蕾をつけ咲きだします。
上部に反り返った花びらに、
はつらつとした若さを感じます。

春らしい山野草です。

17.見るほどに可愛い「バイカカラマツ」
枯草の中に咲く「バイカカラマツ」
八重咲のピンク色が、春らしさを醸し出します。
可憐な可愛い花です。

18.目を奪う純白の「サンギナリア」

毎年春になると芽を出し、
純白の花を咲かせる「サンギナリア」

「カナダゲシ」とも呼ばれる八重咲きの花は、
豪華な白菊の様です。

伸び伸びと咲いています。

19.木陰に咲き揃う「イカリソウ」

日差しのあまり届かない木陰を好む「イカリソウ」
房のように咲く姿は、結構目立ちます。
黄色いイカリソウもそろそろ咲き出すでしょう。

20.日当りの良い庭石の近くで咲き出した「サンカヨウ」

芽出し時、
葉と同じくらいに花芽をつける「サンカヨウ」

雨に濡れた花弁は、真珠のように綺麗です。
大きな葉の中に小粒の花が可憐です。

21.日本特産種「シラネアオイ」

「サンカヨウ」の様に、
大きな葉に囲まれた「シラネアオイ」の花。

咲いたばかりの花に、
日本特産種一属一種の憧れを感じます。

春の陽気に花弁が、見応えのある姿になっていきます。

22.咲くのが待ち遠しい「ヤマシャクヤク」

チッチャナつぼみをつけた「ヤマシャクヤク」
ボンボリのような花姿は、
「おぼこ」の感じを漂わせます。

つつましい思いのする春の花です。

23.花芽を付けてきた「オオバナノエンレイソウ」

白く大きな花をつける「オオバナノエンレイソウ」
この花を初めてみたのは、
北海道利尻島の姫沼近くを歩いていた時です。

自生の「オオバナノエンレイソウ」の艶やかなこと、
いつも見慣れた小さい黒っぽい花が信じられませんでした。

24.春っていいな、希少種「トガクシソウ」

地表面で開花し、春の日差しを受けながら
スクスク成長する「トガクシソウ」

山野草の特性でしょうか。
亜高山帯に稀にみられる希少植物。
尾瀬でも見られるとの事ですが、
出会うチャンスは有りませんでした。

今では、庭に咲く希少種を毎年楽しみにしています。

25.スクスク成長する絶滅危惧種「キタダケソウ」

春先になると魚龍の葉を見せる「キタダケソウ」
ウロコをギッシリ身に着け、
成長する龍の姿を想像します。

絶滅危惧種に指定され採取は厳禁です。
登録業者より求めてから、年々自然繁殖しています。
管理を怠ると,
あっという間に消滅する恐れがあるのでしょう。


26.年々花芽が増える絶滅危惧種「ヒダカソウ」

ウロコの葉よりも花芽が目立つ「ヒダカソウ」
「キタダケソウ」と同じ頃の姿です。
隣同士で育っていますが、
「ヒダカソウ」の花芽は早いです。

南アルプスの北岳と北海道日高山脈の自然条件でしょうか。
絶滅危惧種の「ヒダカソウ」と「キタダケソウ」
いずれも繁殖する楽しみを味わっています。


27.「アーモンド」に戯れる「シジュウカラ」

庭のアーモンドの花芽が、ピンクに色付き始めました。
シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ等が
止まり木に活用しています。

初夏を迎える頃には、満開になるでしょう。

自然がゆっくり巡っている事を実感しています。
2015年の春、近年にない寒暖の入れ替わりに、
森羅万象の奥深さを知らされます。



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