イスラムの後藤さんと湯浅さんの人質事件、湯川さんに続き後藤さんまで死亡の報道が流れました。だた、向こうからの声明だけなので、ハッキリとは断言できませんが、かなり信憑性は高いそうです。
最初は身代金を要求していたISISでしたが、次はコロッと内容を変えてリシャウィ氏の釈放と後藤さんや同じく誘拐したパイロットの解放を交換条件に出してきました、そして、こうなったのは安倍首相のせいだとまで言い始めました。
「私は後藤健二。私の仲間(湯川)遥菜が「イスラム国」の領土で殺された写真を見ただろう。
あなたたちは72時間という期限を与えられ、私を捕らえた者は言葉通りに行動した。
安倍、お前が殺したのだ。
警告をまじめに受け取らず、72時間以内に行動しなかった。
愛する妻、そして2人の娘が恋しい。
どうか安倍に私に対しても同じことを繰り返させないでほしい。
あきらめないでくれ。
家族や友人、フリージャーナリスト仲間と引き続き政府に圧力をかけ続けるべきだ。要求はより簡単になった。彼らは公平なのだ。
彼らはもう金は求めてはいない。だから、テロリストに資金を提供することを心配する必要はない。
彼らは投獄されているサジダ・アル・リシャウィの解放を求めている。
簡単なことだ。
サジダを解放すれば私も解放される。それは可能に思えるし、我々の政府は手の届くところにいる。
サジダが政権によって投獄されているヨルダンに政府代表者がいるのは皮肉なことだ。
私の命を救うことは簡単だと、繰り返し強調する。
彼女をヨルダン政府から解放すれば、私はただちに解放される。私と彼女を引き換えに。
妻よ、これが私のこの世での最後の言葉になるかもしれない。
私はまもなく命を落とすかもしれない。これは君が聞く私の最後の言葉にしないでほしい。
安倍に私まで殺させないでほしい」
これは身代金を要求され、指定の時間が過ぎてから流された後藤さんの声とさせる声明文です。
元々、人質事件が発生してから、安倍首相への批判は高まりました。政治家ですらツイッター等で非難し責任を取って辞任するよう要求するような事まで起きました、まるでそれに便乗したようにISISが後藤さんにこのような声明を出させました。
まるで裏で安倍政権を潰したい人が動いてるような感じですね。
私の崇拝するブログの方が単なる人質事件ではく、まるで右翼VS左翼(反日・在日)の壮絶な戦争のようと仰っていましたが、本当にその通りです。
後藤さんのお母さんも、奥さんも、思想的にも偏ったモノをお持ちで、公の場所でそれを隠そうとせずに話し、普通に聞けばおかしいと思うのに、マスコミの操作により、そう言った部分はほとんどカットして流されるので、テレビや新聞しか見ない方にはほとんどそう言ったぶぶんが報道されない。
そう言ったマスコミの印象操作により「安倍首相が悪い」と言うイメージを植え付ける事に成功したと言う訳です。
そして今回、後藤さんを殺害したとしてISISが出した声明文
「日本政府よ。
邪悪な有志連合を構成する愚かな同盟諸国のように、お前たちはまだ、我々がアラーの加護により、権威と力を持ったカリフ国家であることを理解していない。
軍すべてがお前たちの血に飢えている。
安倍(首相)よ、勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいたとしても、殺されることになる。日本にとっての悪夢を始めよう」
ここでも安倍首相を名指ししています。
そして、これは明らかな宣戦布告で、日本がテロや武力攻撃のターゲットにされたと言う事です。
戦後70年、戦争や内戦もなく、海外からの表向きな攻撃もなく、個々には色々とありながらも、総合的には平和ボケとまで言われる位に平和に暮らしてきた日本。
だからこそ、軍や兵隊を持つ事無く、アメリカの統治時代に作られた特別警察隊の延長線上の自衛隊だけでのんびりと暮らす事ができたのです。
でも、こうなってしまった以上、自国を守る為に自衛隊のあり方を考えて、解釈が難しい憲法9条も考え直して行かなくてはいけないのではないのでしょうか?
このままでは、相手が銃や爆弾、ナイフを構えて攻撃してきてるのに、日本は石ころや木の枝を武器に戦うしかない状況になってしまうだけです。
別に戦争をしろと言っている訳ではありません。
自分の国や国民を守る為に相手に対抗できるための力をつけましょうと言いたいです。
そして、憎むべきや安倍首相でも、何も出来なかった日本でもなく、ISISだと言う事を忘れてはいけません。
今回は、本当に日本の弱点が諸に露見してしまった形になりましたね。