世羅高原で寄り道して・・・
実家の母に会いに!
父が亡くなってから
認知症が始まって
早10年目。
4年前から施設のお世話になり
生活を送ってる。
この春までは、
定員9名のアットホームな家で
全員個室で、プライベートもあり
私達はいいかなと思ってたが
段々と認知が進むと同時に子供のようになり
昼間は穏やかに過せるのだけど
夜は寂しくなるみたいで、一人の個室をこわがって
職員の人がそばに付いてないと眠れなくなった。
それで、同じ敷地内にある、特養に変わることになり
相部屋になった。
それを弟から電話で聞き
そちらの施設に初めて行ってきた。
母の居る施設は「福祉村」として運営されており
敷地もとても広く、庭園の中に分散してイロイロな施設が建てられている。
私の住んでる近辺ではまだこういう形の施設はないので
広島の県北だけど福祉は進んでると感じる。
今回お世話になってる特養も、この辺の雰囲気しかわからなかったので
入ってみると・・・ビックリ♪
病院っぽくないところがスゴイ!
築、20年くらいの施設らしいが、とても綺麗に掃除も行き届いてるし、
スタッフの方達も皆明るくて、母も私達と会っても表情が豊だったので安心する。
誰が誰だとは・・・わからなくなってるんだけどね。
父の存在も忘れてるし、私は、母の妹になってました。(私に話しかける時などおばちゃんの名前ばかり呼ぶ)
まぁそれはそれで、この10年で少しずつ、こうなって来てるので、私も気にしない。
合わせて話をすると喜ぶ。
1時間近く話をして、後にした。
その施設を案内してくれた、男性が幼馴染のO君で気軽に話せたが
後で弟曰く、彼が「施設長」だとか!
あら、まぁ・・・だった。(笑
こんなこと思うのは、不謹慎なのかも知れないけど
母を見てると・・・
嬉しかったリ、楽しかったことも忘れるけど
辛いことや哀しみも忘れて
子供のようになり
その時の会話に笑いがあり日常を過せるのも
ある意味幸せなのかも?
な~んて*