すろー音楽らいふ

2人の孫に囲まれた、ゆる〜い
ばーばの音楽生活です

モーツァルト「ピアノソナタK310」

2018-08-10 17:00:04 | 日記
最近 モーツァルトの
「ピアノソナタ8番イ短調K310」を
練習している
この曲は だいぶ前に1 〜2ページ
弾き始めて そのまんま 放置…
なんとなく「モーツァルトらしくない」曲
1楽章の頭から 哀愁が漂って…
そこで終わりかと思いきや
また どんどん不穏な雰囲気になり
挙げ句の果てに 不協和音の連続
じーっと 楽譜を何度も
読み返してみれども
「間違ってねーな…」って
「ト音記号とヘ音記号を間違えたか?」
…と思う程に すんげぇ 不調和な音…

「モーツァルトさん!どうしたの?」
あなた、万人向けの 曲を作る天才じゃ
なかったんですか?
それもそのはず
このソナタをパリで 作曲した時は
不幸な出来事が 続いていたらしい
中でも モーツァルトの母親が
亡くなった前後に時期が重なる
母を失う不安に 怯えて…
失って 母を悼み 悲しみ

だけど 1楽章から 「速く」と指示が
出ている
速く?
ベートーベンなら この音を
「ゆっくり情感を込めて弾き始めよ」と
言いそうな気がするのに…
もがき苦しむ様を このマイナーな音で
素直に表現すればいいんじゃないの?
速く軽快に弾いたら せっかくの
この音の暗さが 緩和されるんじゃ?
しかし 指示は
「堂々と」「情熱を込めて」
情熱を 込めんの?
・・・
でも そうゆう事を考えてみると
彼は この悲しみに 押しつぶされたく
なかったんだ
立ち上がりたかったんだね

では 私も つべこべ言わず
指示通りに弾ける様に
練習しますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
「速く!」は 無理だけど〜( ^∀^)

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