日記 １９８

＜　子供の頃恐かったもの　＞


それは花火大会の大きな花火です。駄菓子屋で売っているようなおもちゃの花火は好きでした。


今の時期、早い所では７月末から始まって、大体８月いっぱい迄各地で開催されています。


オリンピックやその他のイベントでも普通に花火が打ち上げられているのはご存知でしょう。


なぜ恐かったか。それは「音」が原因です。理屈抜きであの音は耐えられませんでした。ある時は押し入れに入って汗をかきながらじっとやり過ごしていた事も。


雷も同じ理由で恐かったです。


母子寮に住んでいた頃が顕著でした。その後成長と共に自然と平気になり、花火大会を楽しむ様になりましたよ。


最近接したニュースでは、海外、イタリアあたりでは花火を再検討しているとか。理由はやはり、「音」です。自然現象の雷でさえ、野生の動物たちはその音を嫌い、怯えるそうです。

人間の打ち上げた人工的な花火が原因で野生動物がパニックになるとか、研究があるそうで、興味深い。私の子供の頃と同じでやはり「音」ですね。


ただ日本の花火大会は多くがお盆と関連しており、迎え盆、送り盆の時期に合わせている様です。エアコンのない時代は夕涼みを兼ねていましたからね。