小6のSくんのピアノ・レッスンにて。
夏の発表会用にハチャトゥリアンの「少年時代の画集」から第5曲「エチュード」をさらっています。
現代的な不協和な響きと、キレのあるリズムをそなえた人気のある曲です。
Sくんも曲は気に入った様子。
でも譜読みに苦労しています。
ここ数回のレッスンでは、とにかく右手のパートをさらいました。
全体は3つの大きな部分にわかれているので、その各部分が終わるまでは、できるだけ乱さずに右手を弾ききることを心がけています。
右手をさらう意味は、とりあえず曲全体の流れをつかむということ。
左手がつくと、むずかしい半音階の動きに気をとられて音楽がたびたび止まってしまうので、これではどんな曲かよくわかりません。
さきの見えないジャングルを、眼の前にあらわれた枝葉をとり払いながら、あっちでもない、こっちでもないとウロウロするのはよくありません。
もしかしたらいつかは道が開けるかもしれませんが、時間がかかりすぎます。
「こんな感じの曲」という理解を、できるだけ早い段階で得なければならないのです。
今週はだいぶ右手がつながるようになりました。
途中には、音階状のフレーズを両手で弾く箇所があり、こうした時は右手だけでは弾けないので左手も参加させます。
まだ第3部分に難が残っていますが、「こんな感じの曲」という手ごたえは残せたみたいです。
近いうちに、こんどは左手のパートのおさらいをします。
左手はひとつのリズム、ひとつの音型がパターン化されているので、半音階の(いっけん複雑そうに見える)音楽でも、よく整理して見ていけばなんとかなるでしょう。
パートがしっかりしていないと、合奏はできません。
もうしばらくは、パート練習しましょうね。
レッスン日 2018年5月16日(水) 16:30(こうき)
夏の発表会用にハチャトゥリアンの「少年時代の画集」から第5曲「エチュード」をさらっています。
現代的な不協和な響きと、キレのあるリズムをそなえた人気のある曲です。
Sくんも曲は気に入った様子。
でも譜読みに苦労しています。
ここ数回のレッスンでは、とにかく右手のパートをさらいました。
全体は3つの大きな部分にわかれているので、その各部分が終わるまでは、できるだけ乱さずに右手を弾ききることを心がけています。
右手をさらう意味は、とりあえず曲全体の流れをつかむということ。
左手がつくと、むずかしい半音階の動きに気をとられて音楽がたびたび止まってしまうので、これではどんな曲かよくわかりません。
さきの見えないジャングルを、眼の前にあらわれた枝葉をとり払いながら、あっちでもない、こっちでもないとウロウロするのはよくありません。
もしかしたらいつかは道が開けるかもしれませんが、時間がかかりすぎます。
「こんな感じの曲」という理解を、できるだけ早い段階で得なければならないのです。
今週はだいぶ右手がつながるようになりました。
途中には、音階状のフレーズを両手で弾く箇所があり、こうした時は右手だけでは弾けないので左手も参加させます。
まだ第3部分に難が残っていますが、「こんな感じの曲」という手ごたえは残せたみたいです。
近いうちに、こんどは左手のパートのおさらいをします。
左手はひとつのリズム、ひとつの音型がパターン化されているので、半音階の(いっけん複雑そうに見える)音楽でも、よく整理して見ていけばなんとかなるでしょう。
パートがしっかりしていないと、合奏はできません。
もうしばらくは、パート練習しましょうね。
レッスン日 2018年5月16日(水) 16:30(こうき)
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